入間人間のレビュー一覧
-
-
Posted by ブクログ
ネタバレ短篇集ってちょっとCDアルバムに似ている。
収録順で雰囲気を異にする部分で。今作は収録数的にミニアルバムと言ったところか。
ダーク路線の入間節が炸裂している「ひかりの消える朝」は物凄く綺麗。
名作と言われつつ、今回の文庫化で初めて読んだ。
後ろ暗くて、でも物凄く綺麗。これを一発目に持ってくるのかと。
愚直にブレないという点で「静電気の季節」がやはり好き。
王道の入間人間作品。シングルカットするならこれ。
一曲目で雰囲気を作って、二曲目にキャッチーなのを持ってくる。CDと一緒。
合間にホラー調で重めな「みんなおかしい(ぼく含む)」を挟み、
ちょっと壮大過ぎるだろと思わないでもない表題曲「瞳 -
Posted by ブクログ
過去の春夏秋冬+ifの5本立て短編集。
ぼくがまだみーくんじゃなくぼくでいる時代。
色んな意味での"i"そしてどれも露出した傷口を触るような痛さ。
ニー日先生が素敵すぎた…。
カッコ良くて物凄く人間らしくて、だからこそ失格な医者。
そりゃニートにもなっちゃうよねえ。
そりゃ××も、好きだし信頼するよねえ。
ぼくがぼくなので、たまに本音が混じって、
あーなんか可愛いなと思った。年上に好かれるわw
ヤマナさんは年を重ねて自分の世界を見て強い人。
トーエは小さな世界で弱いから強く見せた子。
にもうとは幼い。まーちゃんは成長が止まって。
微妙に順序で対比してるのかな、なんて。