太田紫織のレビュー一覧

  • 櫻子さんの足下には死体が埋まっている 冬の記憶と時の地図

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    前巻表題作の謎めいた画家である花房や蝶形骨にまつわる調査を旅先で進める。存在を疑われる程に痕跡のない花房に引き込まれた。叔父目線の高校三年生の頃の櫻子も新鮮。事件は入り込み難かったけれど犯人の豹変や二人の危機には掴まれた。初期にはあった気がする舘脇の櫻子に対する反発等が減ってすっかり櫻子が可愛い。

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    2018年10月09日
  • 櫻子さんの足下には死体が埋まっている 蝶は十一月に消えた

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    鴻上の叔母の飼い猫が噛み殺された事件、鴻上と櫻子の交流が微笑ましい鴻上目線の約束の絵の話、三姉妹と呼ばれていた磯崎の元教え子たちの失踪と昔の事件の三本。特に第三話の表題作がミステリアスで引き込まれた。何のお祝いなのかまだ言いたくないと伏せられているパーティも楽しそうなのにちょっと陰があって気になる。

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    2018年10月09日
  • 櫻子さんの足下には死体が埋まっている 雨と九月と君の嘘

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    呪いの犬と絵、舘脇の亡き祖母とプリンの思い出、高校の文化祭からの資料室整理で人骨を発見の三本。ヘクターの人語訳描写に和む。近付きすぎると死んでしまうかもしれないと唐突に離れようとする櫻子が意外。かぶり付いて離れなそうな舘脇に安心した。二人のコンビがすきな分、まだ存在感のない婚約者にお邪魔感が…。

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    2018年10月09日
  • 櫻子さんの足下には死体が埋まっている

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    美しい骨を愛でるのがすきなお嬢様で、骨を組み立てる標本士である、二十代半ばから後半の九条櫻子と、彼女に振り回される平凡な高校生の舘脇正太郎のコンビがくっきりしていて楽しい。素人ながら検死の真似事も出来る、骨に対しては子供のような櫻子が、笑顔だけでなく「少年」「〜たまえ」口調の男っぽさも含め魅力的。

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    2018年10月09日
  • 魔女は月曜日に嘘をつく2

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    怒りっぽくて「!」を連発する杠葉に疲れ掛けるけれど、気付けば彼女に引き込まれている。経営についてぶつかり合うふたりがリアルで胸に迫った。道理のある犬居ががつがつ来ていて、出資者の陰に閉じ籠もる頑なな杠葉に共感しそうになる。彼女が無理なくほぐれていったら良いな。お料理や栗のパイも美味しそうだった。

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    2018年10月09日
  • 昨日の僕が僕を殺す

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    ミステリと思って読み始めたら、、、
    ホラー、、、、?!
    ひぃ。
    しかも、語り手の「僕」の性格も私には合わず。
    でも、蝶子や榊たちは好きなのでがんばって最後まで読む。
    最後まではまれず残念。

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    2018年09月13日
  • 櫻子さんの足下には死体が埋まっている 蝶は十一月に消えた

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    ネタバレ

    厚さに対し内容ぎっしりで満足。
    しかしイケメン、美女率の高さったら(笑)。
    正太郎のボーダーが低いんだろうか??

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    2018年07月29日
  • 櫻子さんの足下には死体が埋まっている 八月のまぼろし

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    ネタバレ

    正太郎家に投げ込まれるカラスの屍の謎と10年前の殺人事件の謎。正太郎は櫻子さんにずいぶんきつい言葉をたたきつけちゃったなぁ。お互いを思いあってとはいえ、あそこまで言って普通にまた会えると思う正太郎ておめでたいと思う。花房の件は進展ないし。いい加減飽きてきた。作中に出てくるヘクター(正太郎想像)の言葉がかわいい。

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    2018年07月16日
  • オークブリッジ邸の笑わない貴婦人2―後輩メイドと窓下のお嬢様―(新潮文庫nex)

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    暑い夏に、体調を考えて出かけた奥様。
    その間にあった花火大会に出かけて、戻ってくれば
    こないはずのお嬢様が!?

    後輩メイドは大変だ…と思っていたら、それ以上に
    大変な状況が後輩に。
    疑いがあるなら、確かに慎重になりますけど
    確認しなければ何にもなりません。
    もしそうで、発覚したら…どうなるのでしょう?

    そんな1話目が終わって登場したのが、お嬢様。
    可愛らしく愛想を振りまいていますが、主人公に
    標的を定めて、小さな嫌がらせばかり。
    そのうちうっかり自分に返ってこないか、と思ったら
    戻ってきてる現実がありました…w

    ちょっとしたお嬢様の退屈しのぎを手配した3話。
    こんなところで昔の雇い主~と

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    2018年07月06日
  • オークブリッジ邸の笑わない貴婦人―新人メイドと秘密の写真―(新潮文庫nex)

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    19世紀に住みたい、という老婦人の願いを叶えるため
    その時代のメイドになりきった主人公。

    今の生活になれている人間に、これは辛い! としか
    いいようがない状態です。
    お風呂に入るにも、トイレに行くにも
    そして世話をするにも…。
    つくづく、良い世の中になったものだ、と思います。
    苦労がリアルで、してもいないのに
    共感できてしまいます。

    その時代にどう生きていたのか、どう生活していたのか。
    そこも興味はありましたが、執事役の孫と
    どう関係していけるのか。
    新人も入っているわけですが、このさぼり方は
    昔もあったようですし。
    特別編の末路は、そのせいだ、とも言えるわけで
    なんら同情する所がないです

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    2018年07月06日
  • 櫻子さんの足下には死体が埋まっている わたしのおうちはどこですか

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    『骨』に対して強い執着を持つ20代半ばの標本士・九条櫻子と旭川市在住の高校生・舘脇正太郎が人の死に絡む事件の謎を解明していくシリーズ第13作目。
    前作「わたしのおうちはどこですか」の解決編は櫻子さんの見せ場はないですし、花房に関しての進展もないままで終わってます。
    その他の二話も箸休め的なお話で満足度は低め。花房の件はさっさと終わらせて、以前のような「骨」が登場する日常ミステリーを続けて欲しいです。

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    2018年06月24日
  • 櫻子さんの足下には死体が埋まっている 蝶の足跡

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    櫻子さん失踪でちょっと心配したものの無事何事もなく良かった。。。危うく最終回ばりの、まさかの花房が櫻子さんオチかと思った、、、あードキドキした、、、、笑笑

    あとは正太郎が少しづつ大人びてきているのが成長を感じさせます。

    いっぱしの男らしくなってきた正太郎のその後もうっすら見え始め、正太郎まさかの将来そっち系!?そして、正太郎、死体に慣れすぎじゃね。っていう。

    フィクションですから文句はありませんが、アニメばりの大胆さです。

    警察より死体に強い高校生。笑笑

    コナン顔負けです。

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    2018年05月06日
  • 魔女は月曜日に嘘をつく3

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    ネタバレ

    第二作から三年後、犬居さんはフクロウの丘にカフェを開いたんですね。でも杠葉さんとの距離は開いて・・・。転がり込んできた中学生のセージ君。後半のトラブルでセージ君と杠葉さんが犬居さんを攻めた時は本当に杠葉さん嫌いになった。でも終盤彼女が嘘を嫌う理由、過去が明らかになって「しょうがないか」とも思って。今回でファイナル。イマイチ面白いとも思えないままだったけど、ハーブことは興味深かった。

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    2018年05月01日
  • 魔女は月曜日に嘘をつく2

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    ネタバレ

    ハロウィンイベント高校生の恋、杠葉さんの刺繍師匠家庭問題、フクロウの丘経営問題・犬居君東京に帰る。杠葉さんの魔女の謎とフクロウの丘経営の状態が明らかになった今作。心配だからとはいえ、他人で経営に関係しない犬居君が口が過ぎた。でも今の状況が健全な状態と言えないのもまたしかり。厳原教授はなぜこんなにも杠葉さんの面倒を見るのか?犬居君のカフェはオープンできるのか。

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    2018年04月29日
  • 櫻子さんの足下には死体が埋まっている 八月のまぼろし

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    相変わらず安定の面白さ。

    アピアのアクアドームで待ち合わせするショウコさんのくだりは、もしかしたら私ショウコさんや櫻子さんとすれ違ってたかも。と、幻想を抱くかのようなご近所感で親近感を覚えてしまいました。

    円山で殺人事件。

    なるほどねぇ。身近。なんか想像がリアルで、毎度面白いです!いつもは旭川だからちょっと知識足りないけど、今回札幌駅付近が舞台でとってもリアルな想像ができました。

    櫻子さん。続ききになる。

    どこ行っちゃったんだ?

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    2018年04月26日
  • 櫻子さんの足下には死体が埋まっている 雨と九月と君の嘘

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    櫻子さんシリーズを3作目まで読んできて、やっぱり、気になる。

    しつこいようだが、正太郎クンのキャラだ。

    繊細で傷つきやすく、やさしい性格だとは思うのだが、どうも、「ん?」と思わされる。

    例えば、この作品の「託された骨」でも、櫻子さんの「飼い猫の死後、解剖して標本にした」という過去の話に、「かわいがっていた猫を標本にできるなんて」と涙を流したり、記念館に展示されている銃や刀が、血を浴びているかもと思っただけでいたたまれなくなったりと。

    もう少し、大人の男に成長し、櫻子さんを精神的に支えられる存在になってほしいと、余計なお節介をつい。

    ま、コンビ的に、櫻子さんが「硬」なら正太郎クンが「柔

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    2018年04月04日
  • 櫻子さんの足下には死体が埋まっている 狼の時間

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    ネタバレ

    今回も花房の正体はまったくわからず、正太郎が振り回されただけ・・・。自殺サイトまたは似たようなものは定期的に事件で取り上げられますね。犯罪の温床にもなるし、一歩を踏みとどまれないのかな。「午前四時〜」は賃貸住宅での死の一つの現実ですよね。亡くなりたくて亡くなったわけじゃないのに、でも大家さんの経済的な損失も大変だし・・・。ミステリーとして、時事問題として考えさせられる本です。

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    2018年03月25日
  • あしたはれたら死のう

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    入水自殺を図った遠子は一命をとりとめるが、感情の一部と、記憶の一部、そして味覚を無くしてしまう。

    「なぜ自分は死のうとしたのか」答えを探す話になっている。

    苦さは残るけれど、明日に向かう終わり方だったので良かったのかな。

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    2018年03月13日
  • 櫻子さんの足下には死体が埋まっている 骨と石榴と夏休み

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    「櫻子さんの足下」シリーズの2作目。

    今回は、「夏に眠る骨」、「あなたのおうちはどこですか」、「殺されてもいい人」の3編が収録されている。

    相変わらずマイペースの櫻子さんと、正太郎クンのコンビ。

    コンビといっても、個人的に、櫻子さんの相棒は、も少し大人のほうがよかったかなと思うのだが。

    相棒として、櫻子さんに対するグチが多いんじゃないかと。
    理解度が足りないんじゃないかしら…と。

    そう思うのは、「夏に眠る骨」では、正太郎クンの同じ学校の女子、鴻上百合子の祖母の件で、百合子でさえ、櫻子さんを「優しい人」と表現するが、正太郎クンはその言葉に驚いている。

    それに対し、百合子は「優しい言葉

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    2018年03月05日
  • オークブリッジ邸の笑わない貴婦人3―奥様と最後のダンス―(新潮文庫nex)

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    ネタバレ

    オークブリッジシリーズもこれにて完結。奥様との最後の舞踏会。冬を越え、春を迎えたオークブリッジのその後。個人的にはどうにも主人公に感情移入できませんでしたが、よいお話だったと思います。

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    2018年01月11日