あらすじ
ある家で、司法試験に落ちた息子が家族5人を次々と惨殺し、自らも首を吊って死んだ。死ぬ瞬間を彼が録音したカセットテープには、彼の声とともに少女の不気味な声が録音されていた……。
...続きを読む感情タグBEST3
Posted by ブクログ
始まりの部分の不思議が分かった時凄く怖かった。
犯人が殺害を犯すに至った経過が凄く生々しいというか、誰でも同じ状況に至ったら精神的にやられてしまうと思うので読んでいてその状況には同情したし切なかった。そこからの狂いっぷりは全く理解出来ないけど…呪怨シリーズ何作か読んでるけど、今回もグロい。でも、今回は殺されない人もいてそこは良かった。後から、伏線回収で謎がわかるところは今回もキャーとなって私的はやられた!と思って面白かった。評価低くて悲しい(笑)
Posted by ブクログ
呪怨シリーズでもかなり新しめの作品である。自分が興味をもつのは大抵の場合映画化やアニメ化されたものが多い。見比べることが出来るからだ。この本もやはり呪怨シリーズならではの表現が多い。ネタバレになるので深くは書かないがなるべくなら夜には読みたくない作品である。
話が凄惨な事件の起こった7年前と、現在を行き来していて、さらに複数の人間からの視点で書かれているので2回は読み返さないと腑に落ちないと思う。ただ怨念の恐怖を描写したいのか、事件の凄惨さを訴えたいのかいまいちはっきりしないという印象だった。