佐藤学のレビュー一覧

  • 「自由」の危機 ――息苦しさの正体

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    初めて読む方の文章が新鮮で特に印象に残った。山田和樹さん、永井愛さん等。既によく読んでいる方の名前につられて本を手に取り、新しい方のご研究などに興味が広がっていくのがうれしい。
    この本を読んで逆に「自由」という言葉を簡単に定義し使うことが難しくなったが。
    自由を手放したくないし、奪われそうなら戦う!新たな自由をつかみ取りたい!そして次の世代に手渡したい。

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    2021年09月20日
  • 第四次産業革命と教育の未来 ポストコロナ時代のICT教育

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    平成の30年で大きく変わった世界。そうか、こんなにも日本は立ちおくれたか…と実感。でもPISAによるコンピュータの教育効果の検証とか、面白かったです。やっぱり公教育の未来はあんまり変わらないわ…

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    2021年07月26日
  • 学問の自由が危ない

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    法的に見て明らかに違法な任免拒否。
    国会での議論を行わず、解釈だけでも運用を変更してしまう内閣に底知れない怖さを感じる。
    また、これを見過ごして、何も考えずに自民党に投票してしまう国民が情けない。
    再び戦争を起こす事が無いよう、この本は全ての国民に読んで欲しい。

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    2021年03月16日
  • 教育の方法

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    200ページそこそこで、教育の歴史と現状が大体わかる、素晴らしい資料。しかし自分の勉強がそれこそ足りていなくて、消化不良な点も。

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    2019年04月02日
  • 教育の方法

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    現在の学校をめぐる問題点が整理でき、今後の展望が見えた。なるほど、マスコミで報道されている事実も、論調も?と思っていたが、この本を読んですっきりした。でも、そういうことなら文科省何やっているんだ?21世紀の教育をまかせて大丈夫なのかと不安になる。娘の学校の先生にも、教職をめざす近所の子にも読んで欲しいなと思った。「学びの共同体」って素晴らしいと思う。

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    2011年09月28日
  • 教室と学校の未来へ ~学びのイノベーション~

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    ネタバレ

    学びのイノベーションはいかに達成されるか。
    個人的に即実践したのは、グループでの活動を、三倍くらいに増やした。個人の学びには限りがあるよな。教えているけど…学んでない。
    日本が世界から見てどうとかはあまり関係なくて、日本は日本として、日本人らしさを大切にしながら、より新しい価値を想像できる人が、育っていく教育が実現したらいいなと思う。
    わかったつもりはわかってないし、できても、いない。できることよりも、そこに至るまでの道のり。そして、振り返ること。俯瞰すること。自分について考えること。そのために自分には何ができる?
    少なくとも今の自分をまず否定することはやらなくてはならない。
    もっといろんな現

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    2024年10月08日
  • 新版 学校を改革する 学びの共同体の構想と実践

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    はじめにビジョンありき、これはまさにそう。
    声の大きい教師に優れた実践者はいない、
    自戒を込めて首肯したい。
    まずは哲学を合意形成すること、
    まずは職員が協同的に学ぶこと、
    肝に銘じていきたい。

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    2024年04月07日
  • 第四次産業革命と教育の未来 ポストコロナ時代のICT教育

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    教育産業が公教育に展開する環境が整っている。
    OILMAJORではないけどEDUCATIONMAJORのような企業が影響力を持つ。著者によれば第四次産業革命とICT教育は教員という人的コストを削減する方向にいくと。大がかりなシステムと短期的に効果があるソフトが広がれば,自治体はシステム維持に汲汲とし(中にはまる投げもありうる),与えられた教材を与えられた指導法に基づいて顧客(子ども?)にサービスする労働に教員自らがしてしまい,自らの有能さを信じられないし信じようともしなくなり,結果的に社会づくりや人作りの基本システムが標準化されていく(人は標準化していないのに)。新しいシステムでは旧来の教員と

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    2022年06月14日
  • 学びの共同体の創造 ~探究と協同へ~

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    学びの共同体のひとりひとりを学びの主人公にする。誰1人取り残さないと言う考えやポリシーは素晴らしいし、その通りだと思う。
    子どもたちをつなぐ手立てや環境というものをこれからも意識していきたい。
    ただ、学びの共同体が最適な形ありきで書かれているところが感じられて、学びの共同体の弱い部分や、難しい部分についてももう少し知りたいなと思う。
    実際の授業や学校の様子を見てみたいなと思えた一冊。

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    2022年06月05日
  • 第四次産業革命と教育の未来 ポストコロナ時代のICT教育

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    うーむ、わかりにくい。読んでいるとどのポジションにいるのか、理解しづらいところもちらほら。世界経済フォーラムの未来の学校はよくて、経産省の未来の教室はいまいちなのか。利益誘導目的というのか、そうと言っちゃうのもなぁ。金ないと事業継続できないしな。
    あと、コンピュータを教育に導入するところで、以前CAIとかスキナー理論とかで話をされているのも、久々に聞いて軽くショックを受けた。

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    2021年08月21日
  • 教育の方法

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    授業の歴史やデザイン、評価についてまとめた教科書。佐藤学をちゃんと読んだことがないので読もうと思って買ったのだが、前半は割と概説的な話で、佐藤学の考え方が前面に出てくるのは後半だと思う。

    後半は、気になった箇所がいくつかあった。

    まずカリキュラムの話から。
    近年、「階段型」カリキュラム=「プログラム型」単元から「登山型」カリキュラム=「プロジェクト型」単元の様式へ移行しつつある。プログラム型単元は「目標・達成・評価」の単位から成り、プロジェクト型は「主題・探究・表現」の単位から成る、とあった(p.157)。
    流れとして登山型=プロジェクト型に移行しているというのは実感としてもそうなんだろう

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    2010年11月16日