藤田晋のレビュー一覧
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ネタバレ判断の早さと自己実現のための信念の強さが感じられる1冊だった。
1週間に110時間/168時間働き続けるには、若さと信念がないと、身体を壊す。全てのことよりも、自己実現が優先できないかぎり、まねできない。
綱渡り状態の経営で、如何に心が折れずに邁進するか、心の強さも同時に必要なんだ。
-引用-
時を超えて生存し続ける企業とは何か?経営者のカリスマ性が重要なのではなく、企業そのものが究極の作品である。
自分たちの力で仕事をし、会社を動かしているんだ。
大企業から転職して人は、「何を期待されているのか?」という質問が出てくる。
ベンチャー企業で育ってきた私は仕事は与えられる物ではなく、自分で -
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ビジネススクールのケースとしてサイバーエージェントのヒューマンリソースマネジメントを扱ったのをきっかけに本書を読んだが、ファウンダーの目線でのスタートアップから時価総額10兆円を目指しての上場、ネットバブル崩壊し株価急落、そして再び利益40億達成という怒涛の日々は非常にエキサイティングで一気読み。
組織や企業文化についてはあまり触れられていないけど、カルチャーとしてのベンチャー精神と、社員との相互的な信頼がなければ絶対つぶされてしまいそう。
また日々変化していくネットの世界のなかで、いかにシナジーを生むかという事業の根本についても、考えさせられる。
"事業シナジーとは、販売、操 -
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鯖江市(さばえし)は福井県嶺北地方の中央部に位置する市である。多くの世帯が特産である眼鏡関連の産業、あるいは業務用の漆器生産に関わっている。鯖江市の正式な「鯖」の文字は旁の下部が「月」ではなく「円」を用いる。
カネボウ社宅 竹内朋康 青山学院大 相模大野 二子玉川⇄厚木 雀荘 オックスプランニングセンター インテリジェンス 社長が後戻りできない状態で腹を括ることが起業には必要 日経新聞 広告価値 営業が強い 千葉大学大学院建築科 石川篤 バイト 110時間 ハードに長時間働くのを決めていたら、好循環が生まれた サイバークリック 言わば、「売れますよ」「作れますよ」の関係 渋谷 ビットバレー -
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サイバーエージェントといえば、アメーバピグでイケイケな会社というイメージしかなかったけど、起業してから現在に至るまでの紆余曲折が垣間見れる。
特に著者である藤田社長自身の企業に至るまでの経緯や人間関係、挫折や孤独など内面についての描写が豊かで読んでいて面白い。
特にすごいと思うのは、自分のターニングポイントとなるべきタイミングをしっかりと活かしていること。
大学時代に始めた営業のアルバイトがきっかけで高い営業力が身につくようになるわけだが、そこで努力しその組織でトップの成績を収めるなど、目標を持って努力をする姿勢も感心する。
そして何よりも上場後のピンチを乗りきれたのは自分の志に共感でき -
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「効率よりも場数が能力を決める」効率を考える前に場数を踏むことが大事。場数を踏むには行動することが大切。高学歴の人によくある傾向は、プライドが邪魔して行動力が鈍る。学歴と行動力があれば完璧だけど、どちらかに偏ることが多い。
知識や学歴がなくても、行動力があれば仕事はできる。共感です。
「力の抜き方が分かった時が伸び悩みの危機」年を経て経験を積み、仕事に慣れてくると力の抜き方が分かってくる。新しい事をやるのがどんだけ面倒か分かってくるので回避しようとする。結果としてジジイ臭くなり、成長の可能性がなくなる。
時代にあった知識や情報を学ぶ姿勢を忘れないことが大切。
「目標は一つに絞り込もう」複数の目 -
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藤田さんの本は、毎回本当に楽しみにしている。あのヒリツキや焦燥感は、他じゃ味わえない。
しかし、今回の勝負眼はそうじゃない。平和なときの藤田社長の「人間」を味わいながら、こちらも平和な気分で読み込むことができる心に優しい本だった。
ちなみに、サイバーエージェント大好き人間、藤田社長を尊敬してやまない自分のような人間には、過去何度も聞いたことのある話ばかりではある。
▼本当の社会は不平等で理不尽
・将棋や囲碁と違い、社会は麻雀のように理不尽であり運にも左右される。
・キレたらゲームオーバー。切れたら負け。忍耐力がすべて。
・不調が続いたり、トラブルが続いても忍耐強く続ける。
・相手が強くて理不