【感想・ネタバレ】薔薇の殺人のレビュー

内田康夫

浅見光彦の遠縁の大学生・聡が女子高生誘拐の嫌疑をかけられた。一目惚れして家まで後をつけていたという彼に呆れる浅見だが、濡れ衣を晴らそうと行方不明になった文絵の家を訪れる。そこに届いた脅迫状には、文絵の出生の秘密をばらすという内容があった。文絵は人気俳優・三神洋と「宝塚」出身の女優・鳥越美春との秘めやかな愛の結晶だったのだ。数日後、文絵が遺体で発見され、浅見は真相を追って乙女の都・宝塚へ向かう。

[ブクログ · ★★★☆☆]

相変わらず第六感が発達している浅見さん。
今回は、第六感が出しゃばり過ぎず、いい感じに終わったのではないかなぁと思います。
舞台は宝塚。ただ、宝塚市の出番は少なめ。

[ブクログ · ★★★☆☆]

浅見ファンに借りた本。
最後に犯人が自殺したりするのを見逃すことの多い浅見さん。
ずっと疑問だったし消化不良的な終わり方だと思っていた。
こんかい自作解説で作者がそうする理由を書いていた。
納得できたわけじゃないけど…

[ブクログ · ★★★☆☆]

見光彦の遠縁の大学生・緒方聡が女子高生誘拐の嫌疑をかけられた。何でも一目惚れして、のこのこと家まで後をつけていたらしい。あきれる浅見ではあったが、聡の濡れ衣を晴らそうと、行方不明になった浜田文絵の家を訪れる。そこに届けられていた一通の脅迫状。文面には文絵の出生の秘密をばらすといった内容が…。文絵は人気俳優・三神洋と「宝塚」出身の女優・鳥越美春との十七年前の秘めやかな愛の結晶だったのだ。数日後、文絵が遺体で発見された。浅見は悲劇の真相を追って、乙女の都「宝塚」へと向かう。