内田康夫のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
1990年に初版が刊行された浅見光彦シリーズ。
舞台は奈良。
奈良博の前に実在していた「日吉館」や戦時中に盗まれた新薬師寺の「香薬師仏」など奈良と仏像、歴史好きにはわくわくする設定でした。
仏像好きはその仏像のフォルムうんぬんだけではなく、自然災害や戦争などの人災を乗り越えて人々の祈りの対象として守られてきた仏像の歴史にロマンを感じるということを内田さんはわかっているのだなぁ。
そのような時代を超えた多くの人々の思いがこもった仏像を自分だけのものにしたいという独占欲の強い人間は歴史上何度か現れているし、今もそういうヤツがいてもおかしくない。節度って大事だし、そいうい自己中心的な人って犯罪 -
Posted by ブクログ
ネタバレ【浅見光彦①】
振り返りで順番に読む事にしたが、最初の被害者美也子(醜女とかブスとかコンプラの欠片もない素人作家時代の表現が笑える)が大学生(8年前)時代の研究テーマ『後鳥羽上皇の隠れ配流ルート伝説』を遡りる旅の途中で買った中古の本が原因(ネタバレ)で殺害される
8年前、美也子が旅行中の土砂崩れで埋まり同行の友実はを旅で復元するつもりだった
名家である実家所蔵の本を中古店で見つけてそれを販売した高校教員に逢うために向かい殺害されるのだが、何も知らない刑事が証言で得た中古の本を探し東京に出張するくだりが無理筋に思えた(上司がアレだから思惑もあったのかもしれん)
高校教員も縊死体だわ連絡を取った体