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Posted by ブクログ 2014年01月31日
井辻朱美さんの解説の言葉を借りると「ふだん子供にとって、ややとっつきにくい感のある、中年の『お父さん』」がテーマの短編集です。何というか、じわーっと泣けてきます。どの物語も、どこか「ツボ」にくるポイントがあって、数ページ読み終わった後には不思議な満足感を感じました。
読み始めて「これはイマイチか...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年07月16日
父、語る。いいねえ。ほんわか家族ものだけど、ちょっとどっきりしたりしんみりしたり、素敵なおはなしがいっぱい。私としてはザクロの木の話とか、着付けの話とか、好きだなあ。泣きたくなるほど大切な気持ちとか。この日のために、ってゆー親子の心意気がなんかもう、いいなあ、って感じ。柏葉さん、好きだ〜!あ、でも正...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年04月23日
9つの短編集。本の裏表紙の解説にあるように、どの話も「不思議であったかく秘密の匂い」がする。
私は壮大な国つくりの類いのファンタジーが苦手だ。読んでいる時は、ハラハラドキドキして面白いと感じるが、読後に反芻して楽しむ事が少ないからだ。
これらの小編はファンタジーの括りとしても差支えないと思うが、...続きを読む
Posted by ブクログ 2010年11月16日
大人が読んでも心が「ほっこり」しそうだし,少しものがわかるようになった小学生ぐらいの子供に読んで聞かせてあげるにもいい感じの童話集に仕上がっている。
連作かと思っていたが,それぞれは独立したお話。でも,まぁそれもあっさりしていて,かえって童話らしいのかもしれない。最近はちょっと人気が出るとすぐに...続きを読む
Posted by ブクログ 2010年06月27日
大抵の話では父親が語り手となって
息子、娘たちにちょっと不思議な話を聞かせる。
もしくは、息子、娘たち自身も親とともに
不思議な体験をする。
なんとも幻想的で、少し家族内の「重さ」も
見え隠れする。
平凡な人間でもなんでもいいから、
時にはこの本に出てくる父親のように
「物語」を自分の子どもたち...続きを読む
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