太田紫織のレビュー一覧
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旭川が舞台と聞いて、5巻まで出ているらしいが、とりあえず2巻まで読んでみた。
1巻に引き続き、タイトルにもなっている櫻子さんの、「骨好きのお嬢様」という風変わりなキャラを生かして物語が進行していく。
テーマである「骨」と「北海道」に関して、1巻よりもさらにテーマが深くなっている。
特に旭川ネタについて、1巻ではまだあまり旭川描写は出てこなかったものの、2巻「骨と石榴と夏休み」では、ローカルネタがこれでもかというほど出てくる。
旭川市科学館(サイパル)、スタバ(恐らく日本最北のスタバ)、バナナ焼き、ジュンドッグ、ホットドッグ(恐らく「ホットドック」の間違いか?)、新子焼き、塩ホルモン、豚 -
Posted by ブクログ
二巻に引きつづき、櫻子さんの人間的側面が、もう少しはっきり見られました。櫻子さんの相棒である館脇正太郎は、櫻子さんを血も涙もない、骨にしか興味のない人間だと思っているようですが(少なくともそう描写されていると思えますが)、それは正太郎の思い込みだと分かります。櫻子さんに感謝される出来事があって、正太郎は櫻子さんへの認識を改めかけるのですが、そのすぐあとに骨にしか興味がない、と落胆します。きっと理由があるのだと、読みながら思いましたが、明かされた理由には涙が出ました。
櫻子さんにとって正太郎は大切な、近しい存在になっていると感じました。二人の関係がこれからも変わらずにいてくれることを、願わずには -
Posted by ブクログ
太田紫織の中華ファンタジー。シリーズ2作目。
時代は唐で、後宮もの。
少年・玉蘭は、そっくりな姉の身代わりで、玄宗皇帝の後宮へ。
姉の華妃・翆麗は、一度は寵愛されたこともある美女だが、皇帝が楊貴妃に夢中になったために、孤独に暮らしていたらしい。
何か理由があって自分から出て行ったらしいのだが、脱走となれば重罪。
姉弟の叔父は高力士で、廷臣。華妃は病気療養中とごまかし、玉蘭が代わりを務めている間に行方を探そうとしているのだが。
この後宮には、毒妃という特殊な立場の妃がいました。
毒見役だった女性が毒に苦しみながら産み落とした娘で、生まれながらに毒に強く、知識も半端ない。
(毒に詳しいのと、愛