入間人間のレビュー一覧
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ネタバレ 購入済み
すごく尊い
安達としまむら、8巻目にしてとんでもないものが来ました。
今回は修学旅行編ですが、最初は旅行にまつわる短編から始まります。私は2人が将来一緒になっているかとかすごく心配していたのですが、とてもとても安心しました。
そして始まる修学旅行ですが、この旅行でしまむらの秘めた気持ちや安達がそういう気持も持っていることが確認できます。とても美しい挿絵もあって非常に感動しました。尊すぎて文章ですら直視できません。
所々不穏な空気が漂っていた今まで違い、とても幸せになれる8巻でした。ありがとうございました!!
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ネタバレ 購入済み
タイトルに偽りなし!
過去の出来事の仔細が薄れ、その時の感情の純度が上がっているように感じました。未知への不安、一方的に与えられ、奪われる嫌悪、踏み出すことへの恐怖や踏み出さなかったことへの後悔。少し臆病になりつつも、現実的かつ生真面目に相手と向き合う沙弥香はとても魅力的な女性です。高校時代に好きになったのが燈子で燈子が好きになったのが侑で良かったなと思います。陽ちゃんには色々な沙弥香を引き出してくれたことへの感謝しかありません
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Posted by ブクログ
ネタバレやがて君になる 本編の後日談。佐伯沙弥香の大学2年生時代を描く。物語は春、枝元陽との出会いから始まる。今まで好きになった誰とも違う種類の陽に戸惑いつつも惹かれていく沙弥香。
枝元さんと恋に落ちていく過程も良いが、個人的には佐伯先輩が高校時代の失恋と決別するシーン(「髪を切る」や「じゃんけん」)が極めてよかった。佐伯先輩と七海先輩の喫茶店のシーンが切なくて味わい深い。二人きりで会う機会も減っていくんだろうと佐伯先輩が思うシーンとか心をギュって締め付けてきてしんどかった。枝元さんと幸せに生きてくれ。侑が二人きりの時は七海先輩のことを燈子と呼び捨てにすることを、枝元さんから聞かされるシーンが一番の -
Posted by ブクログ
ネタバレやがて君になる 本編の前日譚。物語は佐伯沙弥香の小学校時代から始まる。習い事で通っていたスイミングスクール先でできた友人に不思議な感情を抱いていた。その友人から友人としての垣根を超えた行動に驚き、スイミングスクールを逃げるようにやめてしまう。佐伯沙弥香が抱いた感情の正体を知るのは舞台が中高一貫校に舞台が移ったあとであった。
中学校で一個年上の(悪い)先輩に掴まってしまった佐伯沙弥香。先輩に告白された沙弥香は、先輩に対して満更でもない感情を抱いている自分に驚きつつも交際の申し入れを受け入れる。先輩が好きな沙弥香を目指し中学校生活を過ごす沙弥香。先輩にどんどん惹かれていく沙弥香。そんな彼女の恋が終 -
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購入済み
良いです
巷にはGLを売りにしている小説、ラノベ、マンガなどがたくさんあるが、なかには「ただ女の子同士をイチャイチャさせただけ」という質の低いものもある。しかしながらこの作品は、GLということももちろん特色のひとつではあるが、詳しい内容は差し控えますが、物語としてとても読ませるし面白いのでおすすめです。
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Posted by ブクログ
「安達としまむら」の著者が書くほんのりと百合が香る短編集。という風の噂を聞いて読み始めました。
「少女妄想中」というタイトルの通り、少女たちは幻覚や夢、幻想といったような妄想を抱いているのですが、妄想というのはとても曖昧で掴みにくい。。
これは現実社会の話なのか、それともファンタジーなのか、読み進めても進めても話の道筋を掴むことができず、途中まで…いや、ほとんど最後の方まで自分は一体何を読んでいるのだろう・・・と、わからずにいました。。
…ですが!
最後の「今にも空と繋がる海で」を読んで、全てが繋がります。まさにタイトルの通り、繋がるんです。
各話の中で必ず登場するキーワード「走る少女」 -
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Posted by ブクログ
初読。沙弥香の女の子との出会いから漫画が始まる前までの物語を、沙弥香による一人称で描く。好きな人が女の子だったのではなく、女の子だから好きになるという、至極普通で何の変哲も無い理由から先輩や燈子を好きになったことが明かされる。理由というか条件かもしれないが。想いを寄せられて拒絶する小学生時代→一時だが相思の関係になる中学生時代→片想い中の高校生活と、女の子を好きになることについて、経験を重ねて順調にステップを踏む沙弥香。ただ、現在の片想いはなかなか難物。本編の結末が一層楽しみになるとともに、沙弥香の今後がとても気になる。
入間先生が書かれた文章を初めて読む。とても読みやすく、沙弥香の感情を丁寧 -
Posted by ブクログ
漫画「やがて君になる」のさやか先輩の過去を書いたスピンオフ小説が発売されると聞き、喜び勇んで買いに行きました。内容は期待通り、いや期待以上でした。原作を尊重して書かれていることが伝わってきます。原作のさやか先輩の頭の良さを感じさせる描写力、読書傾向という設定、恋の表現方法など様々な点において原作を意識されていると感じます。
恋の表現としては原作で侑が恋の憧れのイメージとして「羽根が生えたみたいにフワフワしちゃったり」という描写があったり、告白されて「依然しっかり地面を踏みしめていて」という気持ちの表現をしています。それを意識しているのか、この小説では「ふわふわ」という恋の感覚と、「地に足をつ -