太田紫織のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
少し暗くて陰気だけれど北海道・旭川の自然と風土に触れられて人骨と人生の勉強になるスケルトン探偵ミステリの3冊目です。今回は3つの話で櫻子さん、ばあやさん、正太郎の推理がそれぞれに味わえるヴァラエティ豊かな趣向になっていますね。著者が最も力を注ぐ第3話では櫻子さんの何故か素っ気無く冷たい性格の理由が明らかになりますが、若い正太郎が頑張って不吉なジンクスを跳ね返して欲しいですね。正太郎は骨学と人生の師匠・櫻子さんの厳しいご指導のお陰で愚かなと言われながらも経験を積んで確実な成長が感じられるのが頼もしいですね。
キャラクター紹介のイラスト頁が充実して来て嬉しいですが、ばあやさんと初登場の登場犬物ふ -
Posted by ブクログ
地主の娘のお嬢様、櫻子はとにかく「骨」が好きな変わり者。その知識を活かして「僕」と事件の謎を解く…という筋書きのミステリ。
メインヒロインは頭が切れる変なやつで妙なグイグイさで事件に首を突っ込んでくる、みたいな部分はまあ既定路線感だよな、というところアリアリなので「骨」というキーワードなり、何かオリジナリティのあるところが今後にどう繋がるんだろう。な1巻目
雰囲気、で流さず描写や説明が必要なところはきちんと活字で描写されているのは言葉足らずのラノベが増えた中で好感触。知識に裏打ちされてる感も個人的に好み。櫻子さんのエキセントリックさのキャラ立ち度合いもいい感じ。
ミステリ部分が、「〜という -
Posted by ブクログ
ネタバレ太田紫織さんのSF設定(幽霊・妖怪系はファンタジーに分類)は初めてかな.
主人公の男の子が少しすれていて初めのうちは気になるけど,「銀河鉄道の夜」をうまく使った雰囲気のいい作品.
(「昨日の僕が僕を殺す」から主人公の男の子のキャラ設定が変わった気がする.実はけっこう面倒くさいやつである正太郎君が,わりと世間や大人を信じているいい子なので,そう感じるだけなのかもしれない).
子供たちはそれぞれ傷を持っていて,それを知ってしまった主人公がいろいろ感じて・考えて・行動して・失敗して,それでもいろいろやってみる.
傷を持った子供たち(の再生と成長),家族って?というのがキーワードかな.
ママが宇宙人