靖国への帰還

靖国への帰還

712円 (税込)

3pt

「靖国で会おう」――。本土攻撃が激化する中、夜間戦闘機「月光」に乗り込んだ若き海軍中尉・武者滋(むしゃしげる)は、決死の覚悟でB29の大編隊に突入する。被弾して薄れていく意識の下「月光」が舞い降りたのは、なんと現代の厚木基地だった。時空を超えて飛来した“英霊”が、私たちの心に問いかける靖国神社の存在とは。(講談社文庫)

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靖国への帰還 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2015年01月07日

    (改訂)【日本人らしさとは・・・靖国問題を踏まえて】

    <最初に>
    さて今回は非常に面倒な作品を私、むうの独断と偏見でレビュー
    しますので興味が無い方はスルーでお願いします!!

    あはは・・・初文から突き放すような文章になっちゃった!!

    このレビューを書くにあたり、彼女はやはり普通の現代人的に靖国...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2011年10月11日

    プロパガンダではないかと見る人もいるようだけれども、靖国神社を色々な視点から見ていてそんなことはないというのが私の印象である。また現代日本人への警鐘を鳴らしている、いい作品であった。「覚悟」と「責任」が必要である、うん。

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    Posted by ブクログ 2011年08月31日

    SFだけでは終われない小説だと思った。
    毎年騒がれる「靖国参拝問題」多くの国民はあまりその意味を分かってないと思います。実際私もその一人でした。
    この本を読んで、いろんな角度からの「靖国問題」について考えさせられた。予想以上に勉強になったし、なにしろ読みやすかった!
    物資豊かな時代に生まれた私からす...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2011年08月27日

    なんと、太平洋戦時下の海軍中尉が、いまの日本にタイムスリップ?

    実際の内容は、内田先生に代わって、武者中尉が、英霊の視点から問う靖国論。と大変真面目な内容。
    A級戦犯合祀や外交問題など靖国参拝について、様々な意見があると思いますが、
    「死んだら、靖国神社で会おう。」
    死地に赴く将兵にとって、靖国が...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2011年09月25日

    ずっと言われ続けている問題ですよね、靖国参拝。ワタシからしてみれば、何をそんなに大騒ぎしたり批判したりする必要があるんだろう、過去、日本ために戦った人に敬意を示すことの、何がそんなに問題視するんだろうっていう感じなんですが、そこは外交とかいろいろな問題もあるんでしょう。
    でも、そこで外国の顔色ばっか...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2011年08月28日

    本土への空襲が激化するなか、夜間戦闘機「月光」に乗りこんだ海軍中尉。B29の編隊との戦闘で被弾し、厚い雲に突っ込み意識が薄れてゆく。気がつけば現在の厚木基地にタイムスリップしていた…
    負傷しながらも、タイムスリップして助かった海軍中尉が、タイムスリップした事実を受け入れ、戦後の発展や現代の日本の問題...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2019年11月25日

    備忘録 毎日新聞2019年11月22日

    元特攻90代兄弟が「最後の証言」 時代に迎合を悔恨「なぜ死ぬ覚悟で戦争に反対しなかったか」

    太平洋戦争中に学徒出陣し、特攻隊員になった兄弟が9日、東京都新宿区の早稲田大で講演した。岩井忠正さん(99)と忠熊さん(97)。今はそれぞれ東京、滋賀と離れて暮らす...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2017年12月18日

    武者滋という英霊が現代にタイムスリップする話。社会的な視点が多く、靖国神社にまつわる昨今の問題をいろいろとカバーしている。あの浅見シリーズの作家が、こうしてこういう作品を書かずにはいれなかった想いみたいなのが作品からは伝わってきた。声を大にして言いたいことだったのだと思う。エンターテイメントではある...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2014年04月02日

    靖国神社に初めて触れることが出来た一冊。
    読みやすかったので、スラスラ読んでたけど。
    まだまだ深い所を覗いてみたいなと
    感じた。靖国神社に足を運んでみようかな。

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    Posted by ブクログ 2011年09月26日

    終戦間際、B29迎撃のため「月光」で飛び立った海軍中尉が、現代の日本にタイムスリップするストーリー。タイトル通り、物語の大半が靖国問題関係の話(やや強引なところもアリ)で、ヒコーキ好きとしてはちょっともの足りませんでした。(これはこれで、問題を深く掘り下げていておもしろかったのですが)しかし、主人公...続きを読む

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