柏葉幸子のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
ネタバレ「三人兄弟の真ん中って、育てるの難しいから、よくよく気を付けてあげて」というのは、よく聞く話だ。
なのに、紀恵(きえ)のお母さんは、あまりに紀恵の気持ちに無頓着すぎる。
紀恵一人におつかいを命じるのではなく、姉と、または弟と「二人で行ってきて」といえばいい話じゃないか。
そのうえ誕生日を忘れる?
そういうお母さんなら、お父さんなりお姉さんが根回ししとけよ。
家出した先は、日本のような外国のようなクロワッサン島。
魔女モティの娘として暮らすことを約束させられるが、モティは口が悪くて面倒くさがり。
島のみんなの悩みを解決する気はさらさらない。
そんなモティを、お父さん役のピエロと共に、なだめたりすかしたりして動かしていくのだが。
下の子どもが小学校に入ったタイミングで、夢だった魔女になりたいと、家族のことを顧みずに部屋に引きこもって独学で魔女修行するお母さんとか、ひとり立ちする解消がないから老いた親の心配をする振りして親の財産を狙う息子とか、家族の問題ばかりが寄せられるが、どれもなんだか読んでて腹が立つ。
特に家族を顧みない母親!
部屋に引きこもっていて、子どもが病気になろうと淋しい思いをしようと知ったこっちゃない。
でも、生活の面倒は夫と小学生の子どもたちがしてるんだよ。
上げ膳据え膳で好きなことしてる母。いらん!
子どもが大人になるまで、または子どもが寝た後に魔女修行するわけにはいかんのか?
いろんな家族の姿を見て、紀恵は家族が懐かしくなり…気がつくと元の世界に戻っていたのだが。
あんなに仕事が忙しいと言っていたお母さんが会社を休み、紀恵にも学校をさぼらせてふたりの時間を作る。
やればできるなら、もっと早くにやりなさいよ。 -
Posted by ブクログ
おもしろかった!
小さいときに手に取って、読むのに挫折していた本でした。それがなぜか今すらすら一気に読んでしまった。
おもしろかったです!ペキンポの姿が見えないことを有効活用するユキ賢いですねーw
人に忘れられると存在そのものが消えてしまうとは恐ろしい。ペキンポが消えずにいたのは誰かがペキンポのことを忘れずいてくれたからだけど、ペキンポのことをずっと覚えてくれていたのは……。伏線回収がお上手です。
なんだかもっと作品に浸りたかっです。きれいに話は終わっているんだけど、まだユキ達といたかったなと思いました。
いやぁこの作品映像化してくれないかなぁ……。
作中にでてきていた紅と了の話は別枠であるみたいなのでこれは読まねばと思います。とこらでメリィさんて一体全体何者なの?w -
Posted by ブクログ
「霧のむこうのふしぎな町」1975年
「地下室からのふしぎな旅」1981年
「天井うらのふしぎな友だち」1985年
3作品を合冊にした愛蔵版。どれも味わい深くて読んでいて安心感があります。存在は知っていたけれど読んだことなかった。「千と千尋の神隠し」との類似性が言われているみたいだけど、なるほど。どちらも、どれも、素晴らしいと思います。
でも、私の興味は全く別の所。
『ネズナイカ』
「霧の〜」の中でリナが整頓する本の中に『ネズナイカ』がある。『ジェーン•エア』や『ロビンソン•クルーソー』など、他に名前のあがる本は今でも探せば売ってるけど、『ネズナイカ』は絶版。簡単には手に入らない。脚注がいるレベルの無名さでは?
私も『ネズナイカ』が大好きだった。復刻してほしいという願いを込めて⭐︎四つ!