内田康夫のレビュー一覧

  • 平家伝説殺人事件

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    タイトルで出落ちの浅見光彦シリーズ。「平家伝説」じゃなくて「高知の平家落人部落」がちょろっと出てくるだけで、以後特にこれという話もない。

    さて、ページを開いて2ページ目「タロちゃん」で気づいた。これ、中学生くらいの時に読んでたわ。幸い、人物名とトリックと犯人と伊勢湾台風の話以外は忘れていたので(それでほとんどだけど)、それなりに楽しめたけどね。

    内容は、「殺人事件」とは名ばかりで(平家伝説もダメ、殺人事件もダメなら、どんなタイトルやねん)、全然人が死なない。中盤でようやく一人飛び降り自殺疑惑が出てくるだけ。

    見どころとしては、浅見光彦が割とコミカルなキャラクターとして描かれ、翻弄されると

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    2015年11月26日
  • 斎王の葬列

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    舞台の土山町は、何度も通っているので懐かしかった。
    斎王が斎宮へ行く道に当たって宿泊所(頓宮)があったことは知らなかったので、歴史好きな私にはとても興味深い内容。
    それにしても浅見光彦は天才的ルポライター兼私立探偵だ。
    ある時点で急に事件を解決してしまう。
    なぜその考えに至ったかさっぱり不明だった。

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    2015年10月22日
  • 風のなかの櫻香

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    奈良の中宮寺(本文中では尊宮寺)をモデルにした舞台で、尼寺の養女となった櫻香の出生の秘密を、例によって行きあたりばったり手掛かりに遭遇して解決していくというお話。

    最近の浅見ものは、昔風のミステリ原則からすると、こういう結末は有り?というのが多く、本書もそうだったんですが、、、

    テレビで浅見ものと言ったら、昔は水谷豊が演じていたのが記憶に残っているのですが、最近の彼が演じている「相棒」シリーズでは、犯人が同じような状況だったとして対照的な結末になるので、これまたどちらが良いんだか考えさせられます。

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    2015年10月06日
  • ぼくが探偵だった夏

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    小学生の浅見光彦が出会う、最初の事件。
    子ども向けのものでもあるので、文脈や言葉選びはとても優しく、内容もソフト。
    ただ、大人が読んでも面白い。物足りなさがないわけではないが、シンプルで丁寧な読み物。
    シリーズの一つとして読めば、なおよい。
    3-

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    2015年09月08日
  • 貴賓室の怪人2 イタリア幻想曲

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    やっとすっきり!
    ヴァッリ湖に行ってみたくなった。ヴィラ・オルシー二も実在するらしい。まとめると、いろいろあったけどやっぱりトスカーナっていいよねって感想。

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    2015年09月03日
  • 遠野殺人事件

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    1983年に書き下ろしで刊行された著者の初期作品。旅情ミステリー、鉄道ミステリーを併せ、若い男女の色恋も交えた比較的ライトな作品である。東京のOLの河合貴代が遠野市の五百羅漢で殺害される。殺害された貴代の後輩・宮城留理子は遠野署の吉田刑事とともに事件の真相に迫る。

    最初から留理子の婚約者の土橋に怪しさを感じるも、著者のミスリードに導かれるが…

    1983年と言えば、東北新幹線が盛岡と大宮の間で暫定開業された頃。これが、鉄道ミステリーの世界にも大きな影響を与えた。今、読めば、東京と岩手は2時間と気付くのだが、当時はなかなかこの時間距離の短縮には思い至らぬことだったのだろう。東北新幹線の開業とと

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    2015年06月27日
  • 棄霊島(きれいじま)上

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    浅見光彦シリーズを、旅行先に合わせて読む。
    たまたま、100番目の事件とされている、力の入った作品だった。
    主人公の行動力と共に、国内各地を行ったり来たりさせるという、シリーズの魅力が上手く出ていた。
    上下巻だが読み弛みはしない。
    シリーズを事細かに読んでいたほうが楽しめそうであるが、単体でも十分。作家の地力がよく分かった。
    文字数を裂く部分と、端的に済ませる部分とがより的確なら、もっとはまると思う。
    3+

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    2015年05月13日
  • 教室の亡霊

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    あれ、浅見光彦がケータイを持ってない?
    と思ったら、この「教室の亡霊」「神苦楽島」「不等辺三角形」の3作品は、
    作家デビュー30周年記念に別々の出版社から、
    3か月連続で出版されたものだった。
    (ちなみに、全部購入して応募すると、携帯ストラップのプレゼントがあったらしい)

    つまり、この作品はケータイなしの浅見光彦の最後の作品ということ。

    と、本筋とは全く関係ないことをつらつら書いてしまうぐらい、
    ミステリーとしてはどう、ということはなかった。
    伝説じみたものも出てこなかったし。

    浅見光彦が行く先々の土地での社会問題をとりあげるのは地方誌の一部として流せるけど、
    教育問題のような、その地方

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    2015年02月27日
  • 後鳥羽伝説殺人事件

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    読書録「後鳥羽伝説殺人事件」3

    著者 内田康夫
    出版 角川文庫

    p15より引用
    “警察官は悪い事をしない、という大前提を
    市民は持っている。当然といえば当然だが、
    これはしかし、重要なことだ。そういう信頼
    関係があってはじめて、社会の秩序は成立す
    る。”

    目次から抜粋引用
    “心の旅路
     消えた本
     名探偵登場
     第二の男
     襲撃”

      名門一家のはみ出し者でルポライターを
    主人公とした、長編ミステリー小説。
     旅の女性が古書店に立ち寄った、彼女は理
    由がわからないが一冊の古書に心を揺り動か
    され…。

     上記の引用は、警察官についての一節。
    法を守る人達ですから、こうであってもらわ

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    2015年02月12日
  • 透明な遺書

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    「警察は自殺だと言ってます。でも、私は自殺だなんて信じてません」

    真実を調べる依頼を頼まれた主人公。


    「そうか透明とはそういうことだったのか……」
    を、期待して読んでいたんですが

    警察が絡み、暴力団が絡み、政治が絡み、
    最後は「あぁ……、そういうことね……」と落胆。

    シリーズの内の一作のようですが
    他を読むことはないでしょう



    あとがきを読む限り、これは連載小説で
    構成を決めずに書き始めたとのこと。

    そこが更に落胆です。

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    2015年01月25日
  • 浅見光彦殺人事件

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    購入してから、筆者からの忠告に気づいた。まぁ、テレビシリーズは何度も見ているから大丈夫だろうと読み始めた。浅見登場から何となく気づき、読み進めるごとにそれが確信に変わった。シリーズファンならすぐにわかると思う。サクサク読めた。

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    2015年01月06日
  • 「首の女」殺人事件

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    出だし数ページに出てきた「違う」に反応する。
    読んだことある!!!
    ソンでも最後まで読んでしまったんですけど・・・・
    光彦サンは、なんど読んでも好いです♪

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    2014年11月10日
  • 鐘

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    鐘の衝紋というキーワードで、香川高松と鐘の産地高岡をめぐる旅情ミステリー。浅見光彦ならではの人との出会いが謎の鍵を解いていくものだが、やはり偶然のたまものでは、という流れも多い。
    そして、やっぱりちょっと無理がある。

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    2014年10月05日
  • 風のなかの櫻香

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    尼寺や尼僧の話はとっても興味深かった。
    話も途中まではよかったけど・・・

    いつも思うけど結末がちょっとって思うものが多い。
    犯人があの人で解決の仕方があれではミステリーとしてどうよってね^_^;

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    2014年09月29日
  • 美濃路殺人事件

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    浅見光彦シリーズ。
    美濃和紙を題材にして、美濃犬山と東北の地を舞台に、戦後疎開などのキーワードをちりばめてまとめている。

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    2014年09月23日
  • 汚れちまった道

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    「萩殺人事件」と対をなす作品。こちらは浅見の視点で描かれており、「萩」に比べると読みやすいと思う。ただ、実験的な試みに期待したが、驚くような仕掛けはなく期待外れだった。

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    2014年08月31日
  • 地の日 天の海(上)

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    織田信長、明智光秀、豊臣秀吉、随風さんという僧侶を軸とした歴史物。
    大河ドラマの黒田官兵衛の時期とも重なって興味深く読み進められた。人物が具体的に思い描くことができたせいかなぁ。

    権力を手にすると人はどうして私利私欲に走ってしまうのか。
    天下統一のためにもがいている彼らはとても魅力的な人物なのに。
    下巻でどのような変貌とげていくのか
    読むのが怖いようなきもするが。

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    2014年08月21日
  • 神戸殺人事件

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    譲り受け本。
    このシリーズ初めて読んだけど、47都道府県それぞれで展開されてるんですね

    人間関係・組織関係がものすご作りこまれてておもしろいんやけど
    え?これは?このことはどうなってんの??
    って、黒幕はわかっても謎が残ったまま終わるから
    なんとももやもやします・・

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    2014年05月25日
  • 黄泉から来た女(新潮文庫)

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    天橋立で「アマテラスの子」と評判の娘の名前を書いた紙切れを持った女性が殺された。その女性は、今は亡き娘の母親の出身地ー山形県は羽黒山の宿坊ーから来たことが判って、父親には黙ってルーツ探しの旅へ。浅見探偵がお助けするお話。

    山形県はまだ行ったことがないんですが、出羽三山(羽黒山、月山、湯殿山)とか、俄然行きたくなりました。


    (2014/4/7)

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    2014年04月26日
  • 風のなかの櫻香

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    5歳まで施設で育ち、尼寺に養女に迎えられた美少女・櫻香(さくらこ)。中学生になった彼女の周りに、次々に不審な出来事が起こる――。奈良、尼寺から始まった謎を追い、浅見光彦は、鳥羽へ向かうが……!? 平城京遷都1300年記念作品。

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    2014年04月20日