【感想・ネタバレ】沃野の伝説(上)のレビュー

あらすじ

米穀卸商の坂本が水死体で発見された。死の直前に坂本が電話した相手は光彦の母・雪江。浅見は母の依頼で調査に乗り出す。一方、長野県では大量の闇米横流し事件が発覚。竹村警部もまた、捜査を開始し……。

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

なんか彼の作品としては珍しく単調に読み終わってしまった。得意な手法を詰め込んだせいで、八方美人に終わってしまった感じだろうか?

食管制度で黙認される自由米をを逆手に取った悪事に、反抗する正義漢が現れて・・・みたいな構図は内田作品では良くあることだが、その設定に終始してしまいこの作品にしかないなにかというオリジナリティを欠いていると思う。

もしかして自分には内田作品に対する免疫ができてきてしまったのだろうか・・・あからさまに社会問題を年頭において書かれた彼の著作は、時にその社会問題に埋没してしまうことがあるのかもしれない。

0
2009年10月04日

Posted by ブクログ

平成の米騒動の時代の話。

えっ、お米って、こんな風に取引されていたんだぁ。と、思いました。

そういえば、冷夏でお米が収穫できなかった時代があり、急遽輸入してタイ米とかあったなぁ。と思い出しました。

0
2021年01月20日

「小説」ランキング