内田康夫のレビュー一覧
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ネタバレ 購入済み
あっという間に引き込まれます
今から30年以上前の作品にもかかわらずそこまで古さを感じない作品でした。浅見光彦もザ!浅見光彦というような申し分ない内容なのですが、ラストだけは消化不良でした。余韻がモヤモヤの残ります。依頼人を含む登場人物とのその後のやりとりや会話がエピローグで欲しいと思いました。
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Posted by ブクログ
小学生の光彦少年は、恒例の軽井沢の別荘での夏休みを満喫していた。軽井沢での友達の峰男に紹介された喫茶店の娘は、なんと夏休み前に光彦の隣の席にきた、転校生の衣理だった。
最初は気まずかった2人だが、妖精の道で行方不明になった女性がいるという噂を聞き、確かめに行くことに。暗く不気味な妖精の森を奥にある「緑の館」で男が庭に大きな穴を掘っているのを見て、3人は逃げ帰る。
その夜、ホタルを口実にふたたび館を覗き見た光彦は、何かを埋めている男女を目撃した。
埋められたのは死体?
長野県警の新人刑事、竹村刑事に事情を話した光彦は、事件に巻き込まれていく。
冷静で半分大人な光彦少年のトムソーヤのような冒険譚。
早朝にカブトムシを追いながら、怪しげな噂の現場に自転車で乗りつける。
氷メロン、アイスココア、あー!夏休み!
優秀な兄と比べられつつ、自分は何者になるんだろうと言うぼんやりとした不安と、普段は周りに居ないような大人たちとの会話に、光彦少年の夢は広がっていく。 -
Posted by ブクログ
内田康夫『遺譜 浅見光彦最後の事件 上』角川文庫。
浅見光彦シリーズは数作しか読んでいないのだが、いきなり浅見光彦最後の事件を読むことになった。貰い物の文庫本である。上下巻をまとめて貰ったので、読まない訳にはいかないのだ。
実は浅見光彦シリーズは全体的にふわりとした雰囲気で、浅見光彦の余りのマザコンぶりと、テレビドラマを意識したと思われるような観光地巡りが必ず登場するので好みではない。ハードボイルドの対極にあるソフトボイルド探偵小説と呼べば良いのだろうか。
プロローグに1994年にオーストリアで起きた日本人殺害事件が描かれ、浅見光彦の兄が警視庁の課長という肩書で登場する。このプロローグは本編とどのように関わるのか……
本編は現代。軽井沢で開催された浅見光彦34歳の誕生日。過去の事件で関わりのあった女性が多数集う中、浅見は初恋の女性からドイツから来日した美貌の女性ヴァイオリニスト、アリシア・ライヘンバッハの日本滞在中のボディガードを依頼される。また、アリシアは公演の傍ら、60年前に祖母がインヴェという謎の人物に預けたフルトヴェングラーの楽譜を受け取ることを望んでいたのだが……
作中には浅見光彦シリーズのこの作品に登場した人物だとかエピソードだとか注釈が多く、シリーズ総集編という意味合いもあるのかと考えたりもする。
本体価格680円(貰い物0円)
★★★