あらすじ
組織にいながら自分らしく? 会社を離れて起業?
転職、リストラ、起業……。人生なにがあるかわからない。
会社を辞める辞めないにかかわらず、どんなときもたとえどうなっても、自分で人生を選べる力を身につけておくことがこれからは大事。
本書はこの力の身につけ方、考え方のヒントを、豪華8人の成功者(達人)が教える本。
【8人の達人】
藤田晋(サイバーエージェント代表取締役社長)
安藤美冬(ノマドワークスタイル実践者)
中村貞裕(アイスモンスター/bills/ヒカリエプロデューサー)
楠本修二郎(カフェカンパニー代表取締役社長)
山本由樹(DRESS編集長)
坂野尚子(ネイルクイック代表取締役社長)
和泉昭子(ファイナンシャルプランナー)
村尾佳子(グロービス経営大学院教授)
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
実際に成功している起業家、経営者の体験談、意見が載っていて説得力がある。
将来のこと、キャリア、雇用形態など考える際とても参考になる。
また読みたい。
Posted by ブクログ
企業に雇われている人が、数多くいる世の中で、親の家業をついでいたり、同じ業態で働いていたものの独立して事業を営んだり、起業して自分のやりたいことをやったりしている人たちもいる。雇われていた状態から、別の立場になるのは、とても勇気がいる行動になる。まして、家族がいて、養っている子供や親がいたら、今の状態から飛び出すことは躊躇するのだろう。
とはいえ、サラリーマンとて安泰ではない。早期退職制度を導入され退職勧奨を受けるかもしれないし、企業が倒産することもある。誰かに頼り続けるよりは、自分で舵をとり社会に貢献する方が、精神的にはかえって健全なのかもしれない。
社会に関わり続けることの様々な方法について、経験者が語っている本。
登場する皆さんのうち、一人でも共感するものがあれば、秘めたる思いを実現するためにチャレンジしてみればいい。失敗は必ずする。そこから何を学ぶかだ。
Posted by ブクログ
・不確実な時代に生きる私たちが自分らしく生きるためには「どこでも稼げる力」が必要です。
会社を「いつでも辞められる」と思えるだけの力をつけておけば、自由に生きる権利を手にしたのと同じです。この力を持っている人といない人とでは、大きな力がつくでしょう。
会社という仕組みの中で仕事を分担していると、その道のプロフェッショナルじゃなくても、そこそこ仕事がこなせるような気がしてしまいますが、その実力が他の組織でも通用するとは限りません。出来るだけ高い視点から広い範囲を見渡すことを心掛け、自分の専門分野を磨きましょ。
マッキンゼーでは、一つの分野で専門性に秀でており、それ以外の分野にも精通している人材をT型人間と呼び、そのような人材を求めているそうです。
大前研一さんは、専門性に秀でている分野を複数持っている、π型人間であることが求められると仰っているようです。一番難しいのは、何がどの程度できるかということを証明することだと思います。つまり実績がないとスタートしにくい。そういう意味では、勤めていた会社や取引先が頼りかな?
Posted by ブクログ
フリーランスから教授や経営者までさまざまな職種の人からその視点でみた仕事術や生き方をまとめた一冊。
キャリアや人脈や経営に至るまでビジネスにおいて必要となる知識をその道のプロが解説されており勉強になりました。
テレビなどで知名度のある方もいて、改めてその方の考えを知ることもあれば、初めて知る方もいてそのなかで人生設計に役に立つ知識をピンポイントで教わることができました。
もともと講義として行われたものを再構成しているので非常にわかりやすいと感じました。
読んでいて企画やマーケティングなど自分の職種とは遠いものでも繋がりを感じる部分もあったり、経営者の3名からは改めて起業の難しさと面白さを感じました。
本書で得た知識を使っていくとともに深めていくこともしていきたいと感じました。
Posted by ブクログ
8名の方の共著で、「キャリア術」「人脈術」「企画術」など、テーマ別になっていて、さくっと読める内容です。個人的には、中村さんの「人脈術」と山本さんの「企画術」は大変参考になりました。
気になった点は、下記5点。
①ゆるい繋がりの「ウィークタイ」の人こそが、自分自身の新しい一歩を踏み出すきっかけをくれたり、新しいキャリアを運んでくれたりする。
②スペシャリストと話をするためには、「 1 」でもいいから 、さわりの情報を知っておくことが大事。そのために 、日ごろの膨大なインプットがとても重要。自分の中に「フック」をつくれる。
③いろんな雑誌で取り上げられている 「最大公約数 」にこそ 、トレンドのキ ーワ ードが入っている 。スペシャリストとの人脈を築くためには、雑誌が一番早い。雑誌は大量に読んでおくべき。
あと、DRESS編集長の山本さんの美魔女の下りは、非常に参考になりましたので、そのまま引用しておきます。
『「美魔女」という企画(コンテンツ)をマネタイズしていくためには、この言葉を一般名詞にする必要がありました。このとき最終的な達成目標は、男子高校生が「お前の母ちゃん、美魔女じゃね?」という形で、この言葉を使うところに設定しました。雑誌のターゲットからいちばん遠いところにいる人たちが使う言葉になれば成功だと考えたのです。』
こういった形で目標を設定するのは、非常に面白いと思いました。異分野の仕事の進め方は、参考になりますね。
Posted by ブクログ
安藤美冬さん目当てで買った一冊。
初っぱなから、What(何をするか)よりHow(どのように生きたいか)思考へ転換するためにはどうしたらいいんだろうかと、???が飛び交う展開に。
藤田晋さんの編では、企画力とそれを詰め切る大切さを知った気がする。どうも自分は詰め切れていない。
ここからどんどん伸ばしていこう♪