【感想・ネタバレ】櫻子さんの足下には死体が埋まっている 蝶は聖夜に羽ばたくのレビュー

あらすじ

罪人の「処刑人」に選ばれ、姿を消した正太郎。そんなこととは知らず、友人の百合子は薔子に招かれた館で、蘭香は突如現れた山路という男によって、それぞれおぞましい事件の真相へと導かれて……。

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ネタバレ


 読書記録
 『櫻子さんの足下には死体が埋まっている 蝶は聖夜に羽ばたく』


〜プロローグ〜

 正太郎くんが、好美さんを信用して車に乗ってしまった。
 何も疑わないことは、逆に恐ろしいことのように感じた。
 
 降りられない密室空間で、後悔の波が押し寄せる。

 人は見た目では判断できない――
 この言葉が、まさに当てはまる展開だった。

 これから起こるできごとに期待。

〜第壱骨〜

 なんだかんだで先生と百合子ちゃんっていいペアに思える。
 櫻子さんと正太郎くんペアとはまた違った、おもしろおかしい関係。

 クリスマスパーティーは、少しは楽しめただろうか?
 3人での食事会は……果たしてパーティーと呼んでもいいのか?

 それでも出てきた料理の描写は、やっぱり美味しそう。
 先生もガーデニング楽しめそうで、ほのぼのほっこりしたお話。

 と思いきや、いきなり雲行き怪しい展開に。
 櫻子さんと正太郎くんがいないのに、事件?

 先生もさすが理科の先生。
 簡易的とは言え、ブラックライトを作るとはお見事。

 そして、どんどん明かされていく真相。
 やっと見つけた花房、とうとうクライマックスなのか?


〜第弐骨〜

 今度は蘭香ちゃんと内海さんのペア。
 そこに山路さんも追加。
 ペアではなくトリオかな?

 北海道の雪かきって大変なんだろうな。
 想像しかできないけど、女の子でもできるものなんだろうか、少し気になった。

 蘭香ちゃんは雪かきがお得意のようで。
 かなり体力と筋力がいるイメージだから、私にはできないだろう。
 すぐに音を上げると思う。

 途中からは友達思いの蘭香ちゃんの、正太郎くんへの思いが伝わってきた。
 友達が事件起こすかもって聞いたら、誰だって焦るだろう。
 そして、絶対に阻止しようと動き出す。

 行動してる間は、絶対にそんなことする人じゃないと思いながら。
 だけど、誰かのために動くということは、その人もまた、誰かのために動いてるのかもしれない。

 早く見つけ出したい、そして早く救ってあげてほしい。

 物語がどんどん加速していくのがわかる展開でした。


〜第参骨〜

 プロローグからおかえり。

 誘拐されてから、緊迫した空気がこちらにも伝わってくるようなお話。
 
 自分がやってることは本当に正しいのだろうか?
 この選択でよかったのか?
 自問自答したくなるような感じ。

 櫻子さんを巻き込みたくない、その思いがひしひしと伝わりました。
 大切な人を事件に巻き込みたくない、その代わりに自分が犠牲になろう。
 それを大切な人が知ったとき、その人はどう思うのだろうか――。

 そしていざ、自分が罪をおかすかもしれないとき、とうとう登場!櫻子さん!
 やっと出てきたと思ったけど、正太郎くんにとっては出てきてほしくなかっただろうな。

 真相が迫ってくるなか、最後にはまた新たな展開が。
 次巻の物語に早くも期待。
 

 最近は体調不良で、なかなか読書も執筆活動もできず……。
 やっと読み終わった本は、物語のスピードが一気に加速した感じが。
 クライマックスに近づくにつれ、本を持つ手に力がこもり、最後まで一気に読んでしまう一冊でした。


 大切な人を守る行動、あなたはどこまで許せると思いますか?
 読書好きな方、この本を読んだことがある方、いいねやコメントもらえたら嬉しいです。
 では、次の本を読んできます。

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 #太田紫織

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2026年04月20日

Posted by ブクログ

色々な人の目線で同時進行していく巻。
ラストに向けて、謎だった部分も徐々に明らかにされていき、一気に読み終えることが出来た。

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2022年03月03日

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ネタバレ

 正太郎と櫻子抜きでの薔子、百合子、磯崎のトリオは中々新鮮でした。櫻子の過去、母との確執がとても痛く、誰が悪いんじゃないんだろうけど、切ない。

 蘭香が正太郎達と出会ってここまで友達思いになるなんて意外でした。恋愛感情ではないけど、とても正太郎を大切に思っているのが伝わってきます。これまた正太郎を抜いた蘭香、内海、山路の珍しいトリオ。雪かきのやりとりが内海のぼんやりしてそうで意外とキレ者な一面を垣間見ました。

 そして、満を辞しての正太郎パート。好美の真意とは?そして櫻子の弟の本当の真相は?又謎を残して続くのがにくい!全体的に厚さは薄いけど、凝縮された巻でした。

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2020年11月18日

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櫻子さんと正太郎は少なめ。
磯崎先生と百合子、内海さんと蘭香でそれぞれ話が進む。
大事なところは全部持ち越し!!

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2023年09月12日

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クリスマスを目前にして、事態が動き出す。百合子は磯崎先生ととも薔子さんの別荘に招待されるも、ある秘密をしる。一方、蘭香と元警察官の山路は内海さんと行動するが、「亡霊達」が正太郎を操り、櫻子に復習させようとしていると言い出す。そんな中、正太郎は別の人物と遭遇し、行動を共にする。

櫻子さんと正太郎の心の距離が短くなっているように感じてしまった。今回の発端となった事件に関しては、現代でも多くの批判や妬み・感情の吐口になってしまう物だと思う。現実でも起こるかもしれないこと。

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2022年12月31日

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前作を読んでから少し間が空いてしまった。それまでの話を忘れてしまった状態で読み進めましたが、少しづつ"そういえば・・"が蘇ってきた。映画の"パルプフィクション"を思わせる話の進め方でした。三者の目線での出来事が少しずつ重なり合っていき、結末では皆同じ場所に集うと察した。いよいよたどり着く結末に向かう異変に興味を抱いたところで、次へのお楽しみ。次作を購入します。

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2021年09月06日

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色々なことが繋がり始めました。次はすぐ読めそうなので一安心。
最後の何冊かは最初からの伏線と繋がっているので、一気読みをオススメします。
冷静な櫻子さんに、少し安心感。

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2021年08月04日

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ゆっくりと着実に進んでいく展開が話の不信感などの雰囲気を増長させていて良かったのと今後どうなっていくか最後どう変わるのか気になる展開で面白かった。

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2021年08月01日

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櫻子さんの弟の件が大きく影を引く。
1話目では前半はそうでもない雰囲気から、薔子さんの家に行ったあたりから、不気味な雰囲気が。
百合子は安心していたけど、阿世知さんからのメッセージにいやな予感。
だって、櫻子さんや正太郎が不在のタイミングで。
不気味さがぐんぐん増していくところで、次の章。
内海さん、立派な警察官だなってあたりは穏やかだったのが、、、
被害者遺族が犯人に復讐したい気持ちって分かる。
でも、だめだよ、、、
それは、そんなことしたら遺族がよけいに辛いことになると思うから。櫻子さん、どうなってしまうんだろう。
正太郎は?
あんなところで終わったら先が気になってたまらない。

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2020年10月02日

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表紙がなぜこの二人?と思ったら今回は百合子、蘭香、正太郎の視点で話が進むのか。
ついに花房の正体がわかり惣太郎の死の謎も明かされそうだけど本当に犯人は現れるのか。
子供が誘拐された時責められるのは犯人よりもそのいっとき目を離した家族、特に母親。そうなんだよね、一番辛いはずの人をなぜか責めてしまう。なぜあの時目を離したのか、一番後悔して苦しんでいるのは本人なのに。自戒も込めて。

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2024年08月02日

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次で最終巻。これは、刊行と並行していた読者はさぞ不安だったろう。ちょっと伏線回収が過ぎるキライはあり、作者はどこまで最初から想定していたのか??というところが多い。どう纏まるのだろう。

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2021年06月21日

Posted by ブクログ

ネタバレ

文庫書き下ろし

今までは、一話(このシリーズでは第何骨というのだが)ごとに、あるいは少なくと1冊でちゃんと完結していたのに、なんだこの終わりかたは。来年まで結末を引きずるのか?
プロローグも前作の内容を覚えていないと理解できない。

3話からなっていて、クリスマス前の日曜日のできごとが平行して展開する。
第1話は鴻上百合子が、薔子さんが譲られた永山の外れにある別荘のお披露目のパーティに呼ばれたが、櫻子さんも正太郎も来られず磯崎先生とふたりで訪問するが、そこは画家のアトリエで、櫻子さんの母の姉も師事して同じ弟子と心中していた。そこには例の蝶クロヒカゲが描かれた絵が残されていて、ブラックライトでマークをたどると秘密の地下室が現れるが(怪しすぎ)、そこはかつて百合子が誘拐され監禁された場所だった。さらに櫻子さんの子供の頃から今までの写真(正太郎まで写っている)が残されていた。心中した男は助かっていて、その子供が花房だったとわかる。
第2話は阿世知蘭香が正太郎の家を訪ねるが不在で、内海巡査と増毛の駐在だった山路さんと一緒に、犯罪に加担しようとしているらしいというので(なんでそんなことがわかるんだ)、櫻子さんの家、櫻子さんの弟と15年前の同時期に失踪して死体で見つかった幼児たちの家、永山神社、旭山動物園とたどって櫻子さんのサインを見つけて神居古潭へ
第3話は正太郎が、前作で罪を暴かれて自殺未遂した好美から、櫻子さんの弟を殺した犯人への復讐をもちかけられ(なんと都合のいい展開)、櫻子さんを犯罪に関わらせたくないと自分が同行するが、別の被害者の兄(千葉)と櫻子さんも合流して神居古潭へ向かう。しかし「犯人」だと紹介された男は自分は違うという。千葉が逆上して金属バット(どこから出てきた?)で男を殴り、騙した清美を追ってトンネルに入るが、逆に撲殺された?
いずれも結末は来年までおあずけか。

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2021年04月14日

Posted by ブクログ

本自体の厚みはなかったけれど内容的には特濃な1冊。ようやく前に、というか終わりに進み始めたのかなという感じ。それにしても櫻子さんカッコよすぎ。3場面で同時間軸、これがどのようにひとつになっていくのかも気になる。忘れないうちに続刊希望です。

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2020年09月28日

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