内田康夫のレビュー一覧

  • 浅見光彦のミステリー紀行 総集編I

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    82年の浅見光彦デビュー作から89年の30作までのあらすじと裏話など。昔々読んだんだけど、テレビドラマになったものとかも結構あり、わりと覚えてるのに自分で感心した。このシリーズももう終わりなんだねえ・・・

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    2016年05月14日
  • 砂冥宮

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    ネタバレ

    浅見光彦シリーズはなんていうか、ある意味もう鉄板で、毎回浅見と一緒に、事件にまつわる土地の歴史を学ぶ気持ちになる。そこが好き。

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    2016年05月13日
  • 神苦楽島(かぐらじま)下

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    ネタバレ

    事件の謎、としてはあんまりすっきりしなかったかな。でももはや浅見光彦シリーズは、そういうのとは違うところにあるからね。
    難しくなく、知識にもなって、ストレスなく読めるある部分では鉄板もの。

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    2016年04月09日
  • 黄泉から来た女(新潮文庫)

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    伊勢神宮の天照大神は大和国にあってそこから丹波の国の吉佐宮に遷り諸国を巡って今の伊勢に落ち着いたとされるその吉佐宮が籠神社 元伊勢と言われる その地に生まれた静香の母は出羽三山から追われるように丹後に来た 天橋立で起きた事件を繋ぐ因縁の糸 その秘密を浅見光彦が明らかに紐解いていくシリーズ 物語はドロドロした内容だが天橋立 出羽三山行って見たくなった

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    2016年02月16日
  • 棄霊島(きれいじま)下

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    軍艦島と朝鮮人と戦前、戦後に絡まるミステリーな話。ニエモン島でも朝鮮人が絡まって来てたけど。たまたまなのか?
    いずれにしても登場する当地、歴史の事が書かれていて興味深くなり、思わずネットで検索することもあり

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    2016年02月08日
  • 棄霊島(きれいじま)上

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    浅見さん私自身二作目。
    今回は軍艦島のお話。もともと行ってみたいと思ってたんだけど。拍車がかかる!

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    2016年02月08日
  • 平家伝説殺人事件

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    タイトルで出落ちの浅見光彦シリーズ。「平家伝説」じゃなくて「高知の平家落人部落」がちょろっと出てくるだけで、以後特にこれという話もない。

    さて、ページを開いて2ページ目「タロちゃん」で気づいた。これ、中学生くらいの時に読んでたわ。幸い、人物名とトリックと犯人と伊勢湾台風の話以外は忘れていたので(それでほとんどだけど)、それなりに楽しめたけどね。

    内容は、「殺人事件」とは名ばかりで(平家伝説もダメ、殺人事件もダメなら、どんなタイトルやねん)、全然人が死なない。中盤でようやく一人飛び降り自殺疑惑が出てくるだけ。

    見どころとしては、浅見光彦が割とコミカルなキャラクターとして描かれ、翻弄されると

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    2015年11月26日
  • 斎王の葬列

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    舞台の土山町は、何度も通っているので懐かしかった。
    斎王が斎宮へ行く道に当たって宿泊所(頓宮)があったことは知らなかったので、歴史好きな私にはとても興味深い内容。
    それにしても浅見光彦は天才的ルポライター兼私立探偵だ。
    ある時点で急に事件を解決してしまう。
    なぜその考えに至ったかさっぱり不明だった。

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    2015年10月22日
  • 風のなかの櫻香

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    奈良の中宮寺(本文中では尊宮寺)をモデルにした舞台で、尼寺の養女となった櫻香の出生の秘密を、例によって行きあたりばったり手掛かりに遭遇して解決していくというお話。

    最近の浅見ものは、昔風のミステリ原則からすると、こういう結末は有り?というのが多く、本書もそうだったんですが、、、

    テレビで浅見ものと言ったら、昔は水谷豊が演じていたのが記憶に残っているのですが、最近の彼が演じている「相棒」シリーズでは、犯人が同じような状況だったとして対照的な結末になるので、これまたどちらが良いんだか考えさせられます。

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    2015年10月06日
  • ぼくが探偵だった夏

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    小学生の浅見光彦が出会う、最初の事件。
    子ども向けのものでもあるので、文脈や言葉選びはとても優しく、内容もソフト。
    ただ、大人が読んでも面白い。物足りなさがないわけではないが、シンプルで丁寧な読み物。
    シリーズの一つとして読めば、なおよい。
    3-

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    2015年09月08日
  • 貴賓室の怪人2 イタリア幻想曲

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    やっとすっきり!
    ヴァッリ湖に行ってみたくなった。ヴィラ・オルシー二も実在するらしい。まとめると、いろいろあったけどやっぱりトスカーナっていいよねって感想。

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    2015年09月03日
  • 遠野殺人事件

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    1983年に書き下ろしで刊行された著者の初期作品。旅情ミステリー、鉄道ミステリーを併せ、若い男女の色恋も交えた比較的ライトな作品である。東京のOLの河合貴代が遠野市の五百羅漢で殺害される。殺害された貴代の後輩・宮城留理子は遠野署の吉田刑事とともに事件の真相に迫る。

    最初から留理子の婚約者の土橋に怪しさを感じるも、著者のミスリードに導かれるが…

    1983年と言えば、東北新幹線が盛岡と大宮の間で暫定開業された頃。これが、鉄道ミステリーの世界にも大きな影響を与えた。今、読めば、東京と岩手は2時間と気付くのだが、当時はなかなかこの時間距離の短縮には思い至らぬことだったのだろう。東北新幹線の開業とと

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    2015年06月27日
  • 棄霊島(きれいじま)上

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    浅見光彦シリーズを、旅行先に合わせて読む。
    たまたま、100番目の事件とされている、力の入った作品だった。
    主人公の行動力と共に、国内各地を行ったり来たりさせるという、シリーズの魅力が上手く出ていた。
    上下巻だが読み弛みはしない。
    シリーズを事細かに読んでいたほうが楽しめそうであるが、単体でも十分。作家の地力がよく分かった。
    文字数を裂く部分と、端的に済ませる部分とがより的確なら、もっとはまると思う。
    3+

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    2015年05月13日
  • 教室の亡霊

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    あれ、浅見光彦がケータイを持ってない?
    と思ったら、この「教室の亡霊」「神苦楽島」「不等辺三角形」の3作品は、
    作家デビュー30周年記念に別々の出版社から、
    3か月連続で出版されたものだった。
    (ちなみに、全部購入して応募すると、携帯ストラップのプレゼントがあったらしい)

    つまり、この作品はケータイなしの浅見光彦の最後の作品ということ。

    と、本筋とは全く関係ないことをつらつら書いてしまうぐらい、
    ミステリーとしてはどう、ということはなかった。
    伝説じみたものも出てこなかったし。

    浅見光彦が行く先々の土地での社会問題をとりあげるのは地方誌の一部として流せるけど、
    教育問題のような、その地方

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    2015年02月27日
  • 後鳥羽伝説殺人事件

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    読書録「後鳥羽伝説殺人事件」3

    著者 内田康夫
    出版 角川文庫

    p15より引用
    “警察官は悪い事をしない、という大前提を
    市民は持っている。当然といえば当然だが、
    これはしかし、重要なことだ。そういう信頼
    関係があってはじめて、社会の秩序は成立す
    る。”

    目次から抜粋引用
    “心の旅路
     消えた本
     名探偵登場
     第二の男
     襲撃”

      名門一家のはみ出し者でルポライターを
    主人公とした、長編ミステリー小説。
     旅の女性が古書店に立ち寄った、彼女は理
    由がわからないが一冊の古書に心を揺り動か
    され…。

     上記の引用は、警察官についての一節。
    法を守る人達ですから、こうであってもらわ

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    2015年02月12日
  • 透明な遺書

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    「警察は自殺だと言ってます。でも、私は自殺だなんて信じてません」

    真実を調べる依頼を頼まれた主人公。


    「そうか透明とはそういうことだったのか……」
    を、期待して読んでいたんですが

    警察が絡み、暴力団が絡み、政治が絡み、
    最後は「あぁ……、そういうことね……」と落胆。

    シリーズの内の一作のようですが
    他を読むことはないでしょう



    あとがきを読む限り、これは連載小説で
    構成を決めずに書き始めたとのこと。

    そこが更に落胆です。

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    2015年01月25日
  • 浅見光彦殺人事件

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    購入してから、筆者からの忠告に気づいた。まぁ、テレビシリーズは何度も見ているから大丈夫だろうと読み始めた。浅見登場から何となく気づき、読み進めるごとにそれが確信に変わった。シリーズファンならすぐにわかると思う。サクサク読めた。

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    2015年01月06日
  • 「首の女」殺人事件

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    出だし数ページに出てきた「違う」に反応する。
    読んだことある!!!
    ソンでも最後まで読んでしまったんですけど・・・・
    光彦サンは、なんど読んでも好いです♪

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    2014年11月10日
  • 鐘

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    鐘の衝紋というキーワードで、香川高松と鐘の産地高岡をめぐる旅情ミステリー。浅見光彦ならではの人との出会いが謎の鍵を解いていくものだが、やはり偶然のたまものでは、という流れも多い。
    そして、やっぱりちょっと無理がある。

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    2014年10月05日
  • 風のなかの櫻香

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    尼寺や尼僧の話はとっても興味深かった。
    話も途中まではよかったけど・・・

    いつも思うけど結末がちょっとって思うものが多い。
    犯人があの人で解決の仕方があれではミステリーとしてどうよってね^_^;

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    2014年09月29日