感情タグBEST3
和気が満ちるという言葉は、良いな。その場がほっこりする感じが、伝わってくる。
時吉(あえて、こちらの名で)も、もう逃げ隠れしなくても良いんだ。良かった。良かった。涙有り、笑い有りの話も、続いていくんだ。こちらも、楽しみだ。良かった。
Posted by ブクログ 2014年04月17日
★4つ、面白く読めた。出てくる料理は思わず作りたくなるような、庶民の料理。今までの時代小説に感じなかった、その時代の暮らしぶりが描かれていたのが気に入った。
Posted by ブクログ 2012年11月22日
小料理屋のお話なんだけど、料理は一つのお話の中にちょっとしたスパイスみたいに添えられてる感じもありですね。
お話の一つ一つが全部話して完全に閉められてる感じじゃなくて、いい方向に向けるように書くからあとは読者の想像次第な感じもいいですね。
あまり有名な作品じゃないけど、読みやすくて好きです。
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ただ、おちよさんの俳句は、私的にはちょっといらないかなァ~と。
Posted by ブクログ 2012年11月03日
元武士の主人公がある事情から町人となり、料理人として生きていく話。
血なまぐさい事件はなく、日常の小さな事件や出来事が軸。
主人公が町人にならなければならなかったある事情は、最後の章で明らかになる。
最初は全く触れられていなかったので、すっかり忘れていたが、先に全部説明されるより後出しされた方が読み...続きを読むやすい。
結構じわじわと泣けてくる話が多いので、外で読む際はお気をつけて。
Posted by ブクログ 2010年12月18日
わけあって刀を捨て、今は市井の料理人として包丁をふるう時吉。
恩人であり、料理の師匠でもある長吉の教えは、まるい味で、ほっこりするような料理を心をこめて作ることだった。
普段時代小説はほとんど読まないが、食べ物の話となると、別。
あたたかい料理が、胸に沁みる一冊です。