【感想・ネタバレ】走れ、千吉 小料理のどか屋 人情帖18のレビュー

あらすじ

夜中に宿の床を出た客、思い詰めた顔で大川へ。
気づいた千吉が追う!

死にそこなった素人落語家浅草亭夢松は元乾物屋の主。身投げ騒動の続く大川端に「動く自身番」の旨い物屋台を出さないかと誘われて…。

元大和梨川藩の磯貝徳右衛門は侍を捨て、料理人時吉となった。女房おちよと旅籠付き小料理のどか屋を開き人気を博している。そんなのどか屋に素人落語家で元乾物屋主の元松が宿をとった。夜ふけて元松は起きだし、思い詰めた顔で大川に向かった。これに気づいた、のどか屋の一人息子千吉は後を追う。不自由な左足で必死に走る。噺家のおじちゃんが死んじゃう。

《本書に登場する小料理》
・加丹生煮(かにぶに)蟹と蕪 ・蛤の酒蒸し
・寒鮃の竜皮昆布巻き ・牡蠣飯 ・牡蠣の浅草揚げ
・昆布の寿揚げ ・鯛の雪化粧蒸し ・細魚の糸造り
・牡蠣大根鍋 ・寒鰤の照り焼き

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生あらばこそ

千吉が、宿屋を抜け出して身投げをしようとした男を、走って追いかけて助けた。「生あらばこそ」美味しいものも食べられるし、人助けも出来るし、他人の人情も心にしみる。

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2021年04月26日

Posted by ブクログ

第十八弾
これも久しぶりに読むので登場人物の把握が今一つ、特に女性の平仮名の名前、シリーズ物ではどれでも
暗い中に足に障害のある子供の逞しさ
生きる希望を失った者の生きる活力は?

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2019年04月07日

Posted by ブクログ

豆腐飯と千ちゃんの成長が楽しみなこのシリーズ(^^)♪今回はその千ちゃんが大活躍!生まれつき足の悪かった千ちゃんが走れるように(^o^)そして命を救うo(^o^)oその救われた人がさらに別の命を救う!本当に千ちゃんよくやったぞ(゜∇^d)!!

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2017年05月22日

Posted by ブクログ

倉阪鬼一郎 著「走れ、千吉」、小料理のどか屋人情帖№18、2016.11発行です。横山町の「のどか屋」、このあたりには大川の流れだけでなく、人情も流れていますw。そして、のどか屋には、のどか~ちの~ゆき~しょう の四代も揃った猫たちが。今回は、のどか屋の時吉、おちよの息子千吉が主人公です。猫と料理と人情の物語、読めばのどかな気持ちになります(^-^) けど、ちょっとピリッとしたところも欲しいです!w

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2016年11月29日

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