あらすじ
『櫻子さんの足下には死体が埋まっている』シリーズ著者・太田紫織先生、最新ミステリー。
「人や物、物事への執着や愛情、「好き」という感情にまつわる事件を解決する。
【あらすじ】
幼馴染の昴と宵深は同じ高校のクラスメイト。
ある日、学級委員の宮川ひなとの帰り道で、
彼女の推しの男性シンガーの配信を見る。
その配信で高額の投げ銭をするアカウントに対し、
ひなは「この子、たぶんエリだ・・・」とつぶやく。
ひなの心配をよそに、ある日エリは「マネージャーさん経由で連絡が来たの」と誇らしげな様子だが・・・・
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Posted by ブクログ
最終話の解決するところ、かなり書き直したんじゃないかなと。それでも無理が感じられますけど、作品としては楽しめました。続編で謎がいろいろ明かされていくことに期待します。
Posted by ブクログ
昴の視点で語られる、3つの物語(事件?)。幼なじみの宵深の、淡々とでもしっかり解決に導く様が心地いい。亡くなった宵深の双子の茜音の謎が、最後でさらに謎を深めてエンディング。続編あるかな。
Posted by ブクログ
表紙がかわいくて手に取りました。
確かにめくるめくる面白いストーリーが展開される、という感じの本ではなかったかなという印象です。
ただ、自分が読書初心者なこともあり非常にサクサクと読めるストーリーでした。
Posted by ブクログ
グダグダアオハルミステリ。
主人公は太田紫織作品にいる正太郎やルカなどとほぼ同属性。
「明るみになる」って書いてある箇所があるけれど、正しくは「明るみに出る」。小説書きなら間違わないでほしい。
あと、漢字の「疵」は物のキズに使うので、あまりふさわしくない。常用外のちょっと変わった漢字を使いたかったのかもしれないが、よく考えた方がいい。
話を進めるためなのはわかるが、やたら首を突っ込む主人公サイドに違和感がある。そして、高校生相手に愛憎ドロドロの告白をする大人たちにも強烈な違和感がある。
普通の若者を主人公にすることの難しさを感じてしまった…