こちらもかなさんのレビューで知りました。
『窓際のトットちゃん』は、何年も前にたしか…読んだと思うので続編の本と、こちらを予約しましたが、
こちらだけ先に借りられて読めました。
トットちゃんが小学二年生のときの戦争体験絵本。
トットちゃんの一日分の食べ物がだいず15つぶだったなんて…。
家族揃って
...続きを読む安心で、嬉しく過ごした毎日から
いろんなものがなくなっていく…。
今の私達の生活からは到底想像つかないような
戦争体験で、とりわけ戦禍に巻き込まれた子どもの気持ちを、考えさせられて切なくなりました。
戦争ほど恐ろしいものはない、
平和でなくてはダメなのだ、ということを改めて感じることのできる黒柳徹子さんの実体験ならではの
重みのある作品です。
戦争は今私達の暮らす世界と遠いものではないんだとと感じられると思います。
ページ数も、とても少なく子供さんでも手に取りやすい絵本になっていて、黒柳徹子さんのメッセージが
よく伝わる作品です。
アジア初のユニセフ親善大使として長年にわたり、アフリカ、アジアなどの各国を訪問、めぐまれない子どもたちのことを知ってもらうための活動に力をいれている黒柳徹子さん、ほんとうに素晴らしい人ですね…!