神永学のレビュー一覧

  • 悪魔の審判

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    正義と悪

    正義が何か、悪とは何か。人の心は、いつの時にも正しい事を選べるとは限らない。悲しく、苦しい選択に迫られる心は冷静に考える事ができるのか。ハラハラ、ドキドキ、冷や汗も…。シリーズ3で切ない想い、また離れてしまった2人の次の物語はもう始まっている…のかも知れない。

    #怖い #ドロドロ #ドキドキハラハラ

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    2024年02月24日
  • 心霊探偵八雲 COMPLETE FILES

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     一日に三冊も本が読める。天国だ。京極夏彦先生との対談とか色々魅力はあるけれど、やっぱり最高なのは「それぞれの明日」。正当な後日談が読めるのは願福としか言いようがない。特に、八雲の告白シーン!どうなるかと思ったけどさすが神永先生!完璧なシーンを用意してくれた。
     さて、これで八雲シリーズも一区切り。22冊にも及ぶシリーズを読破できた。いやぁ長かった。でも幸せだった。だが、八雲はまだ終わらない!一旦八雲からは離れるけれど、またいつか。次は講談社文庫でお会いしましょう。

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    2024年01月26日
  • 心霊探偵八雲 ANOTHER FILES 沈黙の予言

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     八雲の中で一番ミステリーしてるかもしれない小説。クローズドサークルが出てくる時点でもう大満足。登場人物が残らず事件に関与しているのが嬉しいね。工藤ありさを死に追いやった高部、吉田、珠理奈を糾弾するために手を組んだ赤松、奈津美、光恵、桂木。しかし、その裏で孫と娘の恨みを晴らすべく暗躍する光恵。「仕方ない」の言葉がどれだけおぞましい言葉か。僕にもよくわかる。「仕方ない」なんて言葉は自分自身にしか使っちゃいけないんだよ。それも、最後の最後まで。

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    2024年01月26日
  • 心霊探偵八雲 ANOTHER FILES 嘆きの人形

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    亡霊の呻き
     どっちかっていうと人情話に近い。でも、それもそのはず。幽霊は何かを伝えたくて出るんだから、伝えたいことが善性によることならそれは人情話になるのは当然だ。

    亡霊の影
     晴香の成長を感じる話。ヒロインらしく泣き虫で弱い晴香だけど、今回は空回りとは言え幽霊の思いに近づこうとした。これもシリーズが続くがゆえのたまものだ。

    嘆きの人形
     ほうとうが食べたくなった。やっぱり晴香はヒロインだなぁ。

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    2024年01月25日
  • 心霊探偵八雲 ANOTHER FILES 亡霊の願い

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    劇場の亡霊
     八雲の初の短編集。短いだけにそこまで幽霊が絡むことはないと思ってたから犯人の予想は立てやすかった。演出家ってのはつくづく難儀な生き物だなぁなんて思う。

    背後霊の呪い
     やはり短編集は話の筋が読みやすい。その分ぐいぐい読める。父親の愛情は時に呪いとなってしまう。人間の心はやっかいなものだ。八雲は時折人の気持ちの不思議さをわかったようなふうに語るときがある。今回で言えば父親の愛情がそうだ。普段は人の善性を信じてないくせに、どうしてこうもわかったような口をきけるのか。それは八雲が心の底では人の善性を信じているからなのだろう。

    魂の願い
     ナツキが共犯ってことまではわからなかった。八

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    2024年01月24日
  • 心霊探偵八雲 ANOTHER FILES 裁きの塔

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     色々な思惑の絡み合った事件だった。ややこしいのでまとめてみる。3年前、西澤、桜井、水原、瀬尾の4人が乗った車が恩田先生、そして花苗の親族を轢き殺してしまう。唯一記憶のない瀬尾はその交通事故の犯人にされ、水原は自殺してしまう。水原からの遺言を受け取った恩田先生は西澤、桜井に贖罪の意志がないことを確認した後に復讐を決意する。花苗は西澤に水原の幽霊を見せたが、西澤は水原の死の原因が桜井の盗作にあると誤信し桜井の殺人を決意し、止めに入った花苗を殺してしまう。これは、恩田先生、花苗、瀬尾が共謀して行った復讐の物語。
     八雲はずっと人を信じることができていなかったけれど、今回は特に苦しむことになる。これ

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    2024年01月24日
  • 心霊探偵八雲 ANOTHER FILES 祈りの柩

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     人の心とはかくも不思議なり。今回の事件は桐野の死の真相についてはかなり早い段階から予想がついていた。でもそっから先がわからない。久美の死とどう関わっているのか、賢人の隠し事は何なのか。そして、久美は何故歌い続けるのか。この謎は人の心の不思議さが生んだものだ。人を殺してはいけないと信じながらも自殺を決意する牧師、自分の過去を塗り替えて復讐心を燃やしながらそれを隠して屑と仲良くする弟、父を奪った相手と恋に落ち自分を殺した弟を許し目的を果たしても尚歌い続ける姉。霊とは心の表れ。人の心の不思議さが全面に出てもおかしくはない。
     Anotherfilesではレギュラーキャラの深掘りが行われるようだ。願

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    2024年01月23日
  • 心霊探偵八雲 SECRET FILES 絆

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    ネタバレ

    それぞれの願い
     ようやく明かされる奈緒の出生、一心の恋、八雲の絶望。明美先生がどれだけ八雲の今に影響を及ぼしたか。人は何かのスイッチで人生が良い方にも悪い方にも転がる。明美と出会ったことは八雲の中で大きなスイッチだった。そしてその6年後、八雲はもう1つのスイッチと出会うことになる。

    亡霊の叫び
     後藤刑事みたいな信念を僕も貫きたい。目の前の命を等しく救う。そこに理屈なんていらない。僕が敬愛する名探偵の信念を後藤刑事も持っている。そのまっすぐさがあるから八雲も心を動かされるのだろう。

     負けヒロイン推しの気持ちが少しはわかった気がする。最初に読んだときに、佐知子はただのアホだと思った。上っ

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    2023年12月26日
  • 心霊探偵八雲12 魂の深淵

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     八雲、完結。僕が読み始めたときにシリーズが続いていて、かつ完結した数少ないシリーズの1つ。最初は父が録画していたアニメから入って、小説に進んでいった。最初はめちゃくちゃ怖いやんと思っていたシリーズだったが読んでいくうちにキャラクターがどんどん好きになっていった。絶望した人間が人の暖かさに触れるありふれた流れではあるんだけど、そこが良い。シリーズを一気読みすることでどのタイミングで晴香への態度が軟化していったのかとかがわかって嬉しくなる。10年近く読み続けてきたシリーズ。こうやって手元に全て残すことができてとても満足している。
     八雲、闇落ち。今までもその危うさが幾度となく示唆されてきたことだ

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    2023年12月21日
  • 心霊探偵八雲11 魂の代償

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     7巻以降の話は雲海の過去を追う話だった。梓との別れ、自身の出生、憑依する計画、孤児院、と来て最後は最近の話に。雲海という男の絶望を追っていくうちに、雲海がどんどんと憐れになる。それと同時にどんどん雲海の存在は希薄になっていく。絶望した人間としない人間はどう違うのか?それを問いながら最終巻に物語は突入する。

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    2023年12月21日
  • 心霊探偵八雲9 救いの魂

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    ネタバレ

     今回は話が入り組んでいるから整理を。檜山を殺した犯人は教団の教祖。檜山は優花の実の父親であり父子ともに幽霊が見える能力があった。檜山を教団入りさせたかった教祖は優花の部屋で口論になり優花を突飛ばし檜山を殺して逃亡する。後に部屋に入った秀明は優花が殺したものと思い込み檜山の死体を遺棄し、優花は強盗にあったことにした。しかし、檜山の死体が見つかったため、自室志願者の井口を唆して自殺させ、井口を優花を襲った強盗犯にしたてあげた。檜山は優花が殺人犯ではないことを伝えるために霊となっていた。
     八雲の家系以外にも幽霊が見える家系が登場。果たして凛と関わりがあるのか。その答えはもしかすると次回に。

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    2023年12月17日
  • 心霊探偵八雲8 失われた魂

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     探偵がピンチになる話は燃える。雲海と梓、一心は異母兄弟。では、八雲と奈緒は?その答えはもう少し先に。

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    2023年12月16日
  • 心霊探偵八雲6 失意の果てに(下)

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    第1期終了。八雲が現在を受け入れることを決意した話。一心の死はとても悲しいけれど、物語はここからどんどん加速していく。

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    2023年12月14日
  • 心霊探偵八雲5 つながる想い

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    ネタバレ

     石井がグッと成長するのが感じられる話。それと同時に八雲が晴香をどれだけ認めているのかもはっきりとわかる話。これが次巻の布石になっていく。

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    2023年12月14日
  • 怪盗探偵山猫

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    めちゃくちゃ面白かった。
    テンポがよく、サクサク読めた。
    山猫が器用すぎて展開が予測できない。良〜!!
    他のシリーズも読んでみる。

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    2023年12月12日
  • 心霊探偵八雲4 守るべき想い

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    ネタバレ

     登場人物に無駄がないからパズルみたいにパチパチと手がかりが当てはまっていく様子が楽しい。最恐の敵七瀬美雪も登場し、物語はどんどん狂喜を帯びていく。前はそんなに思わなかったけど、今読むと晴香のまっすぐさが読んでいて清々しいから怖い話でも気持ちが楽に読めるように思う。

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    2023年12月09日
  • 心霊探偵八雲3 闇の先にある光

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    ネタバレ

     再読だからか狂言であることはすぐに察しがついた。ウッシッシ。今作の後藤刑事の言葉は前からすごく印象に残っている。「なぜだ!なぜ生きようとしない!」今後僕にもこう思う時が訪れるだろう。死んだ方がいいと思うような奴に出会うときが来る。そのときに迷うことなく火の中に飛び込めるような人間でありたい。他でもない自分自身というものを持っておきたい。

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    2023年12月07日
  • 心霊探偵八雲1 赤い瞳は知っている

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    ネタバレ

     12月はひたすら八雲尽くしにするつもり。晴香がガッツリヒロインしてて、ニマニマしてしまう。このシリーズを一気読みできるのは幸せの一言だ。

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    2023年12月06日
  • 心霊探偵八雲2 魂をつなぐもの

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    ネタバレ

    何回も読んでいる本だからだいぶ駆け足に読んだ。ネクロフォビアって言葉に僕は何年も前から出会っていたんだ。再読までの間に自分の教養が深まっていることがわかってちょっと嬉しい。話も大体覚えていたけどそれでも面白い。すんなりと頭に文字が入ってくるのは神永さんの文章のおかげなんだろうな。

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    2023年12月06日
  • 超怖い物件

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    嘘か真か
    名手たちの家に纏わるオムニバス

    めっちゃおもしろい!
    体験談や明らかなフィクションなどバリエーションに富んでるから飽きないし、それぞれのクオリティが高くて読んでてワクワクした。

    一番好きなのは「やなぎっ記」
    トガハラミ、笛を吹く家、終の棲家、ろろるいの家が良かった。
    特にろろるいはかなり怖くてゾクゾクした。

    トガハラミから読んだせいでまたカニバリズム関連が目に触れることに…

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    2023年11月04日