神永学のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ面白かった!
先が気になりすぎて、後半一気読み。
最初、館で自己紹介した時点で永門はイマジナリーだと確信。催眠療法が始まると、館の登場人物が月島の中にいる別人格だと推理した。
館の出来事は月島の心象風景で、人格争いをしてる?ってことは、ラザロとは別の肉体に人格として蘇ること??
などと、推理が楽しかった。現実と心象風景を見分けようとかなり注意深く読んだ。
久賀の存在がよくわからなかったので、つながりがわかった時はなるほどー!とすっきり。
ただこのまま終わると、まぁ想像内だなぁと思っていたら、最後のところでめちゃくちゃびっくりした。全てがつながり、最高にドキドキした。読み終わっても、興奮してなか -
Posted by ブクログ
ネタバレ完全版の1を読んだ後に、2にいかず本作を読んでしまった。御子柴准教授はいつから登場してるのかわからないけど、問題なく読み進められたので、初の心霊探偵シリーズでも大丈夫かと思う。
三件の事件を通して、黒幕は誰なのかと読み進めていった。一つ目は新築の物件に引っ越したのに、幽霊がいると言う女子大生。彼女は痴漢被害にあったと嘘をつき、その事件により冤罪で捕まってしまい、自殺してしまった男性の元恋人から恨まれ、幽霊のふりをした被害に遭っていた。こういう冤罪で全てを失うのって辛いだろうな〜。痴漢は絶対ダメだけど、冤罪もダメだよね。
幽霊が見えると、つらいこともありそうなのに八雲が毎回なんだかんだと事件解 -
Posted by ブクログ
完全版ということで、加筆修正されているそうですが、前作?を読んでいないのでそのあたりはわからず。
作品自体はめちゃくちゃ面白かったー!一冊に3つの事件が描かれていて、サクサク読めちゃうのも良かった。
左に赤い眼を持つ八雲は、その眼で幽霊を見ることができる。直接的な除霊ができるわけではないが、その能力を使って事件を解決に導いていく。
神永さんは悪魔シリーズが好きなんだけど八雲シリーズも面白そうだなと思ってて、ちょうど1が完全版で出ていたので買ってみました。このシリーズもハマっちゃいそうです。八雲のやる気がないのに結局は事件に巻き込まれていく感じが憎めないし、晴香ちゃんを助けようと奔走する感じも -
Posted by ブクログ
ネタバレ悪魔シリーズの一作目。ですが!!私は3作目から遡って読んでしまったので、正直驚きとかはなかった。
それでも、やっぱり面白い作品だった。事件は結構凶悪だし、描写もリアルで苦手な人は苦手だろうなと思うんだけど。
今作は悪魔シリーズ第一作目ということで、登場人物がこういう人で、どんな出会いをしたのかがよくわかった。
人や物に触れると、その人が体験した記憶を追体験できる能力を持った阿久津とその相棒となった天海という二人の警察を中心に事件を追っていく。人の名前を覚えるのが苦手で登場人物が多かったり名前が複雑だったりすると、あれ?これ誰だっけ?となることの多い私だけど、神永さんの作品にはそれがないんだよ -
Posted by ブクログ
ネタバレ悪魔シリーズ二作目。
なのに私は3作目を知らずに初めて読み、次に手に取ったのは2作目…順番が逆だからこそ、この人は死なないなとかわかってしまう状況で読んでも、やっぱり面白かった。
悪魔と呼ばれる阿久津はかつて警察として働いていたが、警察では捌けない悪人を殺害した。阿久津は、人物や物に触れるとその記憶が追体験できるという能力を持っており、それを駆使して悪人を追い詰めていた。二作目の今作では、阿久津は拘留所におり、自由に動くことはできない状況。その中で元パートナーである志津香から捜査に協力を依頼されいていた。警察内部にまで広がる闇、それぞれの知られたくない過去。いやー、本当に最後までどうなるの?