あらすじ
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美奈が見つけた大おばさんのレシピノートは、古い一冊のノートです。縫い物から編み物、料理、家庭薬の作り方まで、さし絵入りでていねいにのっています。しかしただのレシピではありません。不器用な美奈が、そのレシピ通りに作り始めると、たまに不思議な世界にワープしてしまうのです。そして、人助けならぬ妖精助けをすることになります。「星くず袋」「魔女のパック」「姫君の目覚まし」「妖精の浮き島」など、4つのレシピをめぐる4つの冒険です。さし絵は絵本作家の児島なおみさん。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
面白かったー!
ワクワクする不思議は、日常との隣り合わせ。
魔女の話は、良い話。
あるべき論や社会が描く成功者像は、文化や時代が変われば変わるもの。周囲に流されずに、自分の好きなこと、得意なことを大事にして勇気を出して幸せを掴め、と背中を押してもらった気分に。
Posted by ブクログ
大人になって読み返してもわくわく出来る本。
もしも私が大おばさんのレシピを持っていたら‥
なんて想像しながら楽しく読めます。
大おばさんのレシピ、どこかに落ちてないかな〜
Posted by ブクログ
子どもの頃、大好きだったなぁ。
ぶきっちょだけど、まっすぐで
頑張り屋さんな美奈を素直に応援したくなる。
「わたし、途中であきらめたり、わたしはだめなんだって思ったりするの、だいきらい」
いつか子どもが生まれたら
このことだけは心に残しておいて欲しいです。
Posted by ブクログ
あぁ面白かった。
そんな一言だけを残していける。やっぱり児童書が好きだ。
「悲しいのは大人になってからで良いわ」
なんて優しくて残酷で、素敵な世界だろう。子どもの世界っていうのは。
ふわふわしててキラキラしてて、本当に素敵。
どんな不条理も不思議も不自然も受け入れさせてしまう、世界。
星くず袋もひめぎみの目覚ましも、名前が良い。
児童書を書くひとの言葉の感性ってやつが、大好きだ。
ただ困ったことは、こんな風に昔読んだ本を読み返したり有栖川作品伊坂作品を片っ端から読んだり話題作に手を出したりしてると時間がどんなにあっても足りないってこと。
Posted by ブクログ
今読み返してもおいしい本、とにかく出てくる食べ物がおいしそう。
一つ一つのエピソードを越えるごとに成長する主人公と
おいしそうな料理が大好きで何度も何度も読んでました。
Posted by ブクログ
とってもぶきっちょな女の子が大おばさんの不思議なレシピをみて作ったものに導かれて不思議な世界へ。
ぶきっちょゆえにできたものが不良品であるがために起こる出来事にわくわくします。
Posted by ブクログ
不器用な主人公が、大おばさんが残してくれたレシピ本どおりに着作ると不思議なことが起こる!
レシピごとの短編集のような格好です。主人公が前向きなのが素敵。
Posted by ブクログ
お話がすごく面白い。少し現実的なのに、夢があるというか。大人も「そういう発想ありなのね!」って、きっと楽しめる。
この本を読んだ後には、子どもながらにお裁縫がしたくなったり、母にピザ作りをおねだりしたりしたなあ。
ひとひねりもふたひねりも効いたファンタジー作品。
Posted by ブクログ
レシピ本とゆーのが楽しい。不思議な世界と繋がるときもあるし、繋がらないときもある。そこがまたわくわく。つくったものはイマイチでも、行った世界でいろいろおせっかいをして解決してしまう美奈がとてもかわいらしい。柏葉さんはやっぱ好きだ。
Posted by ブクログ
初めの数ページでもうワクワクが止まらなくなった。
大おばさんのレシピノート私も読んでみたい!
主人公の美奈が竹を割ったような性格で気持ちが良い子。お母さんもあっさり大らかな性格で好き!
まだまだ続きが読みたい。どうして続編がないのー?!
Posted by ブクログ
大おばさんのレシピあたしもほしーなー。
自分のことを棚に上げて美奈だけど、子供はこんくらいがいいのかもって思った。
物語の主人公は読まれるたびに舞台にあがっているとか、人間に名前を付けてもらって初めて魔女になるとか、ピンクのワンピースは長い長い片思いの証だったとか設定が素敵。
他の世界の住人たちに必要とされてるものばかりの大おばさんのレシピのなぜを知りたいな。
表紙も挿絵もかわいいの。