倉阪鬼一郎のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
「純度120%の恐怖譚」とは言いえて妙。それぞれにテイストの違う物語が集まって、そしてよりいっそう怖くなる。これぞ恐怖小説! 著者近影のミーコちゃんが、ちょっと和ませてくれますけどね。
好きなのは表題作「鳩が来る家」や「天使の指」。オーソドックスなホラー、といった感じ。だけど中でも一番凄まじいのは「蔵煮」。タイトルからして、わけのわからないぞくぞくした感じをうけるし。なんといってもこの表現の気持ち悪さは一流かも。とりあえず、こんな缶詰を目にしても、手にとってはいけません(笑)。
「緑陰亭往来」は、逆に静かな恐怖を醸し出す一品。この雰囲気は非常に好き。じっくり読み込むのが良いなあ。 -
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Posted by ブクログ
なんだろ…驚きというより、すんごい労力の振り幅ッ!って思ったのが、印象に残った。笑
五色沼の唐草模様に彩られた黄緑館、藍紫館で各界の文化人を呼び、落成パーティーが開かれ、次々と起こる殺人事件。
なんら普通の推理小説と思いきや、中盤から一気に毛色を変えてくる。
ミステリーの中でもバカミスと言われるジャンルで、確かに良い意味でくだらねぇ笑…と言いつつも、そのバカミス愛を全力で出し切って来る、作者には感服するし、今まで読んだミステリーの中でも異彩を放つ物語の構成は新鮮味があり、なんだかんだで楽しめた。まあ〜これは好みが分かれそうな作品だが、個人的には面白かった!