佐藤学のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ学びのイノベーションはいかに達成されるか。
個人的に即実践したのは、グループでの活動を、三倍くらいに増やした。個人の学びには限りがあるよな。教えているけど…学んでない。
日本が世界から見てどうとかはあまり関係なくて、日本は日本として、日本人らしさを大切にしながら、より新しい価値を想像できる人が、育っていく教育が実現したらいいなと思う。
わかったつもりはわかってないし、できても、いない。できることよりも、そこに至るまでの道のり。そして、振り返ること。俯瞰すること。自分について考えること。そのために自分には何ができる?
少なくとも今の自分をまず否定することはやらなくてはならない。
もっといろんな現 -
Posted by ブクログ
教育産業が公教育に展開する環境が整っている。
OILMAJORではないけどEDUCATIONMAJORのような企業が影響力を持つ。著者によれば第四次産業革命とICT教育は教員という人的コストを削減する方向にいくと。大がかりなシステムと短期的に効果があるソフトが広がれば,自治体はシステム維持に汲汲とし(中にはまる投げもありうる),与えられた教材を与えられた指導法に基づいて顧客(子ども?)にサービスする労働に教員自らがしてしまい,自らの有能さを信じられないし信じようともしなくなり,結果的に社会づくりや人作りの基本システムが標準化されていく(人は標準化していないのに)。新しいシステムでは旧来の教員と -
Posted by ブクログ
授業の歴史やデザイン、評価についてまとめた教科書。佐藤学をちゃんと読んだことがないので読もうと思って買ったのだが、前半は割と概説的な話で、佐藤学の考え方が前面に出てくるのは後半だと思う。
後半は、気になった箇所がいくつかあった。
まずカリキュラムの話から。
近年、「階段型」カリキュラム=「プログラム型」単元から「登山型」カリキュラム=「プロジェクト型」単元の様式へ移行しつつある。プログラム型単元は「目標・達成・評価」の単位から成り、プロジェクト型は「主題・探究・表現」の単位から成る、とあった(p.157)。
流れとして登山型=プロジェクト型に移行しているというのは実感としてもそうなんだろう