太田紫織のレビュー一覧

  • 櫻子さんの足下には死体が埋まっている 狼の時間

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    今回の短編面白かったーラストのゾクゾク感がなかなかよかったです!

    この作者は長編より短編向きかもなぁ。。。。

    ところどころ内容が分かりづらいこともあったりだし、一冊一冊が短いのに繋がってて、前の内容すぐ忘れる。

    三倍くらいの厚さにしてもいいから一冊にまとめて読ませてほしいところです。

    そして、最近旭川のおススメ名物が出ないのもちょっと残念。読んでから探して食べに行くのも楽しいのに、、、

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    2017年12月10日
  • 櫻子さんの足下には死体が埋まっている わたしのおうちはどこですか

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    百合子のあれにはびっくり。
    まさか、まさかの本音があれだったとは。
    でも、なんとなくわかる気もしてしまうのだけど。
    ファントムとの決戦は、いつになるのだろう。
    そして、その正体は?
    ドラマとは同じなのか、違うのか。
    気になる。気になる。早く読ませてー。

    事件は、正太郎編も百合子編もちょっと切なく、でも、人の心の温かさも見えてよかった。
    しかーし、百舌鳥さんってばたくましい。そういうの、きらいじゃない。
    そして、陽花里ちゃんのいじらしさ!好きだー。

    あと、クリスティに触れていたのも嬉しかった。ハロウィンつながりでオリヴァ夫人というのも♪

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    2017年11月16日
  • 櫻子さんの足下には死体が埋まっている

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    桜と死体は、よく一つのイメージの中で語られることが多い。

    それだけ、桜は、妖しい雰囲気をまとっているということなのだろうが。

    ホームズ役の櫻子さんと、ワトソン役の「少年」こと、正太郎のコンビシリーズ。

    櫻子さんは、モデル張りのルックスと、口からポンポン飛び出す男言葉のミスマッチがかなり魅力的な女性なのだが、歯に衣着せぬ物言いと、

    空気をまったく読まない言動で、正太郎クンをいつも振り回す。

    生物の骨を組み立てる標本士という、なかなかユニークな設定だ。

    一方の正太郎クンは、草食系の代表のような男子。甘くて、チキンで、女子力のほうが高そうである。

    櫻子さんが動くところ、そこでなぜか、人

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    2017年11月07日
  • 櫻子さんの足下には死体が埋まっている 蝶の足跡

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    櫻子さんシリーズの第11巻。この巻では、裁判員で知り合った善意の人々による正義(?)の犯罪について描かれた。しかし正太郎くんの行くところ、色々な事件に巻き込まれるものである。今回は花房がちょっと絡んでいる感じ。

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    2017年10月28日
  • オークブリッジ邸の笑わない貴婦人3―奥様と最後のダンス―(新潮文庫nex)

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    3冊目が出版されていたことに気付かず本屋でたまたま見掛けてよかった。
    途中ハラハラしたものの、なるようになった、という印象。思い遣りとユーモアに溢れたお話で読後感が良い。

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    2017年09月24日
  • 櫻子さんの足下には死体が埋まっている 蝶の足跡

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    11作目も全体的には進展なし。いったいいつまで引っ張るのか・・・
    相変わらず回りで事件起き過ぎるわ、あまりに不自然・・・

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    2017年09月24日
  • 櫻子さんの足下には死体が埋まっている ジュリエットの告白

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    えええーそこで終わるのか!!っていう、はじめての一冊未完結パターン?
    これは続きはいつ出るのかなぁ。。来月?
    鴻上がダークサイドに落ちそうな前触れは確かに前の話でありましたけどね。
    正太郎しっかりしろ!

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    2017年09月18日
  • 櫻子さんの足下には死体が埋まっている 八月のまぼろし

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    櫻子さんシリーズの第10巻。あまり重たくない短編が3つ収録されている。花房関連の話ばかりだと重くなってしまうので、こんな感じで日常のちょっとした延長としての軽いミステリを読めるのは嬉しい。

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    2017年09月10日
  • オークブリッジ邸の笑わない貴婦人3―奥様と最後のダンス―(新潮文庫nex)

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    完結編と知らなかった。彼らとお別れとは残念。アイリーンがエドに?!の展開はびっくり。だって、それじゃユーリはどうなるの?とはいえ、きれいな大団円に一安心。みんな、よかったね。エズミもエミリーも好き。

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    2017年09月08日
  • 櫻子さんの足下には死体が埋まっている はじまりの音

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    今回はメインストーリとは余り関係ない話。それぞれの話がそれでもなかなかいい味出してる。3人のおじいちゃん、いいですね~

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    2017年08月19日
  • 櫻子さんの足下には死体が埋まっている 八月のまぼろし

    購入済み

    一気読み

    いつも一気読みしてしまいます。
    電子書籍でも とても読みやすいです

    ジワジワと変化する
    正太郎の思考
    櫻子さんとの衝突
    あの人は本当に花房と関係ないのか!?

    次巻へ繋げる終わり方は
    いつも楽しませてくれます

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    2017年07月10日
  • 櫻子さんの足下には死体が埋まっている 蝶の足跡

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    ネタバレ

    シリーズ11作目で書き下ろし。
    短編と長編が1作ずつ。

    短編の「蝶の足跡」では、櫻子とばあやが「旅行に出る」といなくなったまま連絡が取れないため、正太郎は薔子さんと磯崎先生の車で探しに行き、層雲峡の廃ホテルで無理心中の母娘の遺体を発見する。

    長編の「灰色の追行」はひき逃げ犯の裁判員裁判の話で、被害者と遺族が苦しんでいるのに加害者が法に守られ犯罪を繰り返すのを見て、元裁判員が軽い量刑にしたことに苛まれ、私刑を加える。そこにファントムの影がちらつく。

    去年の幾寅の水害の話が出てくるので、同時代で進行してることがわかる。
    正太郎は進路を変えて法医学を目指すらしい。

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    2017年06月30日
  • 櫻子さんの足下には死体が埋まっている

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    アニメから入っているが、本も面白い。
    舞台が旭川と言うのも個人的に好ましいし、櫻子さんのキャラが良い。

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    2017年06月17日
  • 櫻子さんの足下には死体が埋まっている

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    半身浴中の暇つぶしに。日常の謎をあれこれ読んできたけれど、やっぱり人が死ぬミステリは適度に話が引き締まっていいね。あと櫻子さんがちゃんと?嫌われる描写があって良かった。ヒロインを無条件で持ち上げるのは苦手なので、きちんと欠点を描写した上でのチャームポイントがあって嬉しい。少年が高校生の割には子供っぽいけれどまあ可愛いから良し。三話の構成が綺麗に決まっていて気持ち良く読めた。続きも読みたい。

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    2017年05月07日
  • 櫻子さんの足下には死体が埋まっている 雨と九月と君の嘘

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    櫻子さんシリーズ3作目。短編集。
    ▼呪われた男
    大切な人のために命をかける男と、大切な人の命を守りたいと願う女の物語。
    短命の家系、呪われた犬、そして呪われた絵。
    それらをつなぎあわせて、櫻子さんはオカルトなどではなく現実の問題として謎を解明していく。
    けれど、謎解きのもう一歩先には、隠されていたもうひとつの謎が待ち受けていた。
    この世でもっとも難しい謎とは、人の心のありようなのかもしれない。

    ▼お祖母ちゃんのプリン
    亡き祖母と僕こと正太郎の優しくも切ないあたたかな思い出。
    入院した祖母を見舞うたびに持って行った祖母がリクエストしていた大好きなプリン。
    とろけるような味わいのプリンは、そのま

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    2017年04月12日
  • 櫻子さんの足下には死体が埋まっている 蝶の足跡

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    ネタバレ

    第11作目の今作、第弐骨「灰色の追行」は"正しいことを行ている"と信じている者たちが徐々に疲弊し追い詰められていく展開に、社会的な問題点も織り交ぜているようにも感じられるストーリー。第9作目『狼の時間』を読んだ時同様に漠然とした雲のような不安感の上を歩いているような感覚で読み進めました。

    でも、過去の登場人物はさすがにすべてを覚えていないのでどうしよう感はありました(笑)。完結はまだまだ先でしょうか? 

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    2017年04月11日
  • 櫻子さんの足下には死体が埋まっている はじまりの音

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    ネタバレ

    二年生に進級した正太郎くん。一話は親友の今居君と鴻上さんと一緒のクラスになったが、不思議な転校生が鴻上さんに近づく。中高生の女子生徒にはよくあるよね~、こういうこと。阿世知さんがいい子でよかった。二話は自分の都合のいい正義を振りかざしたご近所さんと思いがけない事実。三話は崩壊した家族の話。蛇の話は苦手だな。スペシャルストーリーは正太郎くんの三人のおじいちゃんの話。いいおじいちゃんズだね。櫻子さんを思うばあやさんの気持ちに涙。

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    2017年03月10日
  • 櫻子さんの足下には死体が埋まっている 謡う指先

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    またまた偶然ながら、女性が男性にハンドクリームを塗ってあげる理由をネットで読んだばかりだったので、鴻上さんの行動をピュアに見れずに残念。櫻子さんと正太郎の関係もだんだんはっきりしてきて、この先どこに行き着くのだろう。

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    2017年02月21日
  • 櫻子さんの足下には死体が埋まっている 冬の記憶と時の地図

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    10年ほど前に起きた一人の女性の死にまつわる出来事を記した長編である。
    果たして彼女の死は自殺なのか、それとも他殺なのか。
    櫻子さんの叔父が残した当時を記録したファイルを手に、「僕」と櫻子さんは関係者たちに話を聞いてまわる。
    時が経っても、一人の人間が死んだ事実は、関わった人たちに今も影を落としている。
    時間が解決してくれる問題もある。
    けれど、死にまつわる記憶は、亡くなった人との関係が密度の高いものであればあるほど、色褪せることはない。
    大きすぎる犠牲を払ってまで「僕」と櫻子さんが手にした真実。
    けっして後味の良いものではなかったし、犯人の末路もどこか哀れだった。
    「画家」の謎は少しも解かれ

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    2017年02月17日
  • 櫻子さんの足下には死体が埋まっている 狼の時間

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    文庫書き下ろしで、シリーズ9巻目、中編2作。

    第1話 狼の時間
    Phantomにそそのかされ、自殺志願サイトでその日旭川で決行しようと集まる集団に正太郎は紛れ込み、Phantomに指示されて「誰か」を救おうとする。
    向かったのは磯崎先生のかつての教え子仲良し3人組のうちの一人が花房絡みで死に、他の遺体も発見されたあの廃屋。
    ちょっと設定に無理がある感じだが。
    正太郎は櫻子さんのビンタを食らって当然。

    第2話 午前4時のノック
    内海巡査のモノローグで始まり、事故物件のアパートの部屋で、明け方ノックの音が聞こえるという怪談風の展開になるのだが、最後は内海巡査が感動して大泣きする結末。
    それに

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    2017年01月20日