大石圭のレビュー一覧

  • 地下牢の女王

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    ストーリーは、とある売れっ子作家とその熱烈なファンの物語‥
    所々に、作者の他の作品が出てくるんだけど、本編とは若干ストーリーが異っててなんだか得した気分に(^^)
    衝撃の結末まで目が離せませんでしたw

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    2013年09月03日
  • 苦い蜜

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    平凡で幸せに暮らす夫婦と娘の隣りに住む美貌の未亡人が三人の生活に執拗に介入して来る…そして、驚愕の事実が…

    官能とホラーが渾然一体になった作品。最近、大石圭さんの作品は低迷していたのだが、久々に面白かった。

    しかし、後味は非常に悪い。官能ホラー・イヤミスといった感じ。

    最近、話題の壇蜜にインスパイアされた作品だろうか。

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    2013年04月17日
  • 女が蝶に変わるとき

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     離婚後訪れたホテルで、彼女は新しい出会いをする。

     大石圭にしちゃ、エロ度は低いですww
     ま、ちょっとエグいけど。つか、○が苦手な人は、逃げた方がいいよ(表紙で危険を察してください)

     なんか、気負いがあるなって思ったら、デビュー2作目を書きなおしたそうな。
     …2作目にして、すでに作家としての方向性が決まってるというか、その後も軸がぶれないところが、すごいなと思うんですけど、大石氏。

     なぜ彼女は、そのホテルにいくことになったのか。そもそも、そのホテルの経営ってどうなってるのとか、つっこみどころは満載なんだけど、それを無理矢理ねじふせていくようなパワーがすごいです。
     つか、そのね

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    2013年03月28日
  • 女奴隷は夢を見ない

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    平等なんて幻想に過ぎない。

    平和とか、平等とか愛とかを私は日常で語りたい。
    語るために、色々な視点が見える小説は重宝している。そんな重っ苦しいこと抜きにしてもこの本は一気に読んでしまった。
    素晴らしく感動するシーンもなかった。ただ、そこにはなにもなかった。

    絶望、金、支配欲、性欲
    そんなものがありふれてる世界を許せないとは思うが、一方で仕方のないことだとも思った。
    ただもう少し売買される女性の視点をドロドロと書いたものを期待したので星四つにした。

    感情の起伏がない奴隷商人は個人的に好きだ

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    2013年03月08日
  • 赦されたい

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    本書はある女性が自らの人生を振り返る様を描いた小説です。

    彼女は生まれついての美貌の持ち主で、学生時代から行なっていた水商売が縁で知り合った男性とデキ婚。
    一人娘を得るも新生活に破れ、娘を夫のもとに残して離婚。
    その後、再び夜の世界に戻るがかつての様に売れっ子にはなれず、借金にまみれ、出張売春婦へと転落しました。

    そして今、末期ガンの宣告を受け、ホスピスで死を待つ身。
    その時になって初めて、かつて自らが拒み、後には拒まれる事になった一人娘に会いたい、死ぬ前に一目会いたいとの必死の願いを抱いたのですが・・・


    病室の外に見えるヒヨドリの子育ての様子、かつて自分を買った男たちの思い出、死に目

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    2013年02月19日
  • 赦されたい

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     離婚後、娼婦をしていた主人公は、末期ガンになる。ホスピスで死を前に、彼女は赦されたいを願う。

     大石圭なので、でもって娼婦してたって設定なので、彼女が回想するのは短い結婚生活と客とのやりとりなのである。
     まぁ、それはおいといて…。
     普通にストーリー的には、カタルシスがあるべき話だと思うのだけど、なんかそれがないんだよね。
     最後に、…なんだけど、それができすぎていて最後の最後にひねりがあるのかと思ったぐらいだ。

     結局、彼女は最後まで自分の美貌だけが好きで、自分自身は好きじゃなかったんだろうな。
     そして、誰のことも好きじゃなかったんだろう。
     自分がやってきたことを、否定しつつも、

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    2013年01月27日
  • 水底(みなそこ)から君を呼ぶ

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    私は許さない(大)
    私は許さない(中)
    私は許さない(小)
    の帯に惹かれて購読。

    「わたし」と語る女性が誰なのか、中盤まで分からないままに引き込まれました。
    華やかな美女・美奈子の性格の悪さが物語を引き立てています。
    そりゃあ、同情できないわ。
    読後感は良いものではないけれど、「愛」の物語としては完結しているのかな。

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    2016年01月14日
  • あの夜にあったこと

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     なにはともあれ、帯見てびっくり。

     「甘い鞭、映画化決定」ですってよ。
     
     わ。よりにもよってあれか。すんごい悪い予感がひしひしするんですけどね。なんつ-か、大石氏の魅力ってある意味現実感のなさ、生活感の希薄さなんだと思うんだよね。が、邦画ってこれでもかって、リアリティとか生活感出すもんなぁ。
     …外国を舞台に移して、っていうならいいような気がするんだけどな。

     とはいえ、大石氏がメジャーになるのは嬉しいような、こそばゆいような…。
     
     私としては、ニッチなマニアックな作家のままでいてほしかったが、まぁそれじゃ、生活がたいへんだろうと思うしね。ふむ。


     で、本作。
     派遣で働いて

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    2012年12月25日
  • 殺人鬼を飼う女

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     大石圭らしい面白さがありました。最後まですらりと呼んでしまうことができました。
    終わり方も良かったです。

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    2012年11月16日
  • 自由殺人

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    あるクリスマス・イヴの日を境に「隣人愛」という言葉は消えた。

    サイコパスの殺人鬼が起こす事件というのではなく、ごく普通に
    生活している人々がアタッシュケース(大きな力)を受け取ることにより、
    悪魔の心宿す。

    ヒロイン(主人公)の葉子の強さに 圧巻されました。
    マラソンという競技自体、精神的な部分が大きいスポーツだとは
    思いますが、肉体を超えて、精神だけで走るというのは
    いささか、無理難題に思えます。
    彼女もその力を一度は得た人物ですが、何の迷いもなく
    警察に届け出ます。
    その後の展開は葉子の精神力が事件とも深く関わっています。
    というか、アタッシュケースをクリスマス・プレゼントとして
    配っ

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    2012年11月12日
  • 自由殺人

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     大石圭といえば、エロさだと思っていた僕は今までとは違う作品だと思いました。
    それでも、それぞれの人間の思想は大石圭らしさを感じました。
     最後まで読んだ感想としては、ナオコの中に住む「強い生き物」が生まれた原因の発端などが知りたかった。

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    2012年10月28日
  • 復讐執行人

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     様々な知識を得ることが出来る、という作品ではありませんが、面白い作品でした。
     この作品は今まで読んだ中で一番大石圭らしくない作品でしたが、やはり雰囲気はあります。
    上手くまとめることができませんが、結末も中々良かったと思います。

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    2012年10月16日
  • 絶望ブランコ

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    サーカスで空中ブランコ乗りとして活躍する両親。
    キラキラした世界の中で、父親が違えども仲良く生きてきた姉弟。
    だが、母が事故に遭ったことで…家族はバラバラになってしまう。
    仕事が続かない父と暮らし苦労する弟。
    冷たい母に虐待され、視力を失い、結婚相手にも暴力をふるわれ捨てられた姉。
    姉弟が一緒に暮らし始め、そこには穏やかな幸せがあるように思えたが・・・。


    過去の場面が出てくる度、今現在姉弟二人がどれだけ幸せなのか、どれだけ今の生活を大事にしているのかが痛いほど伝わってきます。
    お互いがお互いを深く思い合ってるのが、至るところに垣間見えて…だからこそ隠しごとをしている辛さも。

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    2012年09月22日
  • 自由殺人

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    ネタバレ

    この世はというかここ日本では
    今のところ金さえあれば何でも買える、
    そう…こんなものもな!

    銭ゲバ大好き43zoomです。

    原作も大好きですがドラマ化されたときに松ケンが
    「お前たち金持ちはこういうのが好きなんだよなあ?」
    とつぶやくところが大変につぼで
    うん!わかるわかる!と心震えた次第。

    それはさておき運命のいたずらか
    無作為的に(実は作為的に)複数人に届けられたアタッシュケース。
    付記された手紙によると半径50mは木っ端微塵にする
    爆弾が入っているとのこと。

    リストラされ家族には無視される中年、
    第2次大戦で友人たちを全員亡くし生き残ってしまった老人、
    恋人もなく職場でバカにされ

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    2012年07月10日
  • 邪な囁き

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    大石圭さんは「呪怨」の作家さんとして知られているかな。
    「呪怨」も発売禁止寸前までいったんだけど…。
    この「邪な囁き」もよくR指定にならなかったなと思ったくらいに…底暗い。

    まぁ、R指定っていうのは映倫が指定するものなわけで、書物に対してどうなのかは分かんないけど、あの「スワロウ・テイル」ですらR指定になってるのに…。
    この本はあまりにも刺激が強すぎる。
    非現実的ならそうは思わなかったかも。
    どこか現実に近くて、危険すぎる。

    けど、人間の真理を問うような類は結構好きで、思わず読み進めちゃった。
    誰しも心の中に闇の部分を持っていて、それは些細なことを発端にすることが多いんだけど、たとえば運転

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    2012年06月12日
  • 人を殺す、という仕事

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    ネタバレ

    大石作品は、相変わらず本当に読みやすい。

    冒頭から、妊婦の殺害シーンという衝撃的なスタート。
    「C」からの手紙に従うまま、どんどん殺人に手を染めていく「僕」。

    何度も繰り返される惨劇と事件。

    後味がとても、悪い作品です。
    生々しくて、とても、怖い。

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    2012年05月16日
  • 殺人勤務医

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    ネタバレ

    主人公は35歳の容姿端麗な堕胎専門産婦人科医師。
    仕事でも子供を殺しまくり、実は私生活でも殺人を犯しまくっている、猟奇なヒトの、話。

    色々細かい描写が、自分の中での想像をしやすい感じでした。
    普通にありそうな日常や、主人公の心理に共感できる部分があったりするのが、たまにぞくっとします。

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    2012年05月16日
  • 人を殺す、という仕事

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    ネタバレ

    絶滅動物の紹介が意外と興味深く読んだ。

    依頼主は本当にいるんだろうか?自作自演?多重人格では・・と読み進めて最後のミッション成功に驚きとその後の穏やかな生活を想像すると、とても不思議な感覚に襲われた。

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    2012年05月06日
  • 愛されすぎた女

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     タレント崩れの女が、結婚相談所で紹介されたのは、4度の離婚歴はあるものの年収は1億を超える男だった。

     とっても、大石圭らしい作品です。
     なんで、痛いの苦手、って方はちょっとやめといたほうがいいかもww

     にしても、この夫婦の人物造形が怖い。
     タイトルに「愛」があるものの、虐待を繰り返す夫も、金に目がくらんでる妻も、まったく愛がわかってない。
     そこにあるのは、お互いの欲望だけだ。
     
     人の堕落を救うのは教養、だったか知性だったか、何かで読んだ記憶があるんだが、二人にかけているのはそれで、教養や知性は育まれるものなのだろう。そして、二人にはそれを育んでもらえる人も、環境もなかった。

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    2012年03月27日
  • エクスワイフ

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     「異形な愛と欲望を鮮烈に綴る全八篇」
     で、大石圭らしい短編集。

     にしても、登場人物の年齢が結構高いのがよい。
     でもって、ほんのり希望があるのがいい。

     人は、愛欲で生きてるわけじゃないけど、それがないと空虚だ。けれど、だからといって空虚なままで生きていけないわけじゃない。
     という、なんだか矛盾してるようなことを、さらっと描いてるところが、なんだか深いなと思うのであった。

     …毎度思うけど、ご飯がどれも美味そうだよなぁ。

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    2012年02月06日