大石圭のレビュー一覧

  • 絶望ブランコ

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    空中ブランコで活躍する親を持った異父姉弟の話。
    貧しいながらも、楽しいサーカス団生活を送っていたが、ある日、フライヤーである母親の転落事故により、ふたりの人生は大きく変化する。
    決して、褒められた生き方ではないけど、お互いを思いやる優しさが切ない。

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    2009年12月17日
  • 呪怨 黒い少女

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    呪怨-白い老婆の対になる作品である。怖いもの見たさでよくホラー映画を見るのだがこの作品はまだ見たことがない。いずれ見たいと思う。この作品は対になってるだけあってもうひとつの方をみるとなるほどなと納得できる記述が多い。こちらもやはり夜には読みたくない作品である。

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    2009年12月07日
  • 絶望ブランコ

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    盲目の娼婦の姉と、連続殺人鬼の弟。
    う~んこう書くとなんかイメージそそられるんだけど、読んでみたら意外と・・・・拍子抜けみたいな^^;
    ちょっと中途半端な感じ。残酷的にもエロ的にも。

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    2009年12月02日
  • 人を殺す、という仕事

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    大石さんの話が少し変わった?
    絶滅した動物への哀悼と殺した人類への怒り。それとこの殺人が微妙に結びついているのかいないのか、、、最後まで読んでなお分からなかった。でもその不思議なところが良かった。

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    2009年11月08日
  • 檻の中の少女

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    おっさん×自分の娘の話です
     後半の主人公がアレになっていく様をもう少し綿密に書いていたらよかったと思う

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    2009年10月08日
  • 女奴隷は夢を見ない

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    仕入れされた女の奴隷オークション。
    買うのは男らしい。
    考えによっては、存在する可能性もあるかも。
    コレも怖くはないが、女だけが奴隷という設定は納得がいかない。
    男を欲するユーザーもあって良いと思う。
    今後、逆バージョンの作品を期待する。
    '09.08.18読書完了

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    2009年10月04日
  • 処刑列車

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    この作品は、まさに人間の狂気の恐ろしさをあらわした作品だと思います。線路沿いに停車した列車の中で、自らを”彼ら”と呼ぶ犯人たちが乗客達を次々に”処刑”していく様は、ある意味では幽霊が登場するホラー作品より恐ろしいと私は感じます。さらに、物語の終盤になるにつれて犯人たちの正体や目的などが明らかになっていくのですが、そこにも考えさせられるものが色々とあります。他のホラー作品とは違う恐怖を味わえます。

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    2009年11月12日
  • 処刑列車

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    面白いが、「彼ら」と仲間達との関係性があいまいで、随所に詰めの甘さが感じられ残念。是非、映画版をみてみたい。

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    2009年10月04日
  • 女奴隷は夢を見ない

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    シチュエーションを考えれば怖い。
    奴隷商人という職業や、
    人身売買する人間が居るという仮定的話だとしても。
    コンセプトには興味をひかれたし、
    文章も読みやすかったが、
    読後感はどんより。

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    2009年10月04日
  • 水底(みなそこ)から君を呼ぶ

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     花火を見てお酒を飲み、気分が良くなった美奈子、有佳利、静香、詩織の仲良し4人組は夜のプールへと忍び込んだ。綺麗で幻想的なプールはとても楽しかったが、いつのまにか有佳利の姿がない。残る3人が必死に探すも見つからず、水面にはまるでその有佳利の代わりのように、白いカラツチの花が浮いていた。その花を見た3人は恐怖に凍りつく。そしてその3年後・・・今度は新婚旅行で訪れたニューカレドニアの海で、夫とダイビング中に美奈子が突然姿を消した。水面にはまた同じく、白いカラツチの花が漂っていた。

     好きな男が結婚してしまうのを妬み、相手の女を殺してうまく自分が恋人の座におさまったものの、恨みで霊に復讐されるとい

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    2011年10月18日
  • 死者の体温

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    主人公が犯罪者。
    絞殺に快感を覚える異常者で、話が進むに連れてドンドン人を殺していくんだけど、
    さすがにこれは疑われなさ過ぎだろ。
    死体腐敗の描写がエグい。
    心理描写も細かい。
    非常に怖い本です。

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    2009年10月07日
  • 自由殺人

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    ビルを一つ、簡単に吹き飛ばすことのできる爆弾を手に入れたら、あなたはどうしますか?
    警察に届ける・使う。選択肢は2つでも、人の数だけ物語が生まれます。
    主人公と犯人、そして爆弾を前にした10人の一般人。

    とーっても読みやすい。
    さくさくっと話が進んで、さくさくっと大爆発。
    犯人とラストがあまりにも想像しやすく、意外性がないのは残念。

    産後初めて読んだ長編小説。

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    2009年10月04日
  • 女奴隷は夢を見ない

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    ・・・人間を奴隷として売買する話・・。

    旦那に売られる奥さん、

    親に売られる娘、

    もしかしたら、日本でも本当にこんな事が

    あるのかも・・・と思ってしまう本やった。

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    2009年10月04日
  • 子犬のように、君を飼う

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    マカオのカジノで出合った少女。娼婦である少女との快楽の日々。
    しかしいずれ日本に帰る日が・・・。
    なんなんだろう。なんかイライラしました。二人とも勝手だし浅はかだし。
    あ〜なんか初期のころのような作品が読みたいよ。ちょっと最近欲求不満。

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    2009年10月04日
  • 人間処刑台

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    ルール無用の格闘技、アンダーグラウンドの世界で戦う男たち。
    まさに命を懸けた戦いを描く。
    う〜ん、格闘技に興味ないからなぁ・・・・なんかいまひとつでした。
    いつストーリーが動くの?・・・・あ、このままですか、みたいな。
    いつもとは違う感じの本でしたね。

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    2009年10月04日
  • 履き忘れたもう片方の靴

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    自分の欲望を持たない人間が自分の中に住んでるのかもしれない。
    それでも、それはとても切ない事で、
    欲望を表に出す人間をとても羨ましく思う。

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    2009年10月04日
  • 女奴隷は夢を見ない

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    アングラ系雑誌でまことしやかに囁かれる横浜奴隷市場の話。
    自分が高く売られるためのパフォーマンスをした樹里、売られずに戻ってきて謝ったナターシャ、新しい主人に会ってご飯の心配をするアプサラ。
    現実を受け入れたときの開き直り加減というかしたたかさというか、女のほうが強いのかなと思った。

    貧富の差というのは生まれた境遇、環境に左右されるものだと著者があとがきで書いていたが、それはいかんともしがたい事実で、どうすることもできないのもまた然りだと思う。
    明日の寝床と食事の心配をしなくていい自分の環境と境遇を感謝することしかできない気がする。

    gift 08/12/17 read 08/12/18

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    2009年10月04日
  • 女奴隷は夢を見ない

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    見世物小屋を眺める気持ちで読めばなんということは無い。やたら帯で「怖い」を強調してたけど、こんなエンターテイメントな小説も無いだろう。とは言え心の優しい女の子は読まない方がいいかもしれない。

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    2009年10月04日
  • 人を殺す、という仕事

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    ホラー小説の文庫本です。
    大石さんファンからは不評だったけど
    私には面白かったです。
    相変わらず続きが気になる書き方で
    サクサク読めて最後もこうなるんじゃないかなと
    言う予想を若干裏切ってくれてよかったです。

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    2009年10月04日
  • 水底(みなそこ)から君を呼ぶ

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    文庫本です
    久しぶりに大石作品読みました!
    フツーにさくさく読めました。
    ただ、残念なのは展開が早い段階で読めることと
    設定にちょっとムリがあるというか・・
    妻が行方不明になったらまず思い出すのが犬って
    変でしょ?なんで忘れてるんだ?と疑問でした。
    そんなすごい過去があってそれをキレイに忘れて
    暮らしてるって設定に疑問でしたね。。

    でもホラーだしね。
    トータル面白かったです。

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    2009年10月04日