あらすじ
あの部屋にいる人は、みんなみんな、死んじゃうんだよ……人形のように美しい女の子が予告する、謎の連続飛び降り自殺。母と娘の異常な関係がもたらした復讐の連鎖が今、あなたを襲う!!映画化された最恐ホラー。
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Posted by ブクログ
大石さんといえば「生きた人間の恐怖」を主に書かれる作家さん。そうだよねえ、現実問題一番怖いのはなんといっても生きた人間だよ……などと思っていたけど。
前言撤回。やはり一番怖いのは怨霊です。
怖い。とにかく怖い。見え隠れする怨霊の気配が怖いし、生前の「彼女」の歪みっぷりも怖い。意味深な発言を繰り返す少女の存在も妙に怖い。だけど一番怖いのは、数回描かれる惨劇シーンが、あえてまるっきり同じ文章を用いて繰り返されている部分。これがまるで抜け出せない呪縛のごとく恐怖を増幅。ああもうたまんないっ。
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なかなか怖い小説でしたが、読むにつれて怖さよりもなんとも悲しい気持ちになりました。
この小説のもう一つのテーマである、母と娘の間の葛藤。なんとも怖くも悲しい小説でした。
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マンションの1303号室。
そこに越してきた人はみんなベランダから落ちてグチャグチャになって死んでしまう・・・
大石圭が書くホラー小説。
う〜ん、私としてはホラーよりも、今までの「リアルな人間の怖さ」、が好きだなぁ。
てか、表紙が怖いんですけど(笑)
Posted by ブクログ
1303号室の住人が同じような死に方をする…その描写が繰り返されるので怖い。ちょいグロテスク。
お願いだから巻き添えにしないでくれ〜と突っ込みながらも怖かったです。
Posted by ブクログ
うーん・・・。
いつもの大石さんの作品の方が怖い。。
母親と娘の関係が、物語の後ろにあるけど・・・
正直、あんまりいらないかなあ、と思いました。。
とにかく人が死にすぎて「ありえんだろ」と思ってしまうま。また謎の少女も謎すぎる・・・。
消化不良。。
Posted by ブクログ
分厚い本だったけど、すんなり読めたかな。
表紙怖すぎーと中学生の頃周りの子にビビられたあの頃が懐かしい。
なんとなく事の発端は子離れできない母親にありそう。
Posted by ブクログ
怖かったけどいまいち。
そこまではらはらしなかった。
映画とか映像化したら面白そうだけど。
これに出てくる死者の娘のほうと被害者?の姉の性格を足して2で割ったら自分みたいだなーと思った。
Posted by ブクログ
この1303号室を読んで最初の印象はやはり『呪怨』?
呪怨にかなり影響されてる作品なのかな?と思いました。
でもまぁ、なんとなく映画にもできそうな話だなぁ。。と思いながら読んだんですが、すでに映画化されてましたね(笑)
映像の方が恐怖かもしれないです。なので楽しみです。
【あるマンションの13階から飛び降りた若い女性。実はその13階の部屋には秘密があった・・・】そんな内容です(笑)
ホラーサスペンスなのであまり言っちゃうと面白くないかなと(^-^;
全然関係ないけど表紙が気持ち悪いですよね(-o-;
Posted by ブクログ
本の表紙からして、恐そうなので、ドキドキ、ワクワクしながら読みすすめた。
1303号室に引っ越してきた人は、必ずベランダから落ちて死ぬ。。。その部屋には、いったい何が。。。!?
ベランダから海の見えるマンション、始めてそこを訪れた人は、この部屋の見晴らしに思わず声を上げる。。。それほど素敵な部屋なのに、引っ越して住んでみると、何か不穏な空気を感じる。。。
肉のような何かが腐って溶けて、どろどろになって崩れていくときのような、吐き気がこみ上げてくるような不吉な臭いとともに、そいつは現れる。。。見えないけれど、そこに居る。。。髪の長い女。
全て、自殺と判断されてしまうのだが、実は、すべて、そいつの仕業。。。
ホラーにしては、それほどの恐怖を感じなかったわけは、その部屋に怨念をもたらす女性の心情とかが織り込まれていて、もう一つのストーリーである、母と娘の葛藤と、その悲しさみたいなものも理解できてしまうからなのかもしれない。
Posted by ブクログ
いつもの大石さんが書くホラーとは違って、オカルト系のホラー
読み始めてから呪怨に似てると思った。主人公の性格も。
お隣に住んでいる「大きくならない契約」をした少女が凄く気になるのですが…;