大石圭のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
大石圭『プロミス・ユー・ザ・ムーン』角川ホラー文庫。
何時もながらのエロティック・サスペンス小説。ホラーの要素は無いのに何時も通り角川ホラー文庫から刊行されるという不可思議。タイトルの意味は『できるはずのない約束』。
何時も通りのエロい女性主人公が酷い目に会い、何となく予想の範囲の結末を迎えるという何時も通りの作品。
随分とオウム真理教に似た描写があるなと思ったら、あとがきによると著者はあの土谷正実と幼い頃からの知り合いだったらしい。死刑が執行された土谷正実を擁護するような文章があるが、それならば新興宗教を主軸にした小説を仕立てた方が余程面白いと思う。
母親の再婚した相手に15歳の時 -
購入済み
話が凄惨な事件の起こった7年前と、現在を行き来していて、さらに複数の人間からの視点で書かれているので2回は読み返さないと腑に落ちないと思う。ただ怨念の恐怖を描写したいのか、事件の凄惨さを訴えたいのかいまいちはっきりしないという印象だった。
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Posted by ブクログ
ネタバレ10年以上前に読んだ本を再読。
主人公の古河先生がダークヒーローのような扱いにならないよう、配慮して作られているように感じた。
一歩間違えば『DEATH NOTE』のキラのような存在になってしまいかねないが、そうではなく、あくまで私利私欲のために殺人を犯す存在として、ギリギリのラインで描かれていると思う。
また、(物語としての要素が強くなってはしまうが)反出生主義を語る上での一資料としても有効なくらい、産まれること/産まれないこと、生きること/死ぬことについて考えた上で書かれているように感じる。
特に、「あとがき」の「生まれたことと、生まれなかったこととのあいだに大差はない。生まれて来られた