香月日輪のレビュー一覧

  • 妖怪アパートの幽雅な食卓 るり子さんのお料理日記

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    妖怪アパートの幽雅な日常の番外編。
    寿荘の賄いを一手に引き受ける、手だけの幽霊、るり子さんが、本編で作っていたお料理のレシピが満載です。多くの方が本編の感想で「お料理が美味しそう」と書いていらっしゃる割に、私自身はそれほど注目していなかったお料理ですが、るり子さんのそのお料理に対するコメントをこの本で改めて読んで、逆に興味を持ちました。
    そのお料理が登場した時の本編の出来事が、るり子さん視点で語られていて、それも楽しめました。
    長谷くんが登場する『長谷ん家のお袋の味』というエピソードと、千晶先生の『千晶がお熱!?』のエピソードは、長谷くんと千晶先生のファンには堪らないのではないでしょうか。長谷

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    2010年01月12日
  • ファンム・アレース(1) 戦いの女神

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    ひこ・田中さんのメルマガで令丈先生がおすすめされてたファンタジー。
    「年齢差140歳のカップル」という紹介に、興味をひかれて読んでみました。
    読みごたえありました。面白かった〜!!
    今まで知らなかったのが、不覚!
    「妖怪アパートの幽雅な日常」も、面白いのに泣ける人情噺ですが、
    「ファンム・アレース」も「香月節」が満載。
    歌うような歯切れのいい文章ですいすい読めて、
    物語の醍醐味をたっぷり味わえます。続きが読みた〜い!
    「妖怪アパート」も完結したことですし、ぜひぜひ、続きをお願いします。

    生まれてきたことも含めて、自分の過去の全ては
    ララに出会い、ララを支えるため、と覚悟するバビロン。

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    2009年10月07日
  • 妖怪アパートの幽雅な日常2

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    1巻は真新しさがあったのですが、
    2巻は本当に、日常ものという感じでした!
    相変わらずご飯が美味しそうでお腹空きます。

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    2025年09月08日
  • 僕とおじいちゃんと魔法の塔 6

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    魔法の塔シリーズ第6弾。

    魔法の塔の住人の龍神とノブとエスぺロスは、
    修学旅行で一緒の方が楽しいからと同じクラスに(〇o〇;)

    旅行そのものを楽しむ最中、龍神が一人暮らしと聞いて、
    生活には責任が伴う事をクラスメイトが重く受け止める。
    普段とは違う空間で、色んなタイプの人間性が見えてくる。

    いやぁ~北海道の修学旅行だから、自分の思い出と
    被りまくりで懐かしかったぁ~

    次巻の構想を練っている時に、著者が亡くなった。
    続きが読めないなんてショックだ・・・
    読んでいない本を大人買いして、読みつくすと決めました。
    悲し過ぎます(T□T)

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    2025年07月20日
  • 僕とおじいちゃんと魔法の塔 5

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    魔法の塔シリーズ第5弾。

    妹の晶子の同級生がいじめを受けているらしいと
    エスぺロスから聞いた龍神。

    自分がなりたい者になれない苛立ちを、対象にぶつける。
    それがいじめ。
    龍神たちは、晶子がいじめられていないことにホッとしたが
    それが身近なものの本音。

    ただ、晶子の対応は、兄達の想像以上に大人だった。
    相手に寄り添えるって、そういうことだよねぇ。

    そんな中で飛び出した秀士郎の恋愛事情と江角の関係も
    おおいに楽しませてもらいました。

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    2025年07月20日
  • 僕とおじいちゃんと魔法の塔 3

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    魔法の塔シリーズ第3弾。


    龍神のクラスにエスぺロスが転入してきた?
    外国人で美少女のエスぺロスもといキャロリーナ。
    小テストでいきなり満点1位を取って周りを驚愕させ
    妬み焦りと憎しみの感情をまき散らした。

    妬みや恨みの感情は、浅ましい事件を引き起こすのだが・・・

    ますます楽しくなってきましたぁ~
    焦りや妬みや恨みって、誰もが心に秘めたものだったはずなのに
    イジメや嫌がらせという形で堂々と行動に移せる輩が
    いるんだなぁ~と改めて認識しました。

    それをわかりやすくお話に紛れ込ませて違和感なく
    納得させるから、香月さんのお話は大好きです♪

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    2025年07月20日
  • 僕とおじいちゃんと魔法の塔 2

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    シリーズ第2弾。

    高校の合格発表の場面からはじまるった本作。
    高校生編らしいです。

    高校に入って、色々と考えなきゃいけない時期に、
    厄介な問題が降ってきた!
    江角がいた部屋には、魔法陣があり、時々他の次元から
    魔女や魔導士や旅人が江角の紹介でやってくる。
    そこにやって来たエスぺロスとは??

    なんてテンポの速い展開。
    信久とおじいちゃんとギルバルスとの生活に
    新しい仲間が加わっただけでなく??

    いやぁ~楽しい!
    楽しいながらも考えさせられる。
    さて、次巻ではどんな楽しい事が待ってのかなぁ

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    2025年07月20日
  • 僕とおじいちゃんと魔法の塔 1

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    シリーズ第1弾。

    小学6年生の龍神(タツミ)は、やりたいことを見つけられずにいたが
    海辺の私有地の先の岬に、黒い塔を発見。
    そこには、僕が生まれる前に亡くなったおじいちゃんが住んでいた!
    しかもその塔には、もっと驚く秘密もあって・・・

    このシリーズを小学生の時に読んでいたらと思ったわぁ。
    まるで禅問答のように考えさせる。
    子どものうちに、自分を見つめるというクセをつけていたら
    もう少しまともな大人になれたかも?(;^_^A

    香月日輪さんの作品は、本当に色んな事を考えさせられます。
    続きを読みます♪

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    2025年07月20日
  • 大江戸妖怪かわら版6 魔狼、月に吠える

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    シリーズ第6弾。

    友あり、遠方より来たる
    船が、来る
    灯火親しむ書より酒
    これはこれはとばかり、花の山
    彼は誰そ、誰そ彼そ
    魔狼、月に吠える
    月に叢雲、花に風

    大江戸に遊びに来た大浪速の修繕屋さん。
    その姿は鬼火の旦那と間違えられないように変身していて?
    さらに百雷の旦那の妹と、謎の佐保風という5~6歳の美少女と
    鬼火の旦那とで大江戸見物に出かけたのだが・・・
    渡来船に紛れ込んでやって来た魔狼(フェンリル)の災厄に
    大江戸も大混乱。
    災厄を無事に終息させたのは・・・( ̄△ ̄;)エッ・・?

    ドタバタの修繕屋さんの大江戸見物でした。
    「心意気(ファイト)、一発」
    次はいよいよ最終巻。買うの忘

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    2025年07月20日
  • 大江戸妖怪かわら版5 雀、大浪花に行く

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    シリーズ第5弾。

    二百十日過ぎゆきて
    乾風けちらす春疾風
    雷馬襲来
    雀、大浪花に行く
    食い倒れて候
    水を飲みて源を知る
    風巻立ち、船は走る

    雷と大波を呼ぶ神獣「雷馬」が大浪速の街を襲うらしい。
    雀と桜丸は、大難関である大首の旦那を説き伏せ大浪速へ。
    修繕屋からは、鬼火の旦那との出会いは奇跡的としても
    奇跡の意味を知ることができるのは本人だけらしい。

    そんな話をしながら修繕屋の家でたこ焼きパーティー
    そして大浪速で食い倒れぇ。
    肝心の雷馬の話は、ちょっとだけでした(^◇^;)

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    2025年07月20日
  • 大江戸妖怪かわら版4 天空の竜宮城

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    シリーズ第4弾。

    風にうそぶき、月をもてあそぶ
    水鳥、桜に舞う
    薫風吹きて、夏来る
    天より落ち来る者あり
    天空の竜宮にて
    雀、神と会う
    神守り、姿を現す
    向こうにも荒神様
    『大江戸妖怪かわら版(4)』用語辞典!

    花見の席での泥酔騒ぎと救出劇。その模様をかわら版で報告。
    盛り上がる雀たちの元に落ちてきたのは、救出した少女の
    依頼で、雀を村に招待するのだが、その村は天空の竜宮城!
    そこでの不思議体験と帰りの危機。相変わらず忙しい雀だが
    鬼火の旦那って、何者だ??

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    2025年07月20日
  • 大江戸妖怪かわら版3 封印の娘

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    シリーズ第3弾。

    坊様、裾をからげて走る
    雀、封印の娘に会う
    雀、料られる
    金十郎にあやまり行燈油差し
    白鬼春雷を纏い花を舞い散らす
    まだ浅き春かな
    『大江戸妖怪かわら版(3)』用語辞典!

    年の暮れ。雀にとって二度目の冬。
    桜丸や旦那たちと年越しをした雀は、大江戸三大座の筆頭、
    日吉座の花形役者:蘭秋大夫から初興行に招待された。

    舞台を見た雀は脚本を書いた雪消(ユキゲ)に興味を持つが、
    座敷牢の存在に驚き、改めて白鬼である雪消の話を聞いた。
    そんなある日、上級武士のボンクラ息子から高慢な縁談を承知しろとの申し入れがあり・・・

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    2025年07月20日
  • 大江戸妖怪かわら版2 異界より落ち来る者あり 其之二

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    シリーズ第2弾(異界より落ち来る者あり 後篇)

    子ども、異界を歩く
    異界にて生まれ変わる
    遠きにありて思う
    雀、かわら版屋になる
    芍薬、牡丹、百合、蘭秋
    雀、芝居を見物す
    でんつくに付ける薬なし
    季節移りて木の芽吹く
    『大江戸妖怪かわら版(2)』用語辞典!

    辛過ぎる経験をしてきたこどもが、出会いと出来事に
    胸をときめかせ、「雀」という名前をもらい
    この大江戸で生きていく事を決めたお話。

    読みやすいのでサクサク読めますよぉ~

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    2025年07月20日
  • 大江戸妖怪かわら版1 異界より落ち来る者あり

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    シリーズ第1弾

    雀、蜃気楼に永遠を見る
    異界より落ち来る者あり
    天空の庵にて思う
    童女、異界を見聞す
    桜貝の海に遊ぶ
    月下に白菊咲く
    風かわりて夏きたる
    『大江戸妖怪かわら版(1)』用語辞典!

    いきなり火事場の描写と、いなせなお江戸言葉。
    けれど登場人物は妖怪だらけで、人間は雀ただ一人。
    これは魔都・大江戸という異世界でのお話。
    テンポの良い語りと話の進み方が香月 日輪さんだぁ~と
    嬉しく思いながら、一気に読み進められます。

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    2025年07月20日
  • 妖怪アパートの幽雅な日常1

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    読みやすい。今日読み始めて、今日読み終わる。

    どのお話も嫌な気分にならない。

    しかし、これといってグイグイ引っ張られるような力が無いように感じる。何だか文体や表現が少し凡庸な気がする。

    批判ではない。何か惜しい気が、勿体無い気がするのだ。

    続編があるようだから、機会があれば読んでみようと思う。

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    2025年04月06日
  • 妖怪アパートの幽雅な日常10

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    シリーズ最終巻!
    今までとは毛色が違った展開で面白かった。

    生きることへの色んな教訓や大事なことが散りばめられているこのシリーズ、中学生くらいの時に読みたかったな。

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    2024年12月27日
  • 妖怪アパートの幽雅な日常5

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    ネタバレ

    シリーズ第5巻。
    今までの5冊の中で一番面白かったです。

    千晶先生&青木先生、生徒会長の神谷先輩、英会話部部長とかキャラ濃い人たちが出てきて、物語が一層活性化されたかんじ。

    青木先生きらいだわー。
    我こそは絶対正義という鎧で完全武装している
    善人の親切の空回りほど厄介なものはない
    地獄への道は善意で舗装されている
    など、身近にいる人にあてはまりすぎて、「本当にそれ!」と頷きまくり。

    ただ、長谷との描写や千秋との描写など、なんかBLにおわせなかんじがなんか嫌だ。。。

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    2024年12月08日
  • 地獄堂霊界通信(1)

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    そもそも地獄堂のおやじが小学生を怪異を払う霊媒師みたいなのに仕立て上げたのかがわからないのでなぜ…??ってなってた 小学生にやらせる仕事じゃなくない?

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    2024年08月05日
  • 下町不思議町(ふしぎちょう)物語

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    ネタバレ

    私が持ってる新潮文庫版は絶版?登録がなかった。
    ずっと積んでると思ってたけど読んだたみたい。
    あまり妖怪が出てことはなかったな。
    どちらかというと家族の再生の話でした。

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    2024年07月10日
  • 大江戸妖怪かわら版7 大江戸散歩

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    [1]最終巻は短編集。
    [2]各章では雀、ポー、百雷、桜丸、鬼火の旦那たちが主役となり、初花、蘭秋、雪消、キュー太らも少しずつ顔を出してめでたく終わる。
    [3]元の世界に(帰りたくはないが)帰ることになる可能性も意識からは捨てていない雀にタフになったなあと思う。

    ゆうべから熱が出て涙目&ボーッとしてるアタマでもあっさり読めてしまうラクさでした。

    ■簡単なメモ

    【八丁堀同心百雷、定町廻りす】百雷の日常。
    【散れば咲き、散れば咲きして桜丸】大店の娘祐衣は桜丸に恋をして絵を描かせた。
    【風流大江戸雀】川柳と雀の大江戸ぐらし。
    【渡来人は自転車を駆る】ポーと大家の多津屋さん一家と猫の福太郎。

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    2024年04月19日