倉阪鬼一郎のレビュー一覧

  • 開運十社巡り 大江戸秘脚便

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    倉阪鬼一郎 著「開運十社巡り」、大江戸飛脚便シリーズ№3、2017.5発行です。安政6年(1859年)江戸から明治に変わる少し前が時代背景です。物語の舞台といえば、今で言いますと、「男女混合駅伝」でしょうか。警察(2チーム)、消防(2チーム)、郵便・宅配(4チーム)、タクシー、新聞(配達)の10チームで競います。走り手は5人、中3区は女性です。ピリッとしたものが欲しいですが、そこそこ楽しめますw。

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    2017年06月18日
  • 京なさけ 小料理のどか屋 人情帖19

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    時吉の師匠の長吉が若い頃に料理修業していた老舗京料理屋から若旦那が訪れる。その訳は女将と板長が客の事を考えず、形ばかりの心がこもっていない料理を出すので、料簡違いを嗜めて欲しい!と(゜゜;)そこで時吉が若旦那とともに京へ…
    時吉の事だから、上手くやるんだろう(^^)と楽観していたら、この女将と板長がとんでもない人達(--;)時吉でもどうにもならない時があるんだね~( ̄~ ̄;)まぁ最後は良い雰囲気で終わったけれど、女将と板長が心を入れ替えたのかどうか知りたい(-.-)

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    2017年05月25日
  • 走れ、千吉 小料理のどか屋 人情帖18

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    豆腐飯と千ちゃんの成長が楽しみなこのシリーズ(^^)♪今回はその千ちゃんが大活躍!生まれつき足の悪かった千ちゃんが走れるように(^o^)そして命を救うo(^o^)oその救われた人がさらに別の命を救う!本当に千ちゃんよくやったぞ(゜∇^d)!!

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    2017年05月22日
  • 殺人鬼教室 BAD

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    ネタバレ

     何かの折、狂気太郎さんの名前を知り、Booklive!で狂気太郎さんを検索して、この人の本もオススメです、みたいな感じで出てきたので試しに買ってみた……ような記憶があります。
     あと表紙買いしたかもしれないです。表紙の女の子が可愛い。けど表紙を描いた人の名前が見当たらない。くすん。
     エログロ。ひたすらにエログロ。
     人を殺し、殺し、性行為をおこない、そしてまた人を殺す。そういう世界で、それが当たり前の世界で、主人公であるユキには、ほんの少しだけ違う部分があるーー世界の秘密を知りたいと願う心が。
     そんなユキの心の移り変わりを軸にしつつ、彼女と関わった人間の移り変わりも書き込まれて行く。
     

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    2017年05月18日
  • 猫俳句パラダイス

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    ネタバレ

     倉阪鬼一郎さん「猫俳句のパラダイス」2017.1発行です。猫だらけの俳句(川柳)アンソロジーです(=^・^=) 俳句では①子猫らの逃げ場所となる書棚かな(いそむら菊)川柳では②泣き笑い我が人生は猫といた(戸部好郎)③猫といる時間がとてもやわらかい(玉利三重子) 作不詳で、④表札にネコの名前も三つ添え ⑤肩書の取れた余生を猫と生き ⑥世は愉しぞっこん愉し猫飼えば ーーーうちの猫も子猫の時は書棚が大好きでしたw。川柳は猫好きさんの思いを見事に表現してますね(^-^)ーーー
     倉坂鬼一郎「猫俳句パラダイス」、2017.1発行、再読。数百句紹介されています。私にとっては、俳句より川柳がぴったりきます

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    2017年03月28日
  • 若さま大転身 国盗り慕情

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    倉阪鬼一郎 著「国盗り慕情」(若さまシリーズ№7)、2016.10発行。飛川角之進は、「槙村若狭守斉俊」の名で美濃藩藩主に。藩主が藩士と共に歩く大名行列で、小田原の蒲鉾、由比のしらす丼を食べながら美濃に。領内をくまなく廻り民を激励。一方、おみつは王之進を産み、あまから屋を守りながら角乃進の帰りを待つ!

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    2017年03月19日
  • 走れ、千吉 小料理のどか屋 人情帖18

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    倉阪鬼一郎 著「走れ、千吉」、小料理のどか屋人情帖№18、2016.11発行です。横山町の「のどか屋」、このあたりには大川の流れだけでなく、人情も流れていますw。そして、のどか屋には、のどか~ちの~ゆき~しょう の四代も揃った猫たちが。今回は、のどか屋の時吉、おちよの息子千吉が主人公です。猫と料理と人情の物語、読めばのどかな気持ちになります(^-^) けど、ちょっとピリッとしたところも欲しいです!w

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    2016年11月29日
  • 大江戸秘脚便

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    1960年生まれの倉阪鬼一郎さん、ランニングが日課でマラソン、トライアスロンなどの大会にもしばしば出場され、また、料理上手とか~。「大江戸秘脚便」(2016.7)、新しいシリーズの始まりです。浜松町、飛脚問屋「江戸屋」と力めし処「あし屋」が舞台です。本作品はさしずめ準備運動といったところでしょうか~。小気味よい展開を期待しています(^-^)

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    2016年10月26日
  • 人情の味 本所松竹梅さばき帖

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    倉阪鬼一郎 著「人情の味 本所松竹梅さばき帖」、2016.5発行、江戸料理小説として新しいシリーズの始まりだそうです。「すし」「てんぷら」「そば」の店をそれぞれ近くに開いてる松吉、竹吉、梅吉3兄弟の物語です。シリーズ始まりですから、物語の舞台背景の説明でしょうけど、やたら登場人物が多いのにはまいりました(^-^)ストーリーは、料理でいえば「並み」の感じでそこそこ面白いのですが、しまりがないといいますか・・・「切れ味」不足と思います。「それで、どうしたのですか?」といいたくなりますw。失礼しました。

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    2016年10月23日
  • 天保つむぎ糸 小料理のどか屋 人情帖16

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    今回は千ちゃん大冒険!(^o^)のどか屋に泊まった醤油醸造元の主従の縁で、野田に行く事に♪同じく泊まっていた結城の紬問屋主従は何やらあやしい(-_-;)しかし野田から足を伸ばした先の結城で意外な事実が‼その事実にしんみり(--、)帰りの千ちゃん大活躍の大捕物もドキドキした(゜゜;)最後は仔猫も増え、いよいよ寺子屋に通いだそうとする千ちゃんの成長にほっこり(*´-`)

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    2016年07月08日
  • 桜と富士と星の迷宮

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    "そやから、わいは最後に謎を解ける。世界を背負ってるさかいにな。
    世界のない名探偵はかわいそうやった。それでどうやって名探偵をやれっちゅうねん。
    おなじような謎は、いくらでもあったな。
    人はなぜ館にこんなにも惹かれるのか?
    リアルでもフィクションでもええ。青年から年寄りまで、館っちゅうもんに妙に惹かれるのはなんでやろ?名探偵と同じで、館は世界を背負ってるからや。"[p.81]

    なんというか、面白かった。
    この人の本は他に読んだ覚えがないけれど、他もこんな感じだと思ってしまっていいのだろうか。

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    2016年05月28日
  • 江戸は負けず 小料理のどか屋 人情帖12

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    のどか屋人情帖12作目。また火事で焼け出されるわ、常連客は亡くなるわで一冊…商売再開出来るみたいだけどどうなるんだろ。マンネリだがしかし続きは気になるので…。猫達はよく大人しくいたよね。

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    2016年03月11日
  • 桜と富士と星の迷宮

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    帯に『驚異のトラップアートミステリー!』とありましたが、毎度お馴染み倉阪先生のバカミスシリーズ。埋め込まれた仕掛けを探しながら楽しく読みましたが、まさかまさか、アレをした上にあんなことをしてくるとは!!!(ネタバレるので詳しくは書けませんが…)
    不思議な空間『日本桜富士館』の謎から始まり、世界そのものが、伏線が回収されていく怒濤のラストは流石でした。
    (でも著者コメントにある通り、こんなん毎回書いてたらネタ切れもするよなぁと同意)

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    2016年02月23日
  • 心あかり 小料理のどか屋 人情帖11

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    のどか屋11作目。腕はあるが、心構えがいまいちな歳老いた料理人が現れて…何かもう一波乱があるのか心配してたが、なかったので拍子抜けというか…料理はたくさん出てきて美味しそうでしたが。

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    2016年02月11日
  • 若さま影成敗 あまから春秋

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    あらすじ(背表紙より)
    油揚げと牛蒡を一緒に炊きこんだ松茸飯に、大根おろしをたっぷりのせた秋刀魚の塩焼き、里芋の味噌汁、それに青菜の胡麻和え。白山から谷中に通じる団子坂に美味しい昼膳を出す「あまから屋」という見世が新しく出来た。料理人は、飛川角之進という旗本の三男坊。一緒になった町娘おみつと二人で営んでいる。将棋の腕は無双、剣の遣い手の彼の元には、江戸市中で起きる難事件が持ち込まれて…。書下し時代小説。

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    2016年01月04日
  • 若さま闇仕置き 狐退治

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    あらすじ(背表紙より)
    暑い夏。冷やしうどんに胡麻豆腐をのせ、青紫蘇と茗荷を薬味に食べる一品に始まり、穴子の八幡巻き、鰹膾など、季節にあわせた美味い料理を出す湯島三組町の田楽屋。そこで修業中の若侍飛川角之進は、湯屋の娘おみつと一緒になるため、お互いの両親から許しを得ようと決意した。その矢先、角之進は、江戸を騒がす、黒狐のお面を被った兇悪な押し込みについて、岡っ引きから相談され…。

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    2015年12月30日
  • 五色沼黄緑館藍紫館多重殺人

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    ネタバレ

    なんともバカバカしく,かつ,強引なトリックが,なんともいえない読後感を醸し出す,ザ・バカミスといえる作品。作者がバカミスを作ろうとして作ったバカミスは,寒い仕上がりになってしまうことが多いが,少なくとも寒い仕上がりにはなっていない。まごうことないバカミスとして,読み終わったあとに,なんともいえない気持ちになってしまう作品である。
    黄緑館と藍紫館という二つの館に正体された4人の来客と館主,そして使用人達。4人の来客のうち,3人までが殺害され,さらに使用人のうちひとりも殺害される。
    殺害方法もバカバカしく,ミステリの大家であるカーの傑作バカミスである「魔女が笑う夜」にヒントを得たというトリックなど

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    2015年12月01日
  • 希望粥 小料理のどか屋 人情帖10

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    第十弾
    今回も火事から立ち上がる江戸庶民、そして悪辣に子供を金もうけに使う悪党、巻き込まれた我が子を助け、新たなメンバーも

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    2015年10月12日
  • 命のたれ 小料理のどか屋 人情帖7

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    第七弾
    神隠しにあった近所の娘、関東大震災からタイムスリップしてきた子孫、伝統の 味付けを引き継ぎ、時の番人によりめでたし

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    2015年10月12日
  • 面影汁 小料理のどか屋 人情帖6

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    第六弾
    隠密の安藤満三郎に依頼された出張料理、そこは江戸城、で将軍。
    ふと耳にした事から命を狙われることに

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    2015年10月12日