あらすじ
江戸で唯一、初めての旅籠付き小料理屋! 新たなる挑戦が始まる。
大火で焼失したのどか屋の思いもよらぬ再建策――!
辛い坂道で後ろから荷を押してくれるような料理屋の宿に、訳ありの家族客が…。
侍を捨て江戸に出て料理人となった時吉と女房のおちよの岩本町の小料理のどか屋は、大火で焼け落ちた。紆余曲折があり、さまざまな人の助けも得て、のどか屋は横山町に旅籠付きの小料理屋として再開することになった。辛い坂道で後ろから荷を押してくれるような料理が評判の「ほっこり宿」に安房の館山から来たという、なにやら訳ありの三人の親子連れが草鞋をぬいだが……。
******今回登場するお料理******
◎砂金(さきん)寿司 ◎豆腐飯 ◎鰯の蒲焼き
◎枝豆のかき揚げ ◎鮎の胡椒酒焼き
◎蛤寿司 ◎小竹葉豆腐 ◎かくや丼
◎穴子の八幡巻き ◎鰹のいぶし造り
◎夕鯵なめろう ◎鱸の蓼味噌焼き
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感情タグBEST3
良いねぇ
ちょっとした悪人も出てきたけれど、概ねほっこりした人情話だったので、心がほっこりした。和気が満ちる。笑顔が溢れる。料理の描写が、細かく生き生きしていて、直ぐ傍で、見ている様な気になる。食べられないのが、残念。
Posted by ブクログ
火事で焼けた「小料理のどか屋」の跡地を「細工寿司とおにぎりの小菊」へ譲り、別の場所に旅籠つき小料理「ほっこり宿のどか屋」として再出発!(^^)今回ものどか屋で働いてもらう人の面接、訳ありのお客様などいろいろあるけれど、傲ること無く生真面目に生きていれば全て良い方へ(^^)v