あらすじ
北海道・旭川。姿を消した幼子(おさなご)いいちゃんと、
友達の鴻上百合子を追って、
櫻子さんと僕、正太郎は、ある場所に辿り着く。
けれどようやく見つけた鴻上の言葉に、僕は絶句した。
「貴方のことが、世界で一番大嫌い」
そして彼女は、僕にとっての絶対的な秘密を突きつけ……。
(「わたしのおうちはどこですか」)
ほか、ハロウィンにまつわるほろ苦だけど甘酸っぱい物語を収録。
運命的バディ、櫻子と正太郎が贈るキャラミステリ!
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
いいちゃん誘拐事件完結。鴻上いい働きでした〜、正太郎ドキドキよね。鴻上のいう正太郎の正義漢ぶり、私も好きじゃない。ハロウィンの事件、櫻子・正太郎編と鴻上達編の二つ。今居の気持ちに気がついてない鴻上にビックリ。そして花房の協力者は誰なのか?
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いいちゃんと共に消えた鴻上の豹変、ハロウィンのコンテストのタルト紛失、同日同場所の鴻上たちのテディベア捜索。舘脇と鴻上の間の苦味や鴻上から櫻子への強い好意が意外で、磯崎との捜索での内心の少年と櫻子さんごっこ等一筋縄でいかない鴻上に単なる友人時より引き込まれた。櫻子があまり登場しなくてちょっと淋しい。
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櫻子さんシリーズの第13巻。あんまり骨とは関係ない失くしもの探しの話が2編。あとは、前巻からの続きが1編。鴻上の豹変ぶりには驚かされた。彼女の闇は深いね。
Posted by ブクログ
百合子のあれにはびっくり。
まさか、まさかの本音があれだったとは。
でも、なんとなくわかる気もしてしまうのだけど。
ファントムとの決戦は、いつになるのだろう。
そして、その正体は?
ドラマとは同じなのか、違うのか。
気になる。気になる。早く読ませてー。
事件は、正太郎編も百合子編もちょっと切なく、でも、人の心の温かさも見えてよかった。
しかーし、百舌鳥さんってばたくましい。そういうの、きらいじゃない。
そして、陽花里ちゃんのいじらしさ!好きだー。
あと、クリスティに触れていたのも嬉しかった。ハロウィンつながりでオリヴァ夫人というのも♪
Posted by ブクログ
鴻上の本心が表に出てくる前巻からの続きでした。人と人の関係は一面だけじゃないよね。また花房はすごく近くをうろうろしながら櫻子さんを覗き見ている様子。一体誰が花房なのかなぁ。今回はそういえば骨が出てこなかったなぁ(ストラップ以外)。