入間人間のレビュー一覧

  • やがて君になる 佐伯沙弥香について

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    やがて君になるエピソード0的なお話。
    始めは消極的だったのに、どんどん先輩への想いが抑えられなくなっていく沙弥香と、それに対して次第に消極的になっていく先輩との距離感が本当に辛かった…
    本編読んでた時は先輩側にも事情があって振ったのかもと、微かな希望を抱いていたが完全に無責任であった。
    恋に恋して思ってたのと違ったから捨てるで済ませるなよ…沙弥香の気持ちを何も考えてない先輩に余計に腹が立つ
    「こういう私にしたのは、あなたのくせに」もう元の自分には戻れない。

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    2020年01月27日
  • 安達としまむら

    購入済み

    良いです

    巷にはGLを売りにしている小説、ラノベ、マンガなどがたくさんあるが、なかには「ただ女の子同士をイチャイチャさせただけ」という質の低いものもある。しかしながらこの作品は、GLということももちろん特色のひとつではあるが、詳しい内容は差し控えますが、物語としてとても読ませるし面白いのでおすすめです。

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    2019年12月11日
  • やがて君になる 佐伯沙弥香について

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    知りたくなかった。…というのが率直な感想です。こんなの読んでしまったら佐伯沙弥香のことがさらに愛おしく思えてしまうじゃないですか。幸せになってほしいと願ってしまうじゃないですか。
    結末を知っているから読み進める手を止めたくなる、、けど読みたくなる、知りたくなる!後半になるにつれそんな葛藤が強くなりました。

    もう何も知らずに佑と橙子の成長を生暖かく見守っていた頃には戻れません。その背景にいる佐伯沙弥香についてを知ってしまったのですから。

    これはずるい。。
    原作「やが君」の読者は必見です。

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    2019年09月27日
  • 少女妄想中。

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    「安達としまむら」の著者が書くほんのりと百合が香る短編集。という風の噂を聞いて読み始めました。
    「少女妄想中」というタイトルの通り、少女たちは幻覚や夢、幻想といったような妄想を抱いているのですが、妄想というのはとても曖昧で掴みにくい。。

    これは現実社会の話なのか、それともファンタジーなのか、読み進めても進めても話の道筋を掴むことができず、途中まで…いや、ほとんど最後の方まで自分は一体何を読んでいるのだろう・・・と、わからずにいました。。

    …ですが!

    最後の「今にも空と繋がる海で」を読んで、全てが繋がります。まさにタイトルの通り、繋がるんです。
    各話の中で必ず登場するキーワード「走る少女」

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    2019年09月26日
  • 探偵・花咲太郎は閃かない

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    主人公は町の便利屋さんのような立ち位置の探偵。
    いつもは迷子の犬を探したりしている。
    しかし、一緒に住んでいる少女と出かけると高確率で事件に巻き込まれる。
    少女には事件の犯人が分かってしまう不思議な能力があるが、犯行がどうやって行われたかはわからない。
    主人公は犯人がどのように犯行を犯したのかを解明するために奮闘する!


    みたいなお話。
    私はとても好き。

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    2019年06月21日
  • やがて君になる 佐伯沙弥香について(2)

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    いきなり修学旅行の告白場面とは…。話は佐伯沙弥香と七海燈子が1年生の頃がメイン。沙弥香が燈子に対して抱く感情、思いがこれでもかと書かれている。それでも隣にいるために、将来より近づけると信じて踏み込まないという選択…私は私のことが分かっている、と言ってたのに燈子に関しての自分はよくわからない…今度こそ失敗しないと思ってた…これが佐伯沙弥香なんだなぁ。 と思ってたら高校3年をすっとばし大学2年!中学の先輩、高校の同級生、そして大学の後輩か…大学生の沙弥香は誰に何を思うのか、3巻発売が待ち遠しい…

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    2022年01月16日
  • やがて君になる 佐伯沙弥香について(2)

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    やが君スピンオフ小説の第2弾です。
    高校一年次での話が中心です。

    一目見た時から恋に落ちてしまった沙弥香の心理が
    切々と語られていきます。
    特に、燈子の過去を知っていく場面は
    知りたいけど、知ってしまっていいのかという葛藤が、
    読んでいる側がまるで当事者のように錯覚してしまう程。

    発売と同時に第3巻制作も発表されました。
    もちろん続きも読みます!

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    2019年05月14日
  • 安達としまむら8

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    ネタバレ

    ついに修学旅行、と思わせて10年後の安達としまむら…なんてこった… いや、修学旅行にも行くんだけれども。最初のインパクトが強すぎる。 修学旅行も旅行感はあんまりなく、安達に裸を見られるしまむらと、パンチョと恋愛トーク(?)をするしまむらと、ヤシロに餌付けをするしまむらがメインなのでは…いやしかし、いつも以上に素晴らしかった。 しかしこれ、10年後の最終話的な話をぶちこんどいて最終巻じゃないの…アニメ化楽しみです…

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    2022年01月16日
  • やがて君になる 佐伯沙弥香について

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    初読。沙弥香の女の子との出会いから漫画が始まる前までの物語を、沙弥香による一人称で描く。好きな人が女の子だったのではなく、女の子だから好きになるという、至極普通で何の変哲も無い理由から先輩や燈子を好きになったことが明かされる。理由というか条件かもしれないが。想いを寄せられて拒絶する小学生時代→一時だが相思の関係になる中学生時代→片想い中の高校生活と、女の子を好きになることについて、経験を重ねて順調にステップを踏む沙弥香。ただ、現在の片想いはなかなか難物。本編の結末が一層楽しみになるとともに、沙弥香の今後がとても気になる。
    入間先生が書かれた文章を初めて読む。とても読みやすく、沙弥香の感情を丁寧

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    2019年02月27日
  • 六百六十円の事情

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    毎年夏がくると読み返してるなあと。
    入間人間さんの著作で一番好き。
    各キャラクターののんびりさと、ゆるくてすてきやなーと思える空気感が最高です。私もカツ丼は好きです。

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    2019年01月07日
  • やがて君になる 佐伯沙弥香について

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    漫画「やがて君になる」のさやか先輩の過去を書いたスピンオフ小説が発売されると聞き、喜び勇んで買いに行きました。内容は期待通り、いや期待以上でした。原作を尊重して書かれていることが伝わってきます。原作のさやか先輩の頭の良さを感じさせる描写力、読書傾向という設定、恋の表現方法など様々な点において原作を意識されていると感じます。

    恋の表現としては原作で侑が恋の憧れのイメージとして「羽根が生えたみたいにフワフワしちゃったり」という描写があったり、告白されて「依然しっかり地面を踏みしめていて」という気持ちの表現をしています。それを意識しているのか、この小説では「ふわふわ」という恋の感覚と、「地に足をつ

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    2018年11月21日
  • やがて君になる 佐伯沙弥香について

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    沙弥香の小学生、中学生の頃のお話。小学生の頃から沙弥香はいい子なんだと言われ続けているのが、なんとも。 しかし、プールの中で首元にキスとは初めから強烈すぎる。 中学生編は原作でも出ている柚木先輩とのお話。心情の移り変わりの描写はさすが。 しかし先輩、悪い女ですね…恋に恋する、女子らしいのかもしれないけれど。 こういう私にしたのはあなたのくせに。ここであなたのせいとは言わない…良い子… そういう感情があっても生徒会劇で恋人役をやっている沙弥香お前という気持ちになる。

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    2022年01月16日
  • たったひとつの、ねがい。

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    長く付き合っている彼女との穏やかな生活。結婚をほのめかすと、彼女はニヤニヤと笑った。ところが幸せは幕を下ろし、俺の人生の第二章が始まっていく…。 グロ注意。

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    2018年09月20日
  • 安達としまむら6

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    ネタバレ

    ついに?結ばれた二人。何だか終わってしまいそうな雰囲気ですが、次巻があるみたいなので一安心。私は基本安達と似た思考回路を持っているので、こんなに共感できる主人公もそういません。そういった意味でもまだ続いて欲しいなあなんて思ってしまいます。

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    2018年07月28日
  • 安達としまむら

    購入済み

    友情と恋愛の好きの意味

    百合百合するお話ではなく、恋愛の様子を描いている作品。
    百合らしいの絡みを期待してる人は合わないかもしれません。
    女の子同士の友情から恋に発展していく恋愛物語を読みたい人はお勧めです。

    今まで孤独に過ごしてきて人付き合いが不器用な安達、熱中するものがなく人付き合いも平坦に生きるしまむら、一筋縄でいかない性格の2人が織りなす関係はじれったく、でも惹かれるものがあり、夢中にさせられました。

    序盤は展開が非常にゆるやかで不安な気持ちになりましたが、途中から一気に加速し時間を忘れて読み進めました。

    現在7巻まで読んでいます。続きが非常に待ち遠しいです。
    安達の感情表現とかすごく

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    2018年07月21日
  • 安達としまむら

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    まず文章がうまくなってるなと感じた。日常の些細なエピソードをガジェットとして扱いそれを踏まえ変化を描くというのはいつも通りで魅力的。どこにでもありそうでいながら退屈させないストーリー、読者の思いもよならない着地点は非常に楽しめた。

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    2023年02月19日
  • 嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん10 終わりの終わりは始まり

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    ネタバレ

    何でかわからないが好きで好きでたまらない作品というのが、誰にでもあると思う。自分にとってはこの「嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん」シリーズがそれに当たる。「好きな本は何?」と友人に聞かれた時に、タイトルを全部いうのは凄まじく恥ずかしい。「どんな作品?」と聞かれたら、うまく説明できない。「どういうカテゴリーなの?」と聞かれればライトノベルだし、カバーなしで本を持ち歩いていると、まーちゃんの絵は萌え絵ですか?と聞かれればそう見えてもおかしくない。それでもこのシリーズへの愛情というのはかわらない。映画化したおかげで、映画好きには「みーまー」で通じるようになったけれども。

    本シリーズで展開される話は

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    2018年03月07日
  • 嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん 幸せの背景は不幸

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    イイ壊れっぷりな作品。
    新鮮な「毒」である内容がイイ。

    重くなく、軽い内容じゃないってところが素敵です。

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    2017年10月28日
  • 嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん11 ××の彼方は愛

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    懐かしいなあという軽い気持ちで読んでいたんだけど、後半の展開でこれがみーまーの世界の話だったことを思い出した。

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    2017年07月30日
  • 安達としまむら

    購入済み

    ゆっくりと進んでいく二人の関係

    電波女や嘘つきみーちゃんで有名な入門人間氏の百合もの。
    百合とはいうもののゆるゆり以上、マリみて未満くらいのゆるーい感じのお話。
    ガチガチのものより恋愛未満くらいのが好きという方にはお勧めです。

    安達としまむらは花のJKでありながら二人とも周りと積極的に交流を持とうとしない子たち。
    安達は一人でいる方が楽だと感じるようなタイプで、しまむらは良くも悪くも周りを気にしない、いてもいなくてもどっちでもというタイプ。
    そんな二人がたまたま体育館の二階で鉢合わせし意気投合、というわけでもなく、なんとなーく一緒にいたらなんとなーく居心地が良かったのでそのままダラダラと過ごしていく。
    そんな

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    2017年06月13日