太田紫織のレビュー一覧

  • 櫻子さんの足下には死体が埋まっている 謡う指先

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    このシリーズを読み進めているうちに、死体、骨、標本化にそれほど嫌悪感を抱かなくなってしまった。慣れとは恐ろしい。

    今回は、花房が直接登場しないので、いつもの空気感に戻った気がして読みやすかった。もしかして花房は登場していた?

    このシリーズは一冊のページ数は少ないものの、テンポよく上梓されるので、好感が持てる。続編も期待したい。

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    2015年02月28日
  • 櫻子さんの足下には死体が埋まっている 白から始まる秘密

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    櫻子さんとの出会い、そして、今、再び櫻子さんと行動している心の動き。生と死、心理的誘導、なんか色々考えてしまった。

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    2014年12月21日
  • 櫻子さんの足下には死体が埋まっている 白から始まる秘密

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    やっぱりおもしろい作品だと思う。今回の作品は絶対に読まないといけない作品ですね。物語の肝になるような作品です。これからも続くだろうから楽しみにしています。

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    2020年03月26日
  • 櫻子さんの足下には死体が埋まっている 冬の記憶と時の地図

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    出会いの物語があります
    関係の微妙さは内蔵されながらも
    次の謎に振り回される
    ファントム・・・なにやつ

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    2014年12月14日
  • 櫻子さんの足下には死体が埋まっている 白から始まる秘密

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    櫻子さんと正太郎くんの出会いを描いた100ページ強の話が秀逸。これで長編化に向けた環境整備が整った。また、本作品のコミカライズが正式に発表された。掲載誌は角川書店の「ヤングエース」。作画担当は水口十。もう2~3冊たまって累計100万部を突破したら、いつアニメ化されてもおかしくないね。今や、マンガよりもラノベの方がアニメ化のハードルが低いし…。

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    2014年12月08日
  • 櫻子さんの足下には死体が埋まっている 白から始まる秘密

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    正太郎と櫻子さんの出会いのエピソードや櫻子さんの弟の死に関することが次第に明らかになってきた。

    櫻子さんが抱えている心の闇は、彼女の魅力の一つでもある。屍体に対してどうしていつもれせいでいられるのか、亡骸をを無機質な物体として見下ろすことができるのか、そこに至った経緯がだんだん明らかになっていく今後の展開が楽しみになってきた。

    しかし、一方でこの物語が終焉に向かっていることも感じ、少し寂しい気もする。

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    2014年12月06日
  • 櫻子さんの足下には死体が埋まっている 雨と九月と君の嘘

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    シリーズ第3弾。このシリーズは、ライトなのに哀しい話が多いのはなぜだろう。
    タイトル通り、登場人物のつく嘘が物語のキーになるけれど、どれも誰かを想ってつく嘘ばかり。嘘も方便とは使い古された言い回しだけど、館脇少年のお祖母ちゃんの優しい嘘に、哀しくも心がじんわり暖かくなる。
    今作では、櫻子さんの少し弱い部分も描かれ、謎の多い彼女の素顔の一端が垣間見える。次作以降どう展開するのか楽しみ。

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    2014年12月03日
  • 櫻子さんの足下には死体が埋まっている 蝶は十一月に消えた

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    人間や動物の「骨」に着眼したライトミステリ(出版社はキャラクターミステリと呼んでいる)の第4巻。本巻から新シリーズがスタート。頭蓋骨の一部である「蝶形骨」だけが欠損した遺骨の謎を巡り、真実を追いかけるうちに、話がどんどん広がっていく。第5巻に続く。

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    2014年11月09日
  • 櫻子さんの足下には死体が埋まっている 冬の記憶と時の地図

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    櫻子さんのキャラクターが読む度に可愛らしく、そして愛らしくなっていきます。作者さんがシリーズの初めにここまでのことを考えていたのならやっぱり作家さんってすごいなと思います。

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    2020年03月25日
  • 櫻子さんの足下には死体が埋まっている 冬の記憶と時の地図

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    櫻子さんと正太郎の名コンビが繰り広げる物語の第五弾。初の長編です。前作で叔父が追っていた事件を再調査することになった櫻子さんは、正太郎を巻き込むことに躊躇しながらも、一緒に様々な人から話を聞きます。そのストーリーを現在とすると、叔父が話を聞いた当時のストーリー(過去)が並行して展開し、読者は比較しながら読むことができます。櫻子さんは行く先々でぶっきらぼう、かつ温かいコメントを残し、過去に囚われた人々を解放しようと試みます。そして、相変わらず冴えわたる櫻子さんの推理力! ですが今回は少々勝手が違い、ハラハラドキドキしながら読みました。このあと二人はどうなるのだろう、このままコンビを継続できるのだ

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    2014年09月24日
  • 櫻子さんの足下には死体が埋まっている 蝶は十一月に消えた

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    旭川を舞台にしたライトミステリの第四巻。

    一巻、二巻ではまだ文章や構成に拙いところが見られたが、ストーリーや文章のレベルが確実に上がっている。
    ストーリー自体を楽しむのはもちろん、作者のレベル向上や、旭川ネタも楽しめる。

    第四巻では、豊岡や米飯(ペーパン)地区が登場。
    そして、道民のソウルドリンク、ソフトカツゲンが登場。

    この辺から、北海道ネタ、旭川ネタよりも作品の内容が気になるようになってきた。
    人物描写もストーリーも上手くなってきている。

    骨と旭川という基本のネタに加えて、ストーリーや登場人物も魅力的になれば、この作品はますます面白くなっていくだろう。
    これからも楽しみな作品。

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    2014年08月31日
  • 櫻子さんの足下には死体が埋まっている 雨と九月と君の嘘

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    旭川を舞台にしたライトミステリの第三巻。

    一巻、二巻ではまだ文章や構成に拙いところが見られたが、ストーリーや文章のレベルが確実に上がっている。
    ストーリー自体を楽しむのはもちろん、作者のレベル向上や、旭川ネタも楽しめる。

    第三巻では、犬のへクターが初登場。
    旭川ネタとしては、旭岡、神楽岡、近文、春光台、末広などの地名が登場。
    旭川のソウルフード、バナナ焼きも登場。

    そして、旭川に遊郭があったという歴史や、旭山動物園の骨格標本など、専門的な内容もよく調べられていておもしろい。

    骨と旭川という基本のネタに加えて、ストーリーや登場人物も魅力的になれば、この作品はますます面白くなっていくだろう

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    2014年08月31日
  • 櫻子さんの足下には死体が埋まっている 冬の記憶と時の地図

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    初長編。まさかここまで大きな事件になるとは思ってなかった...
    帯見たときは女性版シャーロック・ホームズってwww褒め言葉じゃないよねwwwって思ったけど読んでみると否定できない自分がいました。

    特に内容には関係ないんだけど、人のアイス勝手に食べて粘土詰めとくって全然些細な悪戯じゃないよね?ユーモアとかそういうレベルじゃないよね?そう思うの私だけ?もしやられたら喧嘩どころじゃなくなる自信あるよ...

    叔父さんは次巻で本格的に登場するのかな...??在原さんと並んで登場を待ちわびてるお方なので楽しみです。

    にしても刺されたことはアレだったけどお見舞いにたくさんの人が来てくれて、友人たちはま

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    2014年07月24日
  • 櫻子さんの足下には死体が埋まっている 冬の記憶と時の地図

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    前の作品の続きのように始まった作品。長編。
    蝶形骨を奪う花房を追うように、櫻子さんは、正太郎と一緒に過去に叔父が関わっていた事件の再調査を始める。いろんなことが少しずつ絡み合い、そして、櫻子さんの過去の一部も最後に少しはっきりはしたけれど、いろんなことが次巻へ持越しなのかな。
    シリーズは続くのだから、櫻子さんと正太郎のことも大丈夫だとは思うけれどちょっと気がかりに。
    人気シリーズになってきたせいか、いろんなことが先延ばしになっているような気もします。あまり間延びしないといいなと思う。

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    2014年06月25日
  • 櫻子さんの足下には死体が埋まっている 蝶は十一月に消えた

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    櫻子さんの謎が徐々に…そして次の展開に向けて余韻を残したというか、引きのある終わり方。読切りではなくて次が待たれる一つの長い物語としての側面を意識した一冊。

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    2014年05月18日
  • 櫻子さんの足下には死体が埋まっている 蝶は十一月に消えた

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    ネタバレ

    個人的には磯崎先生が登場したのでほぼ満足。
    先生的には辛い展開だけども...
    骨仲間の沢さんはまた来るかなー?期待。
    あと直江さん...!!彼の登場はまだですか。

    ストーリーは...謎の殺人犯?を捕まえてシリーズも終わるのかな...??場合によっては櫻子さんの叔父様も登場する?
    最初の頃からはちょっと予想外の方向に進みだしてるけどこれはこれで楽しみかな。
    でも普通に骨を愛でてる櫻子さんも好きだから寂しいと思わなくもないかも。

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    2014年04月19日
  • 櫻子さんの足下には死体が埋まっている 蝶は十一月に消えた

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    この巻で正太郎は櫻子さんの態度が変化したと感じ、同じ学校の生徒(かつ白骨死体の遺族)が櫻子さんとの距離を縮めていることに、内心穏やかではいられません。櫻子さんが何か言うたび反発していたのが嘘のよう!
    二人の関係は変質していますが、より固い結びつきになっていると思います。
    最後に、櫻子さんの叔父が心にかける事件が明かされます。その叔父は検死にたずさわっており、櫻子さんが検死の真似ごとをするのもその影響なのですが、今後は正太郎もその事件と積極的にかかわっていくのではないか…そんな風に思いました。

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    2014年04月21日
  • 櫻子さんの足下には死体が埋まっている 蝶は十一月に消えた

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    骨を偏愛する櫻子さんの分かり難い優しさが読み取れる今作。
    特に鴻上百合子と接しているときはその姿が顕著に見られます。
    櫻子さん。。実はめっちゃいい人なんじゃ?
    巻末に開かれるパーティーが一体誰の為の物なのか?
    次回が気になる終わりでした。

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    2014年04月02日
  • 櫻子さんの足下には死体が埋まっている 蝶は十一月に消えた

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    シリーズ第4弾。今回は中編2本と短編1本の組み合わせでした。口が悪いけれど心優しい櫻子さんと正太郎が事件を解いていくのだけれど、なぜ、こんなにも重い事件ばかりなのだろうか。事件に重さなど関係ないのかもしれないけれど...。前回の最後には、近づくなといった櫻子さんの真意はまだわからないけれど、少し九条家のことがわかったような回でした。

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    2014年03月02日
  • 櫻子さんの足下には死体が埋まっている 雨と九月と君の嘘

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    このシリーズは、なんでこんなにも悲しく重い事件ばかりなのだろう。3作目にして、櫻子さんの過去が少しわかったけれど、この人とばあやのことのことは本当にわからないままだなと思う。あと、櫻子さんの婚約者も。ずっと疑問が...このお話は全体が少年の回想なのかな?と。今回のエピローグは特に気になり、次巻が待ち遠しい。

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    2014年01月18日