あらすじ
平凡な高校生の正太郎と、鋭い観察眼を持つ骨フェチ美女の櫻子。息の合ったコンビで、死にまつわる謎を解明してきた二人だが、因縁の事件の調査のため、函館に旅をすることになり・・・。シリーズ初の長編!
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シリーズ5冊目読破!
今回は今までとちょっとテイスト違う感じがしたな( ˊ̱˂˃ˋ̱ )
おじさんの事件ファイルを参考に櫻子さんが推察Σ('◉⌓◉’)
頭のいい人ってすごいなって感心しちゃうな♪( ´▽`)
過去の事件なのに櫻子さんの見解が違う、、、
時間が経ってるのに真相に辿り着くなんてすごいな(゚∀゚)
真犯人もまじか!って思う人だったし(● ˃̶͈̀ロ˂̶͈́)੭ꠥ⁾⁾
最後はこの真犯人本当に自殺なのか?って疑っちゃうな( ゚д゚)
少しずつ事件と事件がつながりつつあるから今後の展開も楽しみだ⊂((・x・))⊃
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初の長編だけどサラサラと読めた。2人の今までの関係が壊れてしまいそうで、この先が気になる。正太郎の気持ちとお母さんの気持ち、どちらに寄り添ったらいいのか、、、
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シリーズ5作目、長編です。
短編も好きですが、たまには長編も悪くないです。
過去の事件を追って各地を巡る、っていうのも王道で大好きです。
でも、結局何も解決していないような……。そんなこと思ってしまったり。
(2014/07/05)
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事件の解決は思ったより怖い落ちだったけど、それより最後櫻子さん切ない。
きっと傷ついているんだろうな。
これから二人会えなくなるのかと思うと胸が痛い。
櫻子さんにとっての正太郎は完全に弟キャラなんだろうけど、正太郎にとっての桜子さんへの気持ちは、思慕は、姉に対するものではないように思える。
どっちにしろ切ないな。。と思っているところに最後の掌編がほろりと切ない。
正太郎の男の子への接し方がすごいほほえましいというか、うまいなぁと思ったけど。櫻子さんがかわいすぎた!あかん、これは惚れてまうやろー!
まったく罪作りだよ。
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人間や動物の「骨」に着目したライトミステリの第5巻。前巻から引き続き、「蝶形骨」が欠損した遺骨の謎を巡って過去の事件を追いかける展開。そして、1つの事件が思わぬ結末を迎えた。しかし、肝心の蝶形骨コレクターに近づくことはできず、決着は第6巻に持ち越しに。たぶん次巻で決着する、と思う。。。
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函館が舞台になっている、このシリーズ初めての長編は、長さを感じさせないほどあっという間に読み終えた。櫻子さんの謎解きが、読んでいて気持ちよかった。
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10年ほど前に起きた一人の女性の死にまつわる出来事を記した長編である。
果たして彼女の死は自殺なのか、それとも他殺なのか。
櫻子さんの叔父が残した当時を記録したファイルを手に、「僕」と櫻子さんは関係者たちに話を聞いてまわる。
時が経っても、一人の人間が死んだ事実は、関わった人たちに今も影を落としている。
時間が解決してくれる問題もある。
けれど、死にまつわる記憶は、亡くなった人との関係が密度の高いものであればあるほど、色褪せることはない。
大きすぎる犠牲を払ってまで「僕」と櫻子さんが手にした真実。
けっして後味の良いものではなかったし、犯人の末路もどこか哀れだった。
「画家」の謎は少しも解かれてはいない。
最後の場面が本屋で終わっていて本当にホッとした。
このシリーズでは、嫌な思いをかかえたまま本を閉じたくはない。
いつものように、何気ないけれどほほえましい会話で終わってくれたことが嬉しかった。
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シリーズ第5作で、書き下ろし。
シリーズ初の長編「冬の記憶と時の地図」と12ページの掌編「てのひらの優しさ」の組み合わせ。アニメになっていない。
前作第3話「蝶は十一月に消えた」の、高校の先輩の遺体の蝶形骨が無くなっていた事件から、10年前に櫻子さんの叔父で設楽教授(法医学講座)が調べた函館の看護師の事件を調査するため、櫻子さんと正太郎は函館へ向かう。
10年前には見えていなかったものから櫻子さんの鋭い推理により、やはりあの花房という画家が関わっていた殺人事件だという真相を明らかになるのだが、正太郎が犯人にナイフで腹を刺されてしまう。無茶するなよ、少年!
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シリーズ初の長編。最後まで犯人が分からず、わかった時には衝撃でした。でも花房のことは結局全く分からずじまい。人を操って殺人を起こさせる人物とはどんな人物なのか?今作では櫻子さんの叔父さんのこと、「ソウタロウ」のことが明らかに・・・。次巻を早く購入せねば
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シリーズ第5弾。
★以下ネタバレあり。
今回も楽しく一気に読みました。
ただちょっと消化不良気味です。
遺体から蝶形骨を奪う花房は結局、捕まえられず謎に包まれたまま。次回作以降も花房にかかわる事件が起こるのか、気になります。
でも「ソウタロウ」が誰なのか明かされ、この部分はスッキリしました。
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櫻子さんのキャラクターが読む度に可愛らしく、そして愛らしくなっていきます。作者さんがシリーズの初めにここまでのことを考えていたのならやっぱり作家さんってすごいなと思います。
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櫻子さんと正太郎の名コンビが繰り広げる物語の第五弾。初の長編です。前作で叔父が追っていた事件を再調査することになった櫻子さんは、正太郎を巻き込むことに躊躇しながらも、一緒に様々な人から話を聞きます。そのストーリーを現在とすると、叔父が話を聞いた当時のストーリー(過去)が並行して展開し、読者は比較しながら読むことができます。櫻子さんは行く先々でぶっきらぼう、かつ温かいコメントを残し、過去に囚われた人々を解放しようと試みます。そして、相変わらず冴えわたる櫻子さんの推理力! ですが今回は少々勝手が違い、ハラハラドキドキしながら読みました。このあと二人はどうなるのだろう、このままコンビを継続できるのだろうかと気になって、今から続きが楽しみです!
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初長編。まさかここまで大きな事件になるとは思ってなかった...
帯見たときは女性版シャーロック・ホームズってwww褒め言葉じゃないよねwwwって思ったけど読んでみると否定できない自分がいました。
特に内容には関係ないんだけど、人のアイス勝手に食べて粘土詰めとくって全然些細な悪戯じゃないよね?ユーモアとかそういうレベルじゃないよね?そう思うの私だけ?もしやられたら喧嘩どころじゃなくなる自信あるよ...
叔父さんは次巻で本格的に登場するのかな...??在原さんと並んで登場を待ちわびてるお方なので楽しみです。
にしても刺されたことはアレだったけどお見舞いにたくさんの人が来てくれて、友人たちはまあ置いとくとしても櫻子さんと出会ったおかげで知り合えた人たちがあんなにいたと再確認できてなんかよかった...
お母さんにとっては穏やかじゃないかもしれないけど...お母さんの気持ちもわからなくはないから否定はできないしまあ櫻子さんへの第一印象が第一印象だったからな...彼女には息子たちしかいないわけだし。
大丈夫だとは思うけど彼にはどちらも諦めてほしくないな。
ところで幼少期の櫻子さんのイラストはまだですかね。在原さんも。顔出しはよ...!!
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前の作品の続きのように始まった作品。長編。
蝶形骨を奪う花房を追うように、櫻子さんは、正太郎と一緒に過去に叔父が関わっていた事件の再調査を始める。いろんなことが少しずつ絡み合い、そして、櫻子さんの過去の一部も最後に少しはっきりはしたけれど、いろんなことが次巻へ持越しなのかな。
シリーズは続くのだから、櫻子さんと正太郎のことも大丈夫だとは思うけれどちょっと気がかりに。
人気シリーズになってきたせいか、いろんなことが先延ばしになっているような気もします。あまり間延びしないといいなと思う。
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前巻に引き続き調査を始めた2人だけど結果はあまり宜しくなかった
家族ってか姉とのイザコザが原因だったり噂の画家の話だったりでまた複雑になった
しかも山路さんのお兄さん刑事が行方不明になってるって事までわかってしまいまたこの話は複雑に絡まっていくんだろうなぁ
しかも櫻子さんが最も不安がってた周りへの被害としてし跡が残る怪我をしてしまった
櫻子さんはこれこら連絡や訪問も嫌がるようになるんだろうなぁ
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かつて櫻子の叔父が調査に関わった事件を函館にて再度調査する櫻子と正太郎。花房へとたどりつくための布石なんでしょうか、あまり近づけた感じはありませんね。
骨つながりってことで蝶形骨を奪っているであろう花房を追いかけるにしても、この二人が追いかける必然性があまり感じられません。正太郎の担任の先生を介してつながっているくらいでしょうか。それほど薄いつながりであればここらで、もう少し花房の影をちらつかせた方が興味も湧いてくるというものですが、そうした展開はまだまだ先のようです。
6巻以降を読むにはちょっと根気がいるかもな、と思い始めています。
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前巻表題作の謎めいた画家である花房や蝶形骨にまつわる調査を旅先で進める。存在を疑われる程に痕跡のない花房に引き込まれた。叔父目線の高校三年生の頃の櫻子も新鮮。事件は入り込み難かったけれど犯人の豹変や二人の危機には掴まれた。初期にはあった気がする舘脇の櫻子に対する反発等が減ってすっかり櫻子が可愛い。
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5冊目~櫻子の叔父が追究していた蝶形骨を失った遺体…自殺か他殺か,旭川の廃屋で蝶の季節だけ訪れていた花房という画家を追い求め,函館へ。日和という看護師の周辺を十年ぶりに洗う。末期癌の老人を死に至らしめた責を負って自殺した…と結論づけたが,叔父と事件を追っていた山路という刑事は失踪していた。函館で写真家として活躍している日和の妹・沙月が使っているうらまようという名は平凡な薔薇・ベニモンアゲハを指していた。沙月は花房に毒蝶と喩えられていた~蝶形骨って面白い。Wikipediaでは3Dで見せてくれる。叔父が残したFileという設定は無理が過ぎる。九条家は櫻子を進学させなかった!!??彼女のぶっきらぼうな物言いはいつから始まったのか?櫻子にはソウタロウという弟がいた
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櫻子さんシリーズ第5弾。今回は長編。
前作の最後に出てきた『蝶形骨を奪う犯人』と10年前に遺体で見つかった女性。櫻子さんと正太郎少年が、櫻子さんの叔父が残した手記をたどりながら、その謎を追う。
10年前と今が交錯し、やがて繋がっていく。いつになく櫻子さんが探偵役として積極的に動き回り、このシリーズで一番ミステリーっぽい作品かも知れない。
今回の事件でまた正太郎と距離を置こうとする櫻子さん。ずっと正太郎の回想のような形なので、2人が離れる日は近いのかも知れないけれど、2人の今後と、櫻子さんの謎、そして『蝶形骨を奪う犯人』の正体が気になる。
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そろそろマンネリ・・・という気も。十年前の話と、今の話が少し込み入っている印象を受けた。ただ沙月の豹変ぶりには驚く。ただ法医学者の叔父の結論と櫻子の推理が全く異なることも必見。ただ少々強引は過ぎないか?とも。ちょっと違和感がある内容である気もした。それまでの巻のようなテンポの良さは、長編であることもあって、ない。今までのほうが良かった気もする。
櫻子と正太郎と鴻上の三角関係?も今後が少し気になる。