倉阪鬼一郎のレビュー一覧

  • 猫俳句パラダイス
    猫の俳句集ということで非常にポカポカとした気持ちで読むことができた。

    猫とはなぜこんなにも癒しを与えてくれるのだろうか。
    友人宅の家に行った時、昔近所の野良猫を見たり、触ったりした時、動画で見る時、あるいは想像したりしているだけでとても癒される。

    様々な視点から猫がありのままに活き活きと描写され...続きを読む
  • 三崎黒鳥館白鳥館連続密室殺人
    黒鳥館と白鳥館で繰り広げられる連続密室殺人事件

    バカミスとして有名なのは知ってたけど
    ちょっと方向性が違ってた

    確かにトリックというかはバカミスではある
    蘇部健一「六枚のとんかつ」のような雰囲気かと思ってたんだが、それ以外の仕掛けは作者の狂気ですよねぇ

    去年末からこの手の本を何冊か読んでいるけ...続きを読む
  • 人生の一椀 小料理のどか屋 人情帖1
    事情があって町人になって料理人となる。
    なかなか難しいが、ちゃんと人のことを思いやれる素敵な料理がとても癒されました。
  • 銀の仮面
    表題作のみ読んだ。
    偽善に生きる時ってそれでかすかに気持ちよくなったりするよね。特にいかにひどい境遇の人であるかとか、美しい人に対して偽善をする時の気持ちよさ。なんなんだろうかあれは。優越感なのかな。
    そういう自分にも確かに存在する愚かな感情を肉ごと抉り取られるような感覚になった。

    海外文学はなん...続きを読む
  • はじめてのトライアスロン
    トライアスロンに興味を持って最初の入門書として読みました。
    内容は期待以上に濃くて面白かったし、折に触れて読み返してこれから自分もトライアスロンを楽しみたいと感じました。

    トライアスロンの歴史から始まり、筆者自身も全くの初心者からスタートしたこともあってか、その体験談には失敗とそこからの反省・学び...続きを読む
  • 三代目誕生 小料理のどか屋 人情帖33

    元気で、幸せになる料理

    寒い時に、ほっこり、温かくて、元気が出る、そんな料理を、食べたら、病気知らず。色々な幸比べに、万吉が付く具だくさん料理、幸せが、一杯詰まっている。読めば、お腹が、空いてくる(笑)
  • 江戸 早指南 小料理のどか屋 人情帖31

    ほっこり

    和気が満ちる…どこか唄うように言う…そういう場面には、心が、ほっこりする。
    料理早指南書の作成、大和梨川藩主のお忍び、藩主が、悪人に狙われるという一幕は、有ったものの、ほっこりと話が進み、長吉の旅も、後一件訪ねたら、終わりそうだし、良きかな…。
  • 幸くらべ 小料理のどか屋 人情帖32

    おめでた続き

    のどか屋にも、三代目が産まれる。おめでた続きで、名前も吉続きで、吉が一杯で、上々吉!世の中が平穏で、美味しいものが食べられて、皆が幸せ。
  • 新春新婚 小料理のどか屋 人情帖30

    良いねぇ

    猫縁者が、広がっていく。先に、虹の橋を渡って行った猫達も、向こうで、待っている。そう思うと、見送るのも、寂しくない。
  • 光と風の国で お江戸甘味処 谷中はつねや

    皆、頑張っている。

    音松は、紀伊玉浦藩にて、銘菓作りに成果を上げ、また、江戸に帰って来た。はつねやは、所帯を持った巳之作、おすみ夫婦と、おはつが、守って居て、猫のきなこに子供も出来て、賑やかになっていた。頑張っている人達が、出てくると、元気を貰える気がする。皆が、頑張って居て、美味しそう。そういう話が、好きだな。
  • 思い出菓子市 お江戸甘味処 谷中はつねや

    美味しそう

    田端村の音松の家族が泊まった、横山町の、朝ごはんに、美味しい豆腐飯を出す旅籠って、あそこかな?(笑)
    やはり、美味しい食べ物と、頑張る人達が出てくる話が良い。
  • かえり花 お江戸甘味処 谷中はつねや

    わぁ、食べたい。

    この作者の食べ物の話は、良いなぁ~~。和気が満ちるっていう言い回しも好きだなぁ。出てくるお菓子が、また良いな。食べてみたくなる。
  • 五色沼黄緑館藍紫館多重殺人
    倉阪鬼一郎先生にしか書けない作品!!!
    ここまでバカミスを貫いてくれると、もう芸術ではないだろうか!!
    無駄な(←褒め言葉)労力を込めて作り上げてくれた作品であることは間違いない!!
    最初の1ページ目いや、それより以前に既に倉阪ワールドに入っていた笑
    全ての人にオススメはできないですが、やっぱり大好...続きを読む
  • 人情めし江戸屋 死闘七剣士
    今回は、妖術も絡み結構重い内容で、ドキドキしながら読みました。でも、飯屋は相変わらず美味しいし、篭屋は繁盛しているだけでなくお役目にも一役買っているし。
    こんな飯屋が今の時代にあれば、毎日通うのに・・・と思ってます。
  • 三崎黒鳥館白鳥館連続密室殺人
    「バカミス」初挑戦!!!
    「嘘やん!ありえんよ、これ笑」とは思ったが、面白かった!
    みんながみんな面白いと思わないと思うが、私は結構好きだった(*゚▽゚*)
    本という媒体を全力で遊びきっている感じ!!
    普通のミステリーに少し飽きている人、ちょっと頭を使うのに疲れちゃった人にオススメです笑
    声を出して...続きを読む
  • 人情めし江戸屋 剣豪同心と鬼与力
    初めて時代劇小説を読みました。

    江戸屋というご飯屋さんのお膳の描写が生き生きとしていて、読んでいてお腹が空きます。美味しい炊き込みご飯が食べたくなる。

    終盤、武家の黒島が復讐に燃える場面で、その小者が遣いとして偵察をしている姿が書かれていましたが、ここは曖昧に、最後に伏線回収という流れだったらな...続きを読む
  • 幸くらべ 小料理のどか屋 人情帖32
    今回の捕り物はやけにアッサリと片付いたな(^^;)そして増えていく猫とのどか屋ファミリー(^o^;)次回はいよいよ三代目誕生か?
  • 新春新婚 小料理のどか屋 人情帖30
    よ組(火消し衆)の甚句が大好き(^o^)今回は長吉の旅立ちと千ちゃんの祝言で二回も聞けて嬉しい♪話は新婚さんの甘々話の一冊かな?と思っていたら、荷車引きが暴走する「あおり組」が出たり、子猫の貰い手を探したりといつもの のどか屋 でした(*´∇`*)
  • 若おかみの夏 小料理のどか屋 人情帖29
    祝言はまだだけれど、主役は二代目千ちゃんと許嫁の およう ちゃん(*^^*)この話が始まった頃は千ちゃんの両親がまだ祝言を挙げていなかったのにねぇ(*´ー`*)のどか屋の縁の人達や福猫達が多くなりすぎて把握が…(--;)
  • まぼろし成敗 八州廻り料理帖

    気分爽快

    料理屋と八州廻の二足のわらじ。料理の腕前も、剣術の腕前もたち、美味しい料理も作るが、凄腕の刀さばきで、悪人を成敗する。気分爽快。