倉阪鬼一郎のレビュー一覧
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三崎黒鳥館白鳥館――
黒と白の二つの館には大きな隔たりが見えていた。 黒く蠢く犯人は如何に殺人を、瞬間移動を行ったのか・・・。
「五色沼」と並んで倉阪ミステリ最高傑作。
倉阪氏に許された唯一無二、特権的な作品。Posted by ブクログ -
五色沼黄緑館藍紫館―――
落成パーティに招かれた文化人方々。 事情も呑み込めず密室状態になった屋敷で起きる急転直下の連続殺人の真相は?
仰々しいタイトルですが例の如くあのシリーズです。 全力で遊んでます。Posted by ブクログ -
マジでやられたミステリ リスト作品
倉阪鬼一郎のノベルス版ミステリ小説は入手困難なイメージ
というわけで著者初読み
〜ざっくりあらすじ〜
隣接する2つの館で行われる不可能犯罪復讐劇
〜感想〜
特徴的な文章に違和感があったが、なにぶん初めて読む作家なので作風なのかと
やたらと「この表現は〇〇ト...続きを読むPosted by ブクログ -
初倉阪鬼一郎。紛れもないバカミスで、呆れながら大爆笑。バカすぎてもはやミステリという枠組みを超え、一ジャンルを形成してしまっているような。とにかく凄まじい狂気と才能を感じる。人を選ぶだろうが結構好きだったので、この作者はもっと読みたい。Posted by ブクログ
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最初は のどか屋の福猫 ちの の訃報( ´△`)でもその後は幸せいっぱいの今回(*^^*)あの千ちゃんが嫁取りを…(´_`。)゙あんみつ隠密、いい事言うなぁ(^^)格好い~いヾ(@゜▽゜@)ノPosted by ブクログ
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Twitterでちらほら見かけたので気になって読みました。短編13編収録。穏やかな日常が『何か』(悪意、恐怖、妄想など)によって侵食され、乱され、崩れていく。無一文の美青年に親切にしたゆえに彼の家族に家を乗っ取られてしまう「銀の仮面」、嫌っていた相手が死んでしまうと急に親しみを感じるようになる「敵」...続きを読むPosted by ブクログ
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「ふぁんたすまごりあ」の使い方は想像どおりだったけれど、それが引き起こした結果はちょっと酷すぎやしないか。まぁ同じ穴の狢だろうとは言っていたけど。
3巻目にしてようやく明るめの仕舞い方をしたんじゃないかと思います。Posted by ブクログ -
江戸の人たちのたくましさが描かれた巻。
災害に見舞われてもそこから立ち上がる姿は、現代のわたしたちも見習うべき姿だと思う。
美味しくて温かいものを食せば、力が湧いてくるんですね。
開国へ向けて、世界がうねりをあげるような江戸末期。南蛮は敵だと考える人たちもいるであろう場所で南蛮料理を生み出して振...続きを読むPosted by ブクログ -
倉阪鬼一郎 著「桑の実が熟れる頃」、南蛮おたね夢料理シリーズ(五)、2017.7発行です。アイダホの農家から軍人になり軍艦で日本に来たトマス・ホジソンが、病気でアメリカに帰れなくなり、おたねの両親の診療所で養生することに。トマスがアイダホにいるお母さんの懐かしい料理「ハックルベリーのパンケーキ」が食...続きを読むPosted by ブクログ
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ランニング、料理、将棋、俳句・川柳、猫などがお好きな倉阪鬼一郎さん、若さまシリーズ№8「諸国を駆けろ」、2017.8発行です。著者の得意な分野をぜんぶ網羅したハッピーエンドの作品と言っていいと思います(^-^)読みやすく楽しめました。Posted by ブクログ
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ピクトマンシ-、すなわち絵画魔術というものが文学上にあって、最も有名なものは、『ドリアン・グレイの肖像』であろう。従って、ほとんどのピクトマンシ-は、ゲームに登場するものを含め、「あるものを絵の中に写すことにより、その対象を封じ込めたり操作する」というスタイルをとっている。
本作のなかのピクトマンシ...続きを読むPosted by ブクログ