倉阪鬼一郎のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
「純度120%の恐怖譚」とは言いえて妙。それぞれにテイストの違う物語が集まって、そしてよりいっそう怖くなる。これぞ恐怖小説! 著者近影のミーコちゃんが、ちょっと和ませてくれますけどね。
好きなのは表題作「鳩が来る家」や「天使の指」。オーソドックスなホラー、といった感じ。だけど中でも一番凄まじいのは「蔵煮」。タイトルからして、わけのわからないぞくぞくした感じをうけるし。なんといってもこの表現の気持ち悪さは一流かも。とりあえず、こんな缶詰を目にしても、手にとってはいけません(笑)。
「緑陰亭往来」は、逆に静かな恐怖を醸し出す一品。この雰囲気は非常に好き。じっくり読み込むのが良いなあ。 -