【感想・ネタバレ】名前のない殺人鬼のレビュー

あらすじ

僕は周りの人たちにシュンと呼ばれている。
でも、この国の戸籍にそんな名前の人物はいない。
だから人を殺しても構わない。
僕は名前のない殺人鬼なのだ――。

弁護士の李子からの依頼に従い、嗜虐的な趣味をもつ男に女装して近づき次々と殺害していく、戸籍を持たない少年・シュン。
ある日、彼らの平穏な日々を揺るがす驚愕の相談者が現われる!

若く美しい連続殺人鬼の自らの人生との対峙を端正な筆致で描き上げる、著者渾身の長編小説。

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

大石圭『名前のない殺人鬼』角川ホラー文庫。

角川ホラー文庫からの刊行なのだが、ホラーではない。安っぽいエロチック・サスペンスという内容だ。

母親に棄てられ、無戸籍のまま、弁護士の李子に支えられながら生きるシュンは、李子に依頼されるままにDV男性を殺害する。依頼を果たせば、シュンには李子の肉体という褒美が与えられ……

本体価格720円
★★★

0
2022年12月30日

「小説」ランキング