遠藤功のレビュー一覧

  • 経営戦略の教科書

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    経営戦略・マーケティングの勉強を始めたので、読んでみた本。

    今回はローランド・ベルガーの遠藤さんの書いた
    経営戦略の教科書です。
    どうやら、早稲田のビジネススクールの授業が
    もとになっているようです。

    新書なので、読みやすいです。
    ただ一つ一つの内容はそんなに深く掘り下げられていません。
    (自分で調べてねという意味か!?)
    ケース自体は色々載っていたので、
    自分の知識の幅を広げる意味では良かったです。

    戦略本を色々と読み出して、やっと気が付いたのですが、
    みんなそれぞれ自分の言いたいことを言い合っていて、
    「これ!」といったコアとなる部分が今一つないということが、
    やっと最近分かり始めま

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    2012年01月13日
  • 日本企業にいま大切なこと

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    「事件は会議室で起きてるんじゃない。現場で起きてるんだ!」
    現場力が大切。未曾有の災害にも負けない現場力を見直し、日本復興を成し遂げる。
    ただ、国レベルでは、それに値するもしくは増幅できる政治家が不在。
    個々の力を活かす日本的な組織力を見直した方が良いのではとの提言に、同意。

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    2012年01月06日
  • 経営戦略の教科書

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    ネタバレ

    豊富な日本企業のケース・スタディのおかげで、
    経営戦略の基本的な考え方(フレームワーク、各ポジションの戦略、M&A)を具体的にイメージすることができる。自分も早く戦略を立ててみたくなる良書。

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    2012年01月07日
  • 経営戦略の教科書

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    経営戦略の立て方、フレームワークを覚えるのではなく考えること。
    まずはビジョンがあって、それに近づく一つ一つの戦略がある。
    出発点はビジョンです。「こういうことをやりたい」「目指すべき将来の姿」のこと。そこから、市場調査や競争相手の情報を集めて、チャンピオンになれるかどうかを見極めたうえで、最も可能性の高い「土俵」を特定することが大事。ゲームとしてのフレームワーク、そしてフレームワークにとらわれない思考。フォーカス戦略、選択と集中も載っているように、今は持ち味を狭いある一点に集中することが求められている。マルチプル経済において、戦いぬけるフェイスブックやツイッター、グーグルなどの企業は全て集中

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    2012年01月04日
  • 日本企業にいま大切なこと

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    書いてあることは全うなような気がするが、結論は曖昧な気はします。内容は結構おもしろいので読んで損はなかった。

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    2011年12月20日
  • プレミアム戦略

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    プレミアムという言葉は自分も大好きでついつい買ってしまう。
    プレミアムは「機能的価値」と「情緒的価値」から生まれるもので、この目に見えない「情緒的価値」が非常に重要。(この本では「機能的価値」だけのことをラグジュアリーとしていた)
    この「情緒的価値」になるのがストーリーであり、これらは作り手のこだわりで生まれる。
    そのため、大量生産大量消費を目指してきた日本でプレミアムが少ないのは当然で、今後はいかに成熟した日本市場で日本発のプレミアムを生み出すかが課題となる。
    最近は景気も悪いしこんなこと言ってる場合ではないのかもしれませんが、もっとレクサスみたいな世界的高級ブランドが日本から出るようになれ

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    2011年11月06日
  • 一歩先のクラウド戦略

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    使う側の視点では、気づきあり。従来型のIT活用の視点から、マイニングの使いこなしまで、さまざまな点で、考慮すべき点があると感じた。

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    2011年11月05日
  • 日本企業にいま大切なこと

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    【一言感想】
    野中氏と遠藤氏という二人の著者が会話風に話を進めていきます。
    ただし、ちょっと論点がわかりにくいような気がしました。

    【印象的な部分】
    (P102)
    いま元気な企業には、グローバル化を地道に実践してきたところが多い。その結果、外に知が開かれたわけです。サムスンをはじめとするアジア企業が好調なのも、異文化接触によって知を創造する体質が組織内に組み込まれているからでしょう。

    (P154)
    ~イノベーションには、「モノ」のイノベーションと「コト」のイノベーションがあります。「コト」のイノベーションの多くは、ビジネスモデルを指すと考えていいでしょう。アップル社、マイクロソフト社、グー

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    2011年10月23日
  • 一歩先のクラウド戦略

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    ネタバレ

    一応の章立てはあるものの雑多な知識・方針の羅列というような印象なので、箇条書きの形をとる。

    ○企業が目指すべきIT運用
    ・現場の知識の見える化 知識の移転~企業で果たすITの基本的な役割
    現場の技能や知識・経験を経営側が共有すれば、現場への指示に際した意思決定に役立つであろう。組織の上を流れるのは業務プロセスであり、業務プロセスによって区切られている人間を結ぶために必要不可欠なのが情報基盤である。
    ・「手触り感のある情報」と「情報の治水」
    例えば顧客からのクレームを受けた現場が文書化し経営側に渡したとき、ときにその情報はサマリーされすぎていて情報の「手触り感」を損なってしまうことがある。この

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    2011年10月17日
  • MBAオペレーション戦略

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    オペレーション戦略とはどういうものか、という全体感をイメージするのには役に立った。企業活動の全般にまたがるオペレーションとは、どんなことを考えるのか、どう取り組むのか、の入門編としては良かったと思う。
    内容もわかりやすい。ただこれを読んだだけでは使えるところまではいかないと思う。紹介本という位置づけかな。

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    2011年09月22日
  • 日本企業にいま大切なこと

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    ネタバレ

    「知識創造理論」を広めた野中さんと「見える化」を唱えた現場主義の遠藤さんが、日本の価値観を語り合う と紹介されている本です。
    各章で野中さんと遠藤さんがそれぞれコメントしています。あまり本質と関係ないですが、どうやって本書を仕上げたのか気になってしまいます。対談を元に再構成されたとなっていますが、それぞれの主張をうけとめて、持論に展開して、このような形でまとまるのか?ってちょっと不思議。

    さて、本書では直球でいうと、
    「日本企業は自分たちの強みにもっと自信をもて」
    というメッセージだと思います。

    しかし、その話の展開としては、今までのお二人の持論をそのまま展開したとも読み取れます。
    野中さ

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    2011年09月17日
  • プレミアム戦略

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    読みやすかった。1〜2年前に読みたかったなー。
    プレミアムとは惚れることっていうのが印象的でした。

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    2011年08月29日
  • 見える化―強い企業をつくる「見える」仕組み

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    最近のバズワードである「見える化」。
    仕事で関わる事になったので、「見える」とは何かを知りたくて購入。
    「見える」と言っても、ただデータを提示するだけではなく、
    「見せ方」に意思がなければ、効果がないばかりか害悪に成りうる。
    何を目的として、これを「見せる」のか、
    何を目的として、これを「見える」ようにするのか。
    翻って、今回の仕事では何をどうすべきなのか、
    ちょっとだけヒントを得ることができたし、現状の酷評の理由も納得できた。

    内容は、一部社名まで公開して具体例を元に展開するので、
    「見える」事のイメージが掴みやすく、読み易い。

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    2011年08月03日
  • 課長力 逆境を突破する6つの力

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    ■仕事術
    1.仕事には「目的」が必要である。その目的はひとそれぞれだし、目的自体に高いも低いもないが、多くの場合、それは「自分のために」である。しかし、目的が「自分のために」にとどまってしまうと突破のエネルギーが湧いてこない。

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    2011年05月27日
  • ビジネスの“常識”を疑え!

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    経営とか経済の常識というか、定説と言うか。
    授業やTVで言ってそうなことを反証するような展開。
    でもその反証自体もすでに常識的な気がするのが・・・

    ある程度実践できる立場の人で、
    かつ、経営・経済等に全く無関心だった人なら
    多少は役に立つかもしれないが、
    読んで何にも残らなかったような・・・

    TPOによって使い分けて、自分で考えることが大事。
    という事ですね。

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    2011年05月19日
  • 『未来のスケッチ』 経営で大切なことは旭山動物園にぜんぶある

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    言葉だけでなく、絵にするとわかりやすいです。
    視覚的に捉えることができ、よりイメージできるので向かうべき方向が明確になります。自分が目標とする将来を絵で表現してみる。そして、それを壁などに貼り付け、毎日見るようにすると目標が脳みそに焼き付いて、目標も達成できそうです。
     実はこれもビジョンを明確にすることになっています。ビジョンを文字だけでなく、絵や写真を使ってビジュアル的に表現する。これは有効です。

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    2011年05月13日
  • 現場力を鍛える―「強い現場」をつくる7つの条件

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     書店で見かけた同著者の『見える化』を読む前に、先行する本書をまず読んでみた。
     企業を変革するために必要とされる考え方がまとまっています。
     肝心の『見える化』の方はまだ買ってない。

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    2011年03月30日
  • 一歩先のクラウド戦略

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    「クラウド戦略」っていう程クラウドの戦略には触れてない。むしろ後半は、企業の既存ITシステムと情報システム部が如何に機能していないかを語っている。ローランドベルガーも結局ITコンサルと同じようなことをプロジェクトにしちゃうわけ???と感じた。

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    2011年03月02日
  • ねばちっこい経営―粘り強い「人と組織」をつくる技術

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    ネタバレ

    消費者にとっての「相対価値」と「絶対価値」を考慮する。

    絶対価値ならば国が補助をしてでも保つことができるが,競合他社がいるような相対価値となってくるものには”粘着力”が必要である。

    ねばっちっこいは冒頭では「やめずに継続すること」と取れるが,自分は題名から消費者に対する粘着力を強化する方法だと思っていた。

    基本的には根性論が多く,また複数の企業に対して内容を述べることに注力しているもののあまり全体として体系だってなくまとまりがない。

    ただし多くの事例に触れることはのちのち参考になりそうなので読める
    なら読んでおいて損はないかも。

    と思ったけど最後に納豆のメタファーを使って粘り強くなる

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    2011年01月19日
  • 見える化―強い企業をつくる「見える」仕組み

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    商品の説明

    見える化 強い企業をつくる「見える」仕組み 現場力を強化するには、現場が能動的に高次元の問題を解決する問題解決能力を磨くことが必要である。そのためには、問題を発見すること、つまり「見える化」が重要。本書は「見える化」の考え方を整理し、体系化してまとめた。 「見える」ようにするためには、「見せる」意思と行動が必要だ。真の「見える化」の実現は、「見せる化」を推進することであり、「見せよう」とする人づくりがカギになると説く。「見える化」の落とし穴の1つがIT(情報技術)への偏重。「見てくれるはず」という期待を前提にした仕組みを作った結果、見る意思のない人間にとって「見ない化

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    2010年01月05日