太田紫織のレビュー一覧
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ネタバレ正太郎と櫻子抜きでの薔子、百合子、磯崎のトリオは中々新鮮でした。櫻子の過去、母との確執がとても痛く、誰が悪いんじゃないんだろうけど、切ない。
蘭香が正太郎達と出会ってここまで友達思いになるなんて意外でした。恋愛感情ではないけど、とても正太郎を大切に思っているのが伝わってきます。これまた正太郎を抜いた蘭香、内海、山路の珍しいトリオ。雪かきのやりとりが内海のぼんやりしてそうで意外とキレ者な一面を垣間見ました。
そして、満を辞しての正太郎パート。好美の真意とは?そして櫻子の弟の本当の真相は?又謎を残して続くのがにくい!全体的に厚さは薄いけど、凝縮された巻でした。 -
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ネタバレ『櫻子さん』シリーズしか読んだことがなかったため、怪異系にちょっと意外な印象。怪異=ホラー現象というところに留めずに、周りにもいっぱい怪異いた!という路線を取ったことでもう少し世界とつながった感じ。バクの人とかね。チーム戦という点は、先日読んだ岡崎琢磨『九十九書店の~』とか知念実希人『神酒クリニックで乾杯を』なんかと似た印象。デートに水族館という発想は読んだばかりの『麦本三歩~』とリンク。田舎で人目が少ないところでの優しい先生は、やっぱりちょっと怖い。『僕だけがいない街』を連想する。『櫻子さんの~』の先生は一応安心キャラだけど、どうにもちょっと不安感も感じている。
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書き下ろし シリーズ14作目
正太郎は櫻子さんたちと、ばあやさんを生まれ故郷に連れて行き、糠平の親戚の旅館に泊まり、タウシュベツ川橋梁を見に行く途中の山林で、動物に食い荒らされた若い女性の遺体を発見する。
警察は自殺と判断したが、青葉さんの法医解剖でアルコールと共に摂取すると悪夢を見る物質が見つかったことで、櫻子さんは真相の解明に乗り出す。
死んだ娘は、帯広で指輪を買って旭川に向かったことがわかり、4年前の旭川でのいじめ問題に絡んで意外な展開になる。
正太郎は法医学の道に進むことを決めるが、櫻子さんに花房の影がつきまとうことを心配する。しかし、青葉さんは「花房は九月十四日に死んだ」と言う。 -
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ネタバレ【あらすじ】
北海道、旭川。平凡な男子高校生の正太郎は、お屋敷に住む美人なお嬢様・櫻子さんと出逢う。しかし、彼女は三度の飯より「骨」を愛していた――。骨から謎を紐解く、角川文庫の大人気ミステリがコミック化!
【感想】
主人公があまりにも変わり者でびっくりした。でも、それと同時にすごく興味を惹かれたのも事実だった。櫻子さんが一体どんな人なのか、どうして骨にそこまで興味を示すのか、その理由は何なのか、何かきっかけがあったのかーいろいろと考えを巡らせてしまった。これはマンガだったから、大まかなストーリーしかわからなかったので、ぜひ小説を読んでみたいと思った。 -
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櫻子さんが行方不明(大げさかな)っていう冒頭から、第壱骨の表題の蝶の足跡、本当に怖かった。。。
いつもの死体を見つけて、腐乱して云々よりよっぽど肝が冷えた!
第弐骨の話でもやっぱり花房の影が色濃く出てくるんだけど、正太郎は心配し過ぎではないだろうか。
櫻子さんは変わり者だけど、花房にはならない、というか、本当の身内以外にそこまで興味がないので、正直そっちに行ってしまうことはないように思う。
もし正太郎が殺されるようなことがあったら、でもどうかわからないかも。。。なぁ。。
彼女は孤独なようでいて、その実全然孤独ではないと思う、ばあやさんとか、薔子さんとか。
本当に孤独になった時、ただ自分や社会と -
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文庫書き下ろしのシリーズ第6作
第1話「土を掘る女性(ひと)」は、中3の秋に正太郎が櫻子さんと出会って初めて事件を解決した話。正太郎の永山の祖父の家の隣に住んでいて今は老人ホームに入っている女性が2度も行方不明になり、正太郎たちが見つけるが、女性が神社で探していた少女の頃埋めたものも発見する。
第2話「亡霊メール」は鴻上の友人から「7月25日、観音台の墓地でマサヒロの幽霊が出た」という都市伝説の出所を探すよう頼まれ、櫻子さんは狂言と見破る。しかし婦女暴行未遂事件だったことが分かり、その事件の直後に自殺した女性との関連も分かり、首謀者の店に乗り込むタイミングで、花房からのメールにあおられて櫻子