太田紫織のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
太田紫織の中華ファンタジー。
時代は、唐。なので、歴史ものとも言えないこともない…かなぁ? 史実重視ではないけど。
玄宗皇帝が楊貴妃を寵愛している時代。
主人公の姉も、入内していて、一時は寵愛されていた。
その姉・翠麗が行方不明となり、脱走となれば一族も罪を負う一大事。
そっくりな弟・玉蘭が身代わりとして送り込まれ、療養中と称して、離宮で特訓を受けることに。
主人公の叔父は高力士という設定。
離宮には、毒妃と呼ばれる、特別な存在がいた。
毒味役の娘で毒に詳しいため、何かあれば検分に駆り出されるが、自ら毒を放つと恐れられ、普段は侍女一人と孤独に暮らす。
玉蘭は、姉がなぜ、どこへ行ったのかとい -
Posted by ブクログ
昔からお気に入りのシリーズ。
内容の読み応えに加え、登場人物も魅力的であり、更には舞台となっている旭川についても知る事ができる。
私自身、この本を読んで北海道に行きたくなった。
この本の大きな特徴は、ご遺体の状態がかなり詳しく描かれている事である。
他のミステリーでも、「腕時計の位置」や「倒れていた場所」といったことは出てくるが、櫻子さんはそれらに加え、法医学の観点からも謎を解くヒントを探っていく。
法医学で分かることとして、例えばご遺体の何を見て死亡推定時刻を決めているのかなどがある。
ミステリーを読む中で、あまり気にした事のなかった事に注目している面白い本である。