藤田晋のレビュー一覧
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【アメーバピグ誕生までの歴史をリアルに絵描く】
サイバーエージェントの成長秘話を藤田晋社長自ら語った一冊。非常にリアルに描かれていて、その時味わった辛さ、孤独感、憂鬱さをまじまじと感じ取ることが出来る。
ピーターティールの『Hard Things』もこれに近いが、あっちは正直規模が違いすぎて現実味を感じない。
藤田さんの方が、日本人ということもあれば額が一桁くらい違うこともあって親近感が湧き、リアル。(決してCAが劣っているとか言っているわけではない。CAを育て上げた藤田さんは本当に、本当にスゴイと思う)。
上場社長でもなお、何かを起業初期のように学び続ける姿は尊敬に値する。というか、そ -
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本書は出版とIT。その最先端を突っ走る業界で親子ほど歳の離れた二人の経営者によるベストセラーの第2弾を文庫化したものです。『熱狂』することの重要さを深く考えさせられると共に示唆に富んだ話が満載でした。
いまや飛ぶ鳥を落とす勢いでベストセラーを連発する出版社、幻冬舎の見城徹社長と、IT企業、サイバーエージェントの藤田晋社長によるベストセラー『憂鬱でなければ、仕事じゃない』に続く第2弾を文庫化したものです。文庫化に当たってタイトルを変更したのだそうですが、それは正解であると思っております。
年齢こそは親子ほどに離れているものの、お互いに山あり谷ありのビジネスマン人生を歩んできているだけあって、 -
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藤田さんは
「必要な言葉と、不必要な言葉を選びわけ、必要と感じたら素直に愚直に守り通す」
藤田さんのピンチを救うのは、先輩経営者の言葉が大きい。
宇野さん
*「いい女はなかなか体をゆるさないだろ?だからいい女なんだ」
*「おまえの会社なんていらねえよ」
三木谷さん
*「だったらおまえの信念貫けよ」
◼反面
村上さん
「強みのある代理店事業に特化したらどうなんだ」
「150億円以上の現金を持っているでしょ?・ ・ ・一度清算してやり直したらどうです」
*とある投資家
「藤田くん、この株価はね、藤田くんに経営を任せたらどんどんお金をへらしていくということなんだよ」
◼なぜ藤田さん -
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熱意がとてもある。
どこからそんなに熱意が湧いてくるのだろう?というぐらい。
「21世紀を代表する会社をつくる」
という目標のもと、はたらくはたらくはたらく。
そこまで情熱をかけられるのが本当に尊敬する。うらやましい。
目標を掲げたのは大学卒業時。
自分だったらどうするか、自分が経営者になったときのことを常に想定して物事考えている。
若い若くないは関係ない。
こういう人は出世するんだろうな。
人脈もある。
どういうときに誰に連絡を取ればいいのか、頭にリストがある。
そんな人でも「組織とは、決して一人ではできないこと大きなことを実現するためにある」と言っている。
ときに会社を大 -
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いやー、この本は実に良かった。
リアリティ(盛り込める事は盛り込んで記述されている)溢れる感じが何とも読んでいて心地よかった。一気に読破できる良書。
サイバーエージェントの創業期〜上場の期間について書かれている。その間の藤田さんの苦悩、喜び、想いそれらがぎゅっと詰め込まれている。
意外やったんが、藤田さん自身がITには無知やったこと。実家は何か商売をしている訳では無かったこと。そして、創業当初(創業前)に関しては大きなビジネスモデルを持っていなかった??こと。
出会う人によって、人生は大きく変わる。
出会う人に出会うべく、自己研鑚と高い志を忘れてはいけないと、自分自身で自分の人生を歩む上 -
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ネタバレチェック項目11箇所。父親のように普通のサラリーマンになって、平凡な一生を終えるのは嫌だ――。「大企業に入社して合コンに行って名刺を出して威張るやつがいるだろう? あれはかっこ悪いよ。……大企業にも、それを立派な会社に作り上げた人たちがいるんだ。その人たちが偉いんだ」。「うまく話そうと思うな。自分の言葉でしっかりと考えていることを伝えろ。自然体でいろ。それが自分と商品に対する自信の裏返しなんだ」。私は、土日はもちろんゴールデンウィークも休まず、夏休みもとらず、一日も休まず働き続けました、食事のほとんどは、インテリジェンスの社内にあった自動販売機でパンを食べていました。「藤田、本当にできる営業っ