藤田晋のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ普通の人が一生に一度経験するかしないかのレベルの出来事を、藤田晋氏と堀江貴文氏は数えきれないくらい経験している。20代の頃からほぼ毎日。お2人のエピソードを伺っていると「心を鍛える」とはすなわち「冷静に鈍感になる」ことのように思える。「以前にも似た体験があった」「あの経験に比べれば」といった感覚でプレッシャーやストレスを巧みにコントロールしているように思う。しかし、心が死んでいるのではなく、お2人とも人の裏切りに傷つき、子どものように無邪気に喜び、「心の強さ」とともに感情の起伏が豊かだからこそ周りの人々から愛され支持されるのであろう。藤田氏の「キレたら終わり」というコメントは物凄く共感&反省。
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Posted by ブクログ
「渋谷ではたらく社長の告白」を読んだ後、
早速手に取りました。
前作は、自身の生い立ちから、学生時代のバイト、
就職活動から起業、ネットバブルからの上場、
M&Aの危機まで、とんでもないスピード感で展開しました。
今回は、2000年~2010年あたりの話ですが、
やっぱりこちらもライブドア事件を含め、
堀江さんが登場します。
存在感というか、影響力というか。
すさまじかったんだなあと思い知らされます。
ブログ時代の到来で、後手後手に回る悔しさや、
組織内での上下(ヒエラルキー)のようなもの、
人が増えることで目に見えない部分が増え、
さらに物事がうまく進まないという状況に
悔しい思いと、 -
Posted by ブクログ
サイバーエージェント藤田社長と幻冬舎の見城社長の、仕事や私生活における自身の価値観を披露したもの。
いつも思うけど、やっぱり起業して成功してる人のバイタリティーって半端ない。想像に絶します。生きることに一切の甘えがなく、真剣に生きているからこそ、周りへの期待も当然高くなり、厳しくもなる。
見城社長は若干厳しすぎか???
自分は正直お二方のように起業して命を懸けて会社を経営するという壮大な野心を持つタイプの人間ではないため違う生き方をしてる訳ですが、経営者じゃなくても生きる上で参考になる大切なことがたくさん書かれています。
頬をひっぱたかれて目を覚まさせてくれる気分になります。
もう一度仕 -
Posted by ブクログ
ネタバレ藤田さんはサイバーの経営判断をする時など、シンプルに考えた方が良い時に専門家の意見は聞かないようにしているそう。
専門家は他の人が言わないような難しいことなども考えがち。
最後の最後の大事な判断はそれでは良くない。
自分のタイミングで勝負をしたはダメ。
同僚の活躍、友人の働き方、他社の状況などによって、状況的に勝負のタイミングが来たわけでもないのにそっちに惹かれて自滅するのは辞めた方が良い。
麻雀も4人いるのだから、確率論では25%、強い人でも30%ほどしか上がれない。
ただ、弱い人ほど毎回上がろうとする。
ここは相手の上がり牌に突っ込まないで凌ぐ、ここは勝負どころ、などタイミングを見極め -
Posted by ブクログ
【感想】
起業家の生々しい声が表されている本。辛い時や逆境の時にたびたび読みたくなる。
普段の仕事観やスタンス、言動や考え方に至るまで事業者としてビジネスで成功する際のポイント、成功者が成功者たる所以がよくわかる。
個人的にはサイバーエージェントがtoBからtoCへ力点をシフトした際の改革・決意、ネットバブルが弾けた後
の成長という点は似た業界にいるからこそイメージが湧いて学ぶことが多くあった。
【私的ポイント】
▶︎成功する・成長する時は必ず憂鬱になるようなことを乗り越えた時である
▶︎ビジネスはドライではなく、人と人とのつながり義理と人情によって下支えされている
▶︎何事もとがらないと選