倉阪鬼一郎のレビュー一覧
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ネタバレ何かの折、狂気太郎さんの名前を知り、Booklive!で狂気太郎さんを検索して、この人の本もオススメです、みたいな感じで出てきたので試しに買ってみた……ような記憶があります。
あと表紙買いしたかもしれないです。表紙の女の子が可愛い。けど表紙を描いた人の名前が見当たらない。くすん。
エログロ。ひたすらにエログロ。
人を殺し、殺し、性行為をおこない、そしてまた人を殺す。そういう世界で、それが当たり前の世界で、主人公であるユキには、ほんの少しだけ違う部分があるーー世界の秘密を知りたいと願う心が。
そんなユキの心の移り変わりを軸にしつつ、彼女と関わった人間の移り変わりも書き込まれて行く。
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Posted by ブクログ
ネタバレ倉阪鬼一郎さん「猫俳句のパラダイス」2017.1発行です。猫だらけの俳句(川柳)アンソロジーです(=^・^=) 俳句では①子猫らの逃げ場所となる書棚かな(いそむら菊)川柳では②泣き笑い我が人生は猫といた(戸部好郎)③猫といる時間がとてもやわらかい(玉利三重子) 作不詳で、④表札にネコの名前も三つ添え ⑤肩書の取れた余生を猫と生き ⑥世は愉しぞっこん愉し猫飼えば ーーーうちの猫も子猫の時は書棚が大好きでしたw。川柳は猫好きさんの思いを見事に表現してますね(^-^)ーーー
倉坂鬼一郎「猫俳句パラダイス」、2017.1発行、再読。数百句紹介されています。私にとっては、俳句より川柳がぴったりきます -
Posted by ブクログ
ネタバレなんともバカバカしく,かつ,強引なトリックが,なんともいえない読後感を醸し出す,ザ・バカミスといえる作品。作者がバカミスを作ろうとして作ったバカミスは,寒い仕上がりになってしまうことが多いが,少なくとも寒い仕上がりにはなっていない。まごうことないバカミスとして,読み終わったあとに,なんともいえない気持ちになってしまう作品である。
黄緑館と藍紫館という二つの館に正体された4人の来客と館主,そして使用人達。4人の来客のうち,3人までが殺害され,さらに使用人のうちひとりも殺害される。
殺害方法もバカバカしく,ミステリの大家であるカーの傑作バカミスである「魔女が笑う夜」にヒントを得たというトリックなど