無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで201万冊以上配信中!
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
Posted by ブクログ
浅見光彦シリーズだと思い込んで読み始めたのだけれど、いつまでたっても浅見は登場してこない。
どうやら勘違いしていたようだが、次々と新たな展開が訪れるストーリーにすっかり引き込まれた。
いつもながら内田さんの物語は読みやすい。
けれども容疑者と目される人物がひとり、またひとりと消えていく先にどんな真実が待っているのか。
犯人の見当は早々についてしまうけれど、それでもどんなトリックを使ったのか。
そこにはどんな動機が隠されていたのか。
ただひとつだけ難を言えば、ヒロイン役の宮城留理子が完璧すぎた。
鋭い推理力は本職である刑事たちをも圧倒しているし、犯人ではないかと疑いのある人物に対してもけっして引かない強さもある。
美しく知性もあり、家柄もよく性格もいい。
あとは男を見る目さえあったなら幸せになれただろうに・・・と。
あっという間に読み終えてしまった物語だった。
Posted by ブクログ
1983年に書き下ろしで刊行された著者の初期作品。旅情ミステリー、鉄道ミステリーを併せ、若い男女の色恋も交えた比較的ライトな作品である。東京のOLの河合貴代が遠野市の五百羅漢で殺害される。殺害された貴代の後輩・宮城留理子は遠野署の吉田刑事とともに事件の真相に迫る。
最初から留理子の婚約者の土橋に怪しさを感じるも、著者のミスリードに導かれるが…
1983年と言えば、東北新幹線が盛岡と大宮の間で暫定開業された頃。これが、鉄道ミステリーの世界にも大きな影響を与えた。今、読めば、東京と岩手は2時間と気付くのだが、当時はなかなかこの時間距離の短縮には思い至らぬことだったのだろう。東北新幹線の開業とともに東北に凶悪犯罪も流入して来たのは悲しい事実。
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。