太田紫織のレビュー一覧
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櫻子さんと正太郎の名コンビが繰り広げる物語の第五弾。初の長編です。前作で叔父が追っていた事件を再調査することになった櫻子さんは、正太郎を巻き込むことに躊躇しながらも、一緒に様々な人から話を聞きます。そのストーリーを現在とすると、叔父が話を聞いた当時のストーリー(過去)が並行して展開し、読者は比較しながら読むことができます。櫻子さんは行く先々でぶっきらぼう、かつ温かいコメントを残し、過去に囚われた人々を解放しようと試みます。そして、相変わらず冴えわたる櫻子さんの推理力! ですが今回は少々勝手が違い、ハラハラドキドキしながら読みました。このあと二人はどうなるのだろう、このままコンビを継続できるのだ
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旭川を舞台にしたライトミステリの第四巻。
一巻、二巻ではまだ文章や構成に拙いところが見られたが、ストーリーや文章のレベルが確実に上がっている。
ストーリー自体を楽しむのはもちろん、作者のレベル向上や、旭川ネタも楽しめる。
第四巻では、豊岡や米飯(ペーパン)地区が登場。
そして、道民のソウルドリンク、ソフトカツゲンが登場。
この辺から、北海道ネタ、旭川ネタよりも作品の内容が気になるようになってきた。
人物描写もストーリーも上手くなってきている。
骨と旭川という基本のネタに加えて、ストーリーや登場人物も魅力的になれば、この作品はますます面白くなっていくだろう。
これからも楽しみな作品。 -
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旭川を舞台にしたライトミステリの第三巻。
一巻、二巻ではまだ文章や構成に拙いところが見られたが、ストーリーや文章のレベルが確実に上がっている。
ストーリー自体を楽しむのはもちろん、作者のレベル向上や、旭川ネタも楽しめる。
第三巻では、犬のへクターが初登場。
旭川ネタとしては、旭岡、神楽岡、近文、春光台、末広などの地名が登場。
旭川のソウルフード、バナナ焼きも登場。
そして、旭川に遊郭があったという歴史や、旭山動物園の骨格標本など、専門的な内容もよく調べられていておもしろい。
骨と旭川という基本のネタに加えて、ストーリーや登場人物も魅力的になれば、この作品はますます面白くなっていくだろう -
Posted by ブクログ
初長編。まさかここまで大きな事件になるとは思ってなかった...
帯見たときは女性版シャーロック・ホームズってwww褒め言葉じゃないよねwwwって思ったけど読んでみると否定できない自分がいました。
特に内容には関係ないんだけど、人のアイス勝手に食べて粘土詰めとくって全然些細な悪戯じゃないよね?ユーモアとかそういうレベルじゃないよね?そう思うの私だけ?もしやられたら喧嘩どころじゃなくなる自信あるよ...
叔父さんは次巻で本格的に登場するのかな...??在原さんと並んで登場を待ちわびてるお方なので楽しみです。
にしても刺されたことはアレだったけどお見舞いにたくさんの人が来てくれて、友人たちはま