あらすじ
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『不思議の国のアリス』にも登場する謎の絶滅鳥ドードー鳥。タカ少年の家に昔からあったはく製がそのドードー鳥で、珍品名品のコレクターから身を隠すために何百年もはく製でいたという。しかも命の恩人であるはずのタカを勝手に小間使いよばわりし、おしゃべりで臆病で大げさでいばりんぼうでどうしようもない。タカはこのドードー3世のためにやはり魔法で何百年も隠れている許嫁ドドピスドドを探すハメとなる。
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Posted by ブクログ
とってもとっても好きな作品。
思春期に入る前の私が読みあさっていた偕成社ワンダーランドの作品の中でも、1・2を争うくらい好きです。
この作品があったからこそ、ドードー鳥が好きになったんじゃないかなぁ・・・。
Posted by ブクログ
柏葉さんの本の中でも、なかなかスリリングな印象の本。
ドードーが、すごくわがままで少し腹立たしいのに憎めない。ふしぎな話なのに日常生活に溶け込んでいて、デパートに行く時に少しわくわくしたのを覚えてる。
男の子に柏葉さんの本をプレゼントするなら、この本を選ぶと思う。
Posted by ブクログ
本をあまり読まなかった妹が珍しく面白そうに読んでいた。え?というどんでん返しもあったりして。ドードーって本当に想像力を膨れ上がらせてくれる不思議な鳥だ。
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ドードー鳥のキャラに意外性が。
鳥のおしゃべり部分が読みにくいのと鳥のわかままが始めは鼻に付きますが、ドードー鳥に夢がないところがかえっていいです。ほんのり笑える要素もあり。
Posted by ブクログ
小学生の頃に読んで以来、不思議と今でも時々読みたくなる小説です。ワガママで王様気分なドドが可愛らしく、ほんの少し非日常が混ざったこの雰囲気が好きです。
Posted by ブクログ
鳥の研究をしていたおじいちゃんが亡くなって、もうずいぶん。おじいちゃんお部屋には、それから、物置代わり。姉のチヅルとけんかしたタカは、一緒の部屋をやめて、おじいちゃんの部屋を自分の部屋にしようと掃除をすることに。そこには、ひとつ、のこされた鳥の剥製が。不意に硝子が割れてしまった剥製は、まるで生きているよう…いえ、なんと剥製が動き出したのです。その鳥は、なんと、ドードー。不思議な魔法がかけられたケースに入っていたドードーは、なんと、現代によみがえったのです。しかし、性格は、傍若無人。タカはドードー鳥の小間使いにされてしまいました。ドードーの話を聞く内に、不思議な魔法で、他にもドードーがいるのでは…?