太田紫織のレビュー一覧

  • 櫻子さんの足下には死体が埋まっている

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    半身浴中の暇つぶしに。日常の謎をあれこれ読んできたけれど、やっぱり人が死ぬミステリは適度に話が引き締まっていいね。あと櫻子さんがちゃんと?嫌われる描写があって良かった。ヒロインを無条件で持ち上げるのは苦手なので、きちんと欠点を描写した上でのチャームポイントがあって嬉しい。少年が高校生の割には子供っぽいけれどまあ可愛いから良し。三話の構成が綺麗に決まっていて気持ち良く読めた。続きも読みたい。

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    2017年05月07日
  • 櫻子さんの足下には死体が埋まっている 雨と九月と君の嘘

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    櫻子さんシリーズ3作目。短編集。
    ▼呪われた男
    大切な人のために命をかける男と、大切な人の命を守りたいと願う女の物語。
    短命の家系、呪われた犬、そして呪われた絵。
    それらをつなぎあわせて、櫻子さんはオカルトなどではなく現実の問題として謎を解明していく。
    けれど、謎解きのもう一歩先には、隠されていたもうひとつの謎が待ち受けていた。
    この世でもっとも難しい謎とは、人の心のありようなのかもしれない。

    ▼お祖母ちゃんのプリン
    亡き祖母と僕こと正太郎の優しくも切ないあたたかな思い出。
    入院した祖母を見舞うたびに持って行った祖母がリクエストしていた大好きなプリン。
    とろけるような味わいのプリンは、そのま

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    2017年04月12日
  • 櫻子さんの足下には死体が埋まっている 蝶の足跡

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    ネタバレ

    第11作目の今作、第弐骨「灰色の追行」は"正しいことを行ている"と信じている者たちが徐々に疲弊し追い詰められていく展開に、社会的な問題点も織り交ぜているようにも感じられるストーリー。第9作目『狼の時間』を読んだ時同様に漠然とした雲のような不安感の上を歩いているような感覚で読み進めました。

    でも、過去の登場人物はさすがにすべてを覚えていないのでどうしよう感はありました(笑)。完結はまだまだ先でしょうか? 

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    2017年04月11日
  • 櫻子さんの足下には死体が埋まっている はじまりの音

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    ネタバレ

    二年生に進級した正太郎くん。一話は親友の今居君と鴻上さんと一緒のクラスになったが、不思議な転校生が鴻上さんに近づく。中高生の女子生徒にはよくあるよね~、こういうこと。阿世知さんがいい子でよかった。二話は自分の都合のいい正義を振りかざしたご近所さんと思いがけない事実。三話は崩壊した家族の話。蛇の話は苦手だな。スペシャルストーリーは正太郎くんの三人のおじいちゃんの話。いいおじいちゃんズだね。櫻子さんを思うばあやさんの気持ちに涙。

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    2017年03月10日
  • 櫻子さんの足下には死体が埋まっている 謡う指先

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    またまた偶然ながら、女性が男性にハンドクリームを塗ってあげる理由をネットで読んだばかりだったので、鴻上さんの行動をピュアに見れずに残念。櫻子さんと正太郎の関係もだんだんはっきりしてきて、この先どこに行き着くのだろう。

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    2017年02月21日
  • 櫻子さんの足下には死体が埋まっている 冬の記憶と時の地図

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    10年ほど前に起きた一人の女性の死にまつわる出来事を記した長編である。
    果たして彼女の死は自殺なのか、それとも他殺なのか。
    櫻子さんの叔父が残した当時を記録したファイルを手に、「僕」と櫻子さんは関係者たちに話を聞いてまわる。
    時が経っても、一人の人間が死んだ事実は、関わった人たちに今も影を落としている。
    時間が解決してくれる問題もある。
    けれど、死にまつわる記憶は、亡くなった人との関係が密度の高いものであればあるほど、色褪せることはない。
    大きすぎる犠牲を払ってまで「僕」と櫻子さんが手にした真実。
    けっして後味の良いものではなかったし、犯人の末路もどこか哀れだった。
    「画家」の謎は少しも解かれ

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    2017年02月17日
  • 櫻子さんの足下には死体が埋まっている 狼の時間

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    文庫書き下ろしで、シリーズ9巻目、中編2作。

    第1話 狼の時間
    Phantomにそそのかされ、自殺志願サイトでその日旭川で決行しようと集まる集団に正太郎は紛れ込み、Phantomに指示されて「誰か」を救おうとする。
    向かったのは磯崎先生のかつての教え子仲良し3人組のうちの一人が花房絡みで死に、他の遺体も発見されたあの廃屋。
    ちょっと設定に無理がある感じだが。
    正太郎は櫻子さんのビンタを食らって当然。

    第2話 午前4時のノック
    内海巡査のモノローグで始まり、事故物件のアパートの部屋で、明け方ノックの音が聞こえるという怪談風の展開になるのだが、最後は内海巡査が感動して大泣きする結末。
    それに

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    2017年01月20日
  • 櫻子さんの足下には死体が埋まっている 雨と九月と君の嘘

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    短い話ですが 珍しく ばあやさんが 探偵役をした 「お祖母ちゃんのプリン」は ほろりとさせるいい話でした しかしここでも お祖母ちゃんが 正太郎に 隠し通した 病気の辛さについて 全部裏がわかってしまうのは 幸せなのか・・・ 一生 分からないのも いいかもしれない とも 思った 第三巻です

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    2017年01月10日
  • 櫻子さんの足下には死体が埋まっている はじまりの音

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    文庫書き下ろしの、シリーズ第8作。中編3作と短編1作

    第1話 ウラトオモテ
     高等部2年生になって転校してきた来た阿世知蘭香は奇抜なゴスロリ調の格好をしていたが、鴻上百合子に表向き親友になるよう頼む。飼っていた犬の頭蓋骨の標本を持っているという蘭香を櫻子さんの元に連れて行くと、蘭香の秘密と百合子の意外な苦悩も明らかになる。
     女の子って大変なのね。がんばれ男の子たち。

    第2話 雛を呼ぶ声
     九条邸の庭にヒヨドリが巣を作ったが雛が殺される。斜め向かいに越してきた愛想の悪い宝生さんにみんなが悪感情を持っているが、櫻子さんは元地主として敢然と原因を追求する。
     普通の人の狂気が一番怖いかも。。。

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    2016年12月31日
  • 櫻子さんの足下には死体が埋まっている 骨と石榴と夏休み

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    第二骨は 血まみれの幼女救出
    これが一番後味がいい話でした
    育児放棄や虐待の疑いがあった母親ですが
    最後は いい母親として頑張ったんですね
    ほろりとしました

    櫻子さんが 赤子の命を救うために
    懸命に人工呼吸をするなど
    子供好きな一面も見られます
    ただ 何かトラウマがあるような
    必死の救出でしたけど・・・

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    2016年12月15日
  • 櫻子さんの足下には死体が埋まっている 八月のまぼろし

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    なんかもう、どっちも嫌な感じでした。逆恨みもここまでくると「いや、ちょっと無理がないか?」と思うし、刷り込みもそこまでくると「いやいや
    …」と思ってしまう。どちらもお話なのだからそこまで考えなくてもいいのでしょうけど、とにかく後味が悪すぎました。正太郎のお母さんと櫻子さんに雪解けの雰囲気。これだけが救いでした。ラスト、正太郎が何に怒って櫻子さんを責めてるのか、私にはイマイチ分からず。若さゆえの正義感なのか、私がナナメなのかは分かりませんが。もやっとした全体でしたがやっぱり面白かったです。

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    2016年12月06日
  • 櫻子さんの足下には死体が埋まっている 冬の記憶と時の地図

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    シリーズ第5作で、書き下ろし。
    シリーズ初の長編「冬の記憶と時の地図」と12ページの掌編「てのひらの優しさ」の組み合わせ。アニメになっていない。

    前作第3話「蝶は十一月に消えた」の、高校の先輩の遺体の蝶形骨が無くなっていた事件から、10年前に櫻子さんの叔父で設楽教授(法医学講座)が調べた函館の看護師の事件を調査するため、櫻子さんと正太郎は函館へ向かう。
    10年前には見えていなかったものから櫻子さんの鋭い推理により、やはりあの花房という画家が関わっていた殺人事件だという真相を明らかになるのだが、正太郎が犯人にナイフで腹を刺されてしまう。無茶するなよ、少年!

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    2016年12月03日
  • 櫻子さんの足下には死体が埋まっている 蝶は十一月に消えた

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    文庫書き下ろしのシリーズ第4作

    例によって、骨を異常に愛する旧家の美しいお嬢様で標本士の九条櫻子が解剖学の知識で鮮やかに事件を解く物語で、高校生正太郎少年のモノローグ形式。

    第1話「猫はなんと言った?」 正太郎の同級生鴻上百合子の叔母がストーカーにつきまとわれ、飼い猫を殺されたが、猫の死因を突き止めると意外な犯人が。
    第2話「私がお嫁に行く時に」 珍しく鴻上百合子のモノローグで、亡き祖母が自分が結婚する時にくれるといった祖父の絵がどれかを桜子に見てもらう掌編。
    第3話「蝶は十一月に消えた」 出ました、やがて宿敵となる死体から蝶形骨を奪う画家花房。担任の磯崎先生のかつての教え子で仲の良かった

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    2016年12月03日
  • 櫻子さんの足下には死体が埋まっている 雨と九月と君の嘘

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    文庫書き下ろしのシリーズ第3作

    例によって、異常に骨を愛する旧家の美しいお嬢様九条櫻子が、正太郎少年を伴って解剖学の知識で鮮やかに事件を解く物語

    第1話「呪われた男」は自分の家系が短命で呪われていて自分ももう死ぬと思い込んでいる男の話。古い時代の絵の具にヒ素が含まれていたことで解決したかに見えたが。。。
    第2話「お祖母ちゃんのプリン」は正太郎が小学生の時に亡くなった祖母の見舞いに遠回りしてプリンを買いに行かされていた謎をばあやさんが解く。
    第3話「託された骨」は正太郎の高校の理科室から人骨が見つかり、かつていた骨格標本を作っていた教員と姉の秘密、さらに櫻子さんとのつながりもわかる。

    3話

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    2016年12月03日
  • 櫻子さんの足下には死体が埋まっている 骨と石榴と夏休み

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    文庫書き下ろしでシリーズ第2作

    例によって、異常に骨に執着する旧家の美しいお嬢様九条櫻子が、正太郎少年を伴って解剖学の知識で鮮やかに事件を解く物語

    第1話「夏に眠る骨」は鍾乳洞近くの崖から転落した白骨死体を発見したが、それは正太郎の同級生の鴻上百合子の行方不明になっていた祖母だった。
    第2話「あなたのおうちはどこですか」は未明に裸足で歩いていた幼女を正太郎が保護して自宅を突き止め、殺されていた母親を発見し仮死状態の赤ん坊を救出する。
    第3話「」殺されてもいい人は薔子の実家で富豪の東藤家当主の90歳の誕生パーティの夜死んだがその死因を巡ってのひと騒動。

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    2016年12月03日
  • 櫻子さんの足下には死体が埋まっている 八月のまぼろし

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    薔子さんの身内もよく死に関わっていますね。
    友達が殺人鬼とかなかなか怖いです。。。が、物語そのものもなかなか怖かった。
    冒頭壱骨目の話もなかなか暗いというかメンタルやられている系ですね。
    今年旭川に行ったので、小説内の描写がよりはっきりとしたイメージを持って再現で来ている気がします。
    駅ビルのフードコートとか、結構おいしいものたくさんあったのを覚えています。

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    2016年09月20日
  • 櫻子さんの足下には死体が埋まっている 謡う指先

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    ネタバレ

    一作目、正太郎くんの受難。でも親友じゃなくて良かったね。疑いたくない人を疑うのって本当に疲れるから。そんな先生いるんだなぁ、と嫌な気分。鴻上さんは私は好きなキャラじゃないので、何とも。そして男ってのは全くもう、お見合いだろうが何だろうが、筋通そうよ、と思います。結末はとても悲しい。そして相変わらず櫻子さんの真実を知りたい思いは、時として周りを傷つける。でもそれをどうとも思わないのが櫻子さん。正太郎くん、身代わりじゃなくて良かったね。この2人はくっ付かない運命なんだろうか。少しじれったいです。

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    2016年09月14日
  • 櫻子さんの足下には死体が埋まっている 白から始まる秘密

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    相変わらず櫻子さんの洞察力に感服です。罪悪感から正太郎と会おうとしなかった櫻子さん。でもこの二人はもう離れられないんですよね。櫻子さんにとっても正太郎は既に誰かの替わりでは無くなってるはず。phantomの正体は騙されました。絶対櫻子さんだと思ってました。谷内さんの悲しい過去も読みごたえありましたが、やはり難しい年頃の女の友情の脆さ。相手次第でどうにでも変わる危うさ。余りにも軽く扱われた命。腹立たしさの中で読み終えました。櫻子さんの言葉は正しい、けれど直球すぎて鋭利。回りの人に助けられる櫻子さんですね。

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    2016年09月07日
  • 櫻子さんの足下には死体が埋まっている 八月のまぼろし

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    ネタバレ

    嵐の前の静けさという感じで、大人しかったイメージの巻でした。
    ただ、救いのない話が多かったです…。
    櫻子さんがどうなったのか、次巻が楽しみです。

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    2016年09月06日
  • 櫻子さんの足下には死体が埋まっている 八月のまぼろし

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    3話目がとても本作らしくて良いね。もう蝶々くんの伏線ははどうでもイイよ。それよりもゴスロリ阿世知蘭香をもっと登場させてあげて。弁当ひっくり返すだけじゃ勿体ないっす。

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    2016年08月08日