柏葉幸子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
結構おもしろかった。
表紙の画がかわいい。
バク・・・・・・。夢姫って・・・。
いやーちょっと虚をつかれた。
あのキャラクター。
おもしろすぎる。
お友達がひとりもいないまま石にされるのはいやですもの、っと
夢姫がキラを怒鳴りつけるシーンが好き。
ずっとひとりぼっちで、それは自分は特別だから、と自分を納得させて
いたんだろうけど、でもやっぱりひとりぼっちは嫌だ、とはっきり言える
彼女は、確かに、キラのいうように強いのかもね。
にしても正体がばれた後のキラの口調がなんだか定まらなくて、ちょっとふらふらした感じ。
だが、それは姿と同じでいろいろ混ざってる感じをだしてるのか?
バタバタして -
Posted by ブクログ
面白かった!
最初は子供の読み聞かせ本だったんだけど、もしかして幽霊?ってところでチビちゃんはドン引き。
子供にはちょっと難しい内容ではある。
今のうちのチビちゃんにはまだかな。再読して欲しい本。
作中の物語の方が正直、帰命寺のお話より面白くて、これが始まると読むテンポがグンと早くなる。
ドキドキするファンタジー。
魔法使い、宝探し、王子さま、呪い、血筋の不思議な力。
キャラクターは帰命寺の面々の方が魅力的なのになあ。
なんと言っても水上のばあさんが素敵。何時の間にか子供の視線に降りてきてるところとか。
なにしろ、前向きだし。
こういう元気なおばあさんも柏葉幸子ワールドだよね。
帰命寺と -
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Posted by ブクログ
ネタバレ柏葉幸子さんの新刊、期待を裏切らないおもしろさ、ほっこり暖かい気持ちをくれる快い読後感。これのひとつ前に出た「おつかいまなんかじゃありません。」によく似た構成になっている。
ごく普通の一日のはず、いつもの日常世界から、とんでもない災難で、突然不思議の国の騒動に巻き込まれてしまう主人公の女の子。…何しろ、ちょっとずるくてずうずうしくて小憎らしいけど、何だか結局好きになってしまう、憎めないキャラクターと物語の進行の絡み具合がとっても魅力的なのだ。
気取り屋で勝手でつきあいづらいと思っていたバクの夢姫とやっと友達になったのに、お別れ。その冒険の終わりの寂しさが、再び未来の再会と希望のぬくもりに包