柏葉幸子のレビュー一覧
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無料版購入済み
良質な導入部
試し読みでかなり差を感じる作品って原作の完成度の差でしょう。原作は2013年に発表されているようで、謎めいた設定が続きを期待したくなります。やはり導入部が良い作品は続きを読みたくなります。
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Posted by ブクログ
今一番面白いファンタジーシリーズの一つ。
王道ファンタジーでありつつも初めて出会う世界観に惹き込まれる。
巻を追うにつれ、増えていく信頼できる仲間と、主人公ミアの成長。
毎回ワクワクドキドキしながら一気読みしている…
10歳と少しのミアに対し、大人や歳上の子どもが当たり前に助けてくれることが、実はとても好きな点でもある。子どもを一人で戦わせない安心感、誰かが助けてくれると信じられる、その信頼感があってミアは自分の思うように行動できたり、自分の望みを見つけたり出来るようになったのかなと感じる。
これって、読者の子どもにとっても希望になるんじゃないか。
もちろん、大人にとっても。そしてこういう大 -
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Posted by ブクログ
柏葉幸子さんの『霧のむこうのふしぎな町』『地下室からのふしぎな旅』『天井うらのふしぎな友だち』の愛蔵版。偶然丸善で見かけて、即購入。
『霧の〜』と『地下室〜』は小学生の時に友達に教えて貰って、それからずっと大好きなお話。娘が小学四年生の時に青い鳥文庫版を貸してあげて、娘のお気に入りに。
『霧のむこうのふしぎな町』は『千と千尋の神かくし』の元になったと言われてます。『霧のむこう』も『地下室からの』も日常から一歩踏み出しただけで全く違う非日常の世界に行ってしまうお話です。誰にでも起こりそうな不思議の入り口が、想像力をかきたてます。小学生の時に読んで良かったと思える本です。
『天井うら』