太田紫織のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
暑い夏に、体調を考えて出かけた奥様。
その間にあった花火大会に出かけて、戻ってくれば
こないはずのお嬢様が!?
後輩メイドは大変だ…と思っていたら、それ以上に
大変な状況が後輩に。
疑いがあるなら、確かに慎重になりますけど
確認しなければ何にもなりません。
もしそうで、発覚したら…どうなるのでしょう?
そんな1話目が終わって登場したのが、お嬢様。
可愛らしく愛想を振りまいていますが、主人公に
標的を定めて、小さな嫌がらせばかり。
そのうちうっかり自分に返ってこないか、と思ったら
戻ってきてる現実がありました…w
ちょっとしたお嬢様の退屈しのぎを手配した3話。
こんなところで昔の雇い主~という再会。
3か月で首は確かに気になりますが、聞き続けるのは
淑女としてどうでしょう?
子供じゃない、と主張するわりに
やっている事は子供です。
相手に対して考えもせずに追求するのもそうですが。
そもそも相手の秘密を根掘り葉掘り聞こうとするのも
淑女として駄目ですが。
メイドが、前の雇い主の事を漏らすのは
問題行動でしょうし。
そんな彼女が何故突如としてここにきたのか、が
分かる4話目。
執事の妙な言い回しがあったな、と思いましたが
ここに直結しているのか、と。
後は、男女に対して、やたらに厳しかった事。
しかし誰にも言わずに逃亡して、その後どうするのか。
後、3話で出てきた馬丁の彼は、本当に19世紀なら
どれだけ大変な事になったのか…。
現代なら、怒鳴られて一発殴られる、程度でしょうか? -
Posted by ブクログ
19世紀に住みたい、という老婦人の願いを叶えるため
その時代のメイドになりきった主人公。
今の生活になれている人間に、これは辛い! としか
いいようがない状態です。
お風呂に入るにも、トイレに行くにも
そして世話をするにも…。
つくづく、良い世の中になったものだ、と思います。
苦労がリアルで、してもいないのに
共感できてしまいます。
その時代にどう生きていたのか、どう生活していたのか。
そこも興味はありましたが、執事役の孫と
どう関係していけるのか。
新人も入っているわけですが、このさぼり方は
昔もあったようですし。
特別編の末路は、そのせいだ、とも言えるわけで
なんら同情する所がないです。
連れて行った人と、場所があれなのに気が付かないのは
自業自得、というものです。 -
Posted by ブクログ
櫻子さんシリーズを3作目まで読んできて、やっぱり、気になる。
しつこいようだが、正太郎クンのキャラだ。
繊細で傷つきやすく、やさしい性格だとは思うのだが、どうも、「ん?」と思わされる。
例えば、この作品の「託された骨」でも、櫻子さんの「飼い猫の死後、解剖して標本にした」という過去の話に、「かわいがっていた猫を標本にできるなんて」と涙を流したり、記念館に展示されている銃や刀が、血を浴びているかもと思っただけでいたたまれなくなったりと。
もう少し、大人の男に成長し、櫻子さんを精神的に支えられる存在になってほしいと、余計なお節介をつい。
ま、コンビ的に、櫻子さんが「硬」なら正太郎クンが「柔」ということでバランスは取れ、面白味を引き出しているのだろう。 -
Posted by ブクログ
「櫻子さんの足下」シリーズの2作目。
今回は、「夏に眠る骨」、「あなたのおうちはどこですか」、「殺されてもいい人」の3編が収録されている。
相変わらずマイペースの櫻子さんと、正太郎クンのコンビ。
コンビといっても、個人的に、櫻子さんの相棒は、も少し大人のほうがよかったかなと思うのだが。
相棒として、櫻子さんに対するグチが多いんじゃないかと。
理解度が足りないんじゃないかしら…と。
そう思うのは、「夏に眠る骨」では、正太郎クンの同じ学校の女子、鴻上百合子の祖母の件で、百合子でさえ、櫻子さんを「優しい人」と表現するが、正太郎クンはその言葉に驚いている。
それに対し、百合子は「優しい言葉だけが、優しさじゃないと思う」と返す。
櫻子さんとちょっと触れ合っただけの百合子でも、分かることを…と思ってしまうのは意地悪だろうか。
このシリーズは、まだまだ続いているので、正太郎クンも成長していくはずだから、きっとその頃は、最強のコンビになっていることだろう。